バタフライエフェクトを実感した3つの出来事
バタフライエフェクトを感じたことは何度かある。
結果論と言ってしまえばそうだが、小さな出来事・決断で結末は本当に変わると思う。
今回は、特にバタフライエフェクトを感じた過去の3つの出来事を書いている。
エピソード①:スタバでホワイトモカぶっかけられ事件
1人でスタバにいた。
コーヒーとシナモンロールを頼み、iPadでTVerを開きながら本を読んでくつろいでいた。
1人用の席が横並びで8席ほど連なっており、真ん中の席に座っていた。
そこまで広い店ではなかった。
いきなり、ホワイトモカが私の顔、座っていた机、床、鞄、本にかかった。
かなりの量。カバンはビショビショ、履いていたジーンズも冷たく感じた。
右隣の人の机にあったホワイトモカを、通りすがりの女子高生が倒してしまい、それが全て私にかかったのだった。
何がこのホワイトモカの飛沫を酷くしたかって、隣の人のカップが店内用のグラスのカップだったこと。蓋がなかったから、中身が全部飛び出ていた。
グラスを倒してしまった女子高生には死ぬほど謝られた。
左隣のおばさんはウェットティッシュを貸してくれて、一緒になってカバンを拭いてくれた。
店に入ったとき、座る席にすごく悩んだ。
1番ドア側の端の席か、真ん中の席か迷った挙句、真ん中の席に座った。
端の席に座っていたら、ホワイトモカもかかっていなかったのかな〜。
なんて思ったり。
(ホワイトモカはアイスだったので、火傷は大丈夫でした)
エピソード②:満員電車でゲロぶっかけられ事件
この事件があったからこそ、上記のスタバ事件なんて屁でもなかった。
ゲロを右上半身とカバンの中に吐き散らかされるより全てはマシ。
これは昨年の6月に起こった。
出社していた日の帰りの電車。
時間は20時ほど。最寄りの駅で降りようとしていた瞬間だった。
その日はほぼ満員電車。最寄り駅も利用者はかなり多い。
電車の扉が開いた瞬間、1人のサラリーマンが人を押し分けて車両奥からホームに出ようとした。
押し分けて出ようとした瞬間、彼はゲロを吐いた。
彼がまだ車両から降りきらないうちにゲロを吐いたこと。
そして、彼が満員の中で人を押し分けて急いでいたからこそ、余計にゲロが散らばった。
車両内にも、ホームにもゲロは散らばっていたし、何より私がどの誰よりもゲロがかかっていた。
右上半身にゲロが全部かかり、右肩に懸けていたトートバッグもかなりの被害だった。
カバンの中もそのポケットの中も悲惨な状況で、衝撃のあまりしばらくホームで立ち尽くした。
私以外に、もう2人くらいも被害者だった。
ゲロを吐いた彼はホームで蹲っていて、まだ吐いていた。
私はボーっとしながら改札口まで上がり、吐いている彼への救助のために駅員を呼んだ。
そのときに衝撃だったのは、私以外の誰も駅員を呼んでいなかったこと。
正直ダメもとで駅員に声をかけていた。流石に誰か既に呼んでいるだろうと思っていたから。
そこそこの人数が降りる駅だし、何より満員だったので、特にその日は利用者が多かった。
いや、みんな状況を見てたよね・・!?
1人くらい駅員呼ぼうよ・・!?
そんなに全員が全員、急いで家に帰らないといけないのですか・・!?
あまりこんなことは言いたくないが「東京って無慈悲だな〜」と感じた日だった。
その日は、オフィスで残業していた。
まだ仕事をしている私を見かけた帰宅しようとしている同期の2人が私の席まで来て、3人で少し話した。
その2人から声をかけられた時間に一緒に帰宅していれば、電車の時間が違ったし、ゲロもかからなかった。
そんな風に感じた。
エピソード③:休職によって免れた社内政治
まだ休職中なのだが、近々退社することを決めた。
人事にも話済みで、退職手続きを進めている段階だ。
(このことについてはまた別で書きます)
人事との復職面談の前に、お世話になっている先輩に相談の電話をした。
休職した瞬間に、話を聞きつけて連絡をくれていた人。
3月になってようやく返信しようと思えたことから、先輩とは連絡を再開していた。
その先輩は既に転職している。
私は既に退職の意をほぼ決めていたが、客観的な意見や転職についての話を改めて聞きたかったので、電話した。
その電話で先輩から伝えられたのは、今の会社のカオスな状況だった。
転職しているので全てを知っているわけではないが、私に伝えた方がいいことがいくつかあると言って教えてくれた。
私の部署は、私が休職しているこの4ヶ月間でマネージャーが3人も辞めていた。
元々人手不足なのに、その状況はさらに加速していたし、何よりただの現場社員ではなく、マネジメント層が短期間に3人も辞めいていくのはなかなかカオスな状況。
また、休職前に異動したいと思っていた部署が崩壊していた。
部長、マネージャー、現場社員、私の部署の辞めた人数以上の人がこの4ヶ月間で辞めていることがわかった。
その部署へは、今年のいつからは異動したいとずっと希望を出していた。
もし休職せず予定通りその部署に異動していたら・・・。
どうなるかはわからないし、どうなっていたかもわからないが、休職することも意味はあるし、次は良いバタフライエフェクトを起こしていきたい。
エピソード③の関連記事
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?