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アリストテレスさん。「考える」って何ですか?

「考える」

一口にそうは言うものの、その「考える」が持つ意味・本質を「考え」ているのか?と思ってしまう。

もし、考え考えろという奴が「考える」ことについて考えていなかったら、問い詰めてやりたいが・・・。


では

「考える」ことについて考えてみよう。

早速だが

ここでアリストテレスさんについて、引用をしよう。

実際彼は、歩きと思考のメカニズムにとどまらず、政治はどうやって歩くか、天体はどうやって歩くか、気候はどうやって歩くか、生命体がどうやって歩くか、感情は、魂、文学や詩は、演劇や舞台芸術は‥‥‥、を懸命に知ろうとした。(ロジェ=ポル・ドロウ、2018、57)

諸学の祖、アリストテレス。

彼は哲学という括りに縛られず、(そもそもそのような意識すら無かったかもしれないけれど)あらゆる学問知(エピステーメー)を得ようとした。

彼が、「考える」ことはどういうことかを如何にして答えるかは定かではないけれども、

私の推測では、「物事の原理を探ること」なのかもしれない。

つまり、「原理(アルケー)を探ること」なのやもしれぬ、ということになる。

表層の部分に囚われるのではなく、その質料は何か?仕組みは何か?形相は何か?を問うこと。

もちろんこれは特定の考えに過ぎぬ。誰からも了解を獲得できるようなものに如かず、だ。


さて、次は一体誰の知を借りようか・・・


今日も大学生は惟っている。

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