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大学は分かり易い方が適切なのか?

後期の授業が始まる。

そこで毎回気にするのは、「そんなに難しくしないよ」とか「単位は取れます(笑)」とか、そういう発言。成績評価に関して言及するのは当然かもしれないけど、どうにも、「単位は大丈夫ですよ」という発言が多い気がするのは気のせいだろうか?

ここでいつも思うのは、解り易い講義、取りやすい講義に、そんなに価値があるのだろうかという疑問だ。最初から分かり易い講義なら、そもそも受ける必要すらないものじゃないかとすら思われる。

これはもちろん私個人の意見の域を出ることはないので、真剣に受け取る必要はない。さて、大学で行われる講義は、解り易いものであるべきなのか。(ここで、単位さえ取れればいいという類の輩は、排除させていただく。)

まぁこのような文章を連ねているのだから、そうではないと言いたいのだということは予想できるだろう。大学はそもそも、数寄者というか、万人という万人を対象としたわけではないのだから、誰彼にでも理解しやすいという方がおかしいというわけだ。

例えば、「僕のヒーローアカデミア」という大学の講義があったとして、登場人物の名前を軽く確認して、個性を確認してというだけで終わるような講義は、十分なものとは思えない。

同じく僕のヒーローアカデミアを例にするならば、個性、性格、生れ、心理状態、情勢、正義と悪、そういったものを包括的に学んで、「僕のヒーローアカデミア」の単位をあげたいまである。

大学の学費は高すぎる。マジで。

幸運なことに親に払ってもらっている私は、その額を見るたびに、生半可な態度で大学の講義を受けている余裕は無いと感じる。ただ単位を取るのではなくて、その内容をこの身体に刻み込むまで、まじで学ばなければいけないとさえ感じている。例えそれが、それ自体が、無駄だと揶揄されようと、一意専心を胸に、学ばずしてどうしろというのだ。

たった半期。それで50万!? まじかよ・・・。テキトーにこなすってレベルじゃねえぞ。こんなん。

ということで、なるべく大学の講義はハードなものを選ぶようにしているよということをいいたかったが、随分前置きが長くなってしまった。



今日も大学生は惟っている。



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