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少しずつ書評を書いていくその1『コールドスナップ』
舞城王太郎って知ってますか。ぼくにとっては『阿修羅ガール』を読んでちょうどいまみたいに改行のないくだらない感想をmixiに書いて以来、常に気にかかる作家の一人なんですがみなさんご存知ですか。ノーベル一行目賞があったら確実にあげるね、ぼくだったら、って作家なんですがどうでしょう(ちなみに冒頭は「減るもんじゃねーだろと言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。 返せ。」)。そんな彼
もっとみる読みかけの漫画を読んだので書評を書きます
惡の華を読んだ。ボードレールじゃない。ボードレールなんて読んだこともない。フランス文学なんて触ったこともない。触ったこともないなんて言いすぎたけれど読み終えたことはない。一番好きな映画は大人は判ってくれないだなんて言ってもほとんど観たこともない。トリュフォーなんてその1,2回しか観たことない。押見修造の漫画をずっと読みかけていた。今夜練馬高野台駅前のブックオフで全巻読んだ。わなわなとふるえた。眼を
もっとみるデザインについての走り書き(投げ銭制だよ)
きょう、HuluでTOP DESIGN というインテリアデザイナー版American Idolみたいな番組をみた。
その中で、最初に脱落してしまった2人の女性デザイナーに対してコーディネーターがこう言っていた。
「デザインは主観的なものだから。勝負になれば誰かが負ける。」
後半はまあいいとして、あとジムで走りながら見てたから日本語訳しか見ていないのだけれど、僕はデザインは決して主観的なもので
無題(はじまり)
現代アートってけっきょくのところ何なの?
って、よく妻に詰められる。私の書く落書きと、何が違うの、って。ぼくは美術史学徒の端くれだったけれど、妻の言いたいこともよくわかる。
http://blog.livedoor.jp/sincos_suugaku/archives/51897279.html
この話をするとき、いつもこのコピペを思い出してる。
アートって言葉には、アートでないもの、アー