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雲を掴むようなはなし の始まり/はじめてのnote
ついに、この度noteをはじめることにしました。
どうしてそうなったのかと話すだけで、今回の記事は終わってしまいそうな気もするのですが、物事は「最初が肝心」と言ったりもするものですから、自分の記憶に残しておくためにも簡単に話しておくことにいたします。
noteをはじめたわけ
わたしは関西出身のまぁまぁいい大人なのですが笑、
この春から新しい夢を掴むため(このお話もおいおいできたらいいな)、仕事を辞めて上京してきて東京にある1年制の専門学校に通っております。
4月から授業が始まり早くも2か月ほどが経過したのですが、新しい環境、新しい出会いとなると自ずと訪れる機会が「自己紹介」ですよね。
そもそも大の人見知りなわたしにとって、大勢のはじめましての方々に自分のことを話すことはとても難しいことで…これまでもなんとか当たり障りのないことを簡単に話して自己紹介をやり過ごしてきました。
そんななか、一つの授業で「自己紹介」を極める的な内容のものがあり、改めて自分プロフィールを作るような時間が設けられたのです。
「これが好きです」「これについては語れます」「普段何をしています」などのいくつかの項目に分かれたプロフィール表を埋め始めたのですが、
「これが好き」 (映画鑑賞・読書・韓国カルチャー)
「これについては語れる」(映画かな?)
「普段何をしているか」(家で、映画を見てる?)
・・・・・まって、こんなにつまらないプロフィールがあるだろうか。
こんなの誰にでもかけるし、わたしの個性はどこにあるというのか?
しかも、確かに映画は大好きで毎日のように観てはいるが、だからと言ってものすごくマニアックなところまで語れるほどではないのにこのプロフィールから読み取れる個性といえば、どこをどう探しても【映画愛好家】くらいだ。
そうです、改めて自分が苦手だったのは「自己紹介」でも「人前で話すこと」でもなく、「自分を知る」ことだと思い知らされたのです。
それでも日々を生きている中で、 これ好きだな とか これが得意だ と思うことはそれなりにあって、わたしってこういう性質だな と感じる瞬間だってある。けれどもそれらを改めてうまく言葉にできないのは、やっぱりまだまだ自分を知らないからだと思ったのです。映画についてマニアックに語れない理由と同じで、語れるほと詳しくはないから。
ここまで考えて、いやいや自分が自分について語れるほど詳しくないなんてことがあるはずがないでしょうに、あってはならないよ、と思ったのです。
そんなこんなで、こうして日々気づいたことや思ったことを書き残していくことで、長い時間をかけて壮大な自己紹介noteでも作ろうじゃないかという思いに至ったのであります。
言葉を紡ぐということ
どうしてその手段にnoteを選んだのかというところが、最初の自己紹介になり得るのかもしれません。
わたしは、喋ることが苦手なぶん、こうして文章を書くことはとても好きなんです。なんだろう、瞬発力がないと言うのでしょうか?喋っているときって、次々に言葉を発さなければ、そこで会話は途切れてしまうし話の流れも悪くなって結果伝えたかったことが伝わらなかったりして…難しいなといつも思うのです。一方で、文章を書くときは、何度書き直したっていいし、よく考えて慎重に言葉を紡ぐことができるので、より自分の考えを正確に伝えやすいなと。それに、前職でも文章を書くような仕事だったので、それで鍛えられた部分も多くあるのかもしれません。
前職を離れてから、めっきりちゃんとした文章を書く機会が少なくなってしまったので、こうして今書いてみても、語彙力の低下を著しく感じています(別に元からそんなに高かったわけでもないのだけれど笑)。
ただ、少し前に前職の先輩とお会いする機会があって、その時に、「きみの文章力は無駄にしてしまうのが勿体無いよ」と言ってもらって。わたしはそれが大変に嬉しかったのです。
だから、もしかしたらこの文章を書くということはわたしの大きな個性のひとつになってくれるものなのかもしれないという期待も込めて、このnoteを選んだというわけです。
取り立てて事件が起こるわけでもない(多分ね)、これを売りにしていますという特別なカテゴリーがあるわけでもない、そんな曖昧でふわふわとした、
この 雲を掴むようなはなし を、これから綴っていきたいと思いますので、暇つぶしにでも読んでいただけたら光栄です。