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雨の日横須賀写真観光ガイド

雨が水彩した日の写真まとめ

ガイドなんて言っておきながら、自分が雨天に寄りたくなった場所で写真をとっただけの記録です。おおよその撮影場所とオススメポイントを添えておきます。
twitterを一番利用しているので、ツイートにあげた写真もあります。まだフォローされていない方、パケットの許す方はよろしくです→@uwaq217 (www.twitter.com/uwaq217)


a / 鴨居港

小さな小さな港です。ドブ川もあるので特別きれいではありませんが、秋から冬に打ち上げられた海藻が雨に色彩を放ちます。砂浜奥で狐色に枯れた草花と朱色の海藻、沖にある一文字の堤防と灯台、打ち捨てられた小型ボート、湾曲した波打ち際、夜の不良少年など小さいながら港という響きの要素が詰まっている海岸です。
小さく、あまりパッとしないので普通の観光が好きな方には「はっ?」と言われそうな風景です。正直汚い日もありますが雨の秋冬に素朴な魅力を発揮する場所です。

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b / 観音崎

横須賀で一番有名な海岸かも知れません。夏には近寄り難いほど人が訪れますが、風雨の厳しい日は人気もまばら。道路に面した砂浜から始まる海岸で、バス停や売店のある小さなロータリーの味気なさが魅力。知名度に反比例し、きらびやかとは言えないくすんだ輝きが雨天の午後に溢れ出します。

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c / 大津港裏〜海釣り公園

大通りから一本裏へ入った海側の小さな道です。この道から見える景色はユニクロも青果市場もドンキーホーテもパチンコ屋さんも全部裏口です。岸壁越しに東京湾の人気な無人島猿島が望め、土日に賑わう海辺釣り公園も視界に入ります。みんなが楽しんでいるのを遠巻きに眺めるあなたにぴったりな陰鬱な滋味の漂う道です。海だけがいつもこちらへ打ち寄せてくれるのを確認することもできます。華のない花器の底を眺めてほくそ笑むような楽しみが雨後の岸壁に露わになります。(2021年12月現在絶賛工事中で一段と人気が減りました。)

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d / 平成町モール

遠目から控え目に見ても大手のスーパーや家電量販店が日本の縮図的につまらなさを演出していますが、駐車場や屋上、エスカレーターの斜窓(車窓?)から眺める景色は日本中で眺められそうでいて、非日常的な発見があったりもします。撮影した日は展望室で太極拳のレッスンが行われていて驚きました。晴れた日は屋外で行われるのか気になるところです。


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以上で雨の日の横須賀写真観光ガイドを終わります。
また雨の機会があれば別のルートを撮って回りたいと思います。

では、また。

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