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乳がんになって#7_仕事を続けながらの治療を選択した理由。


やっと週末を迎えて、いちにち起きられなかった。

うぅ子です。今わたしは仕事を続けながら、乳がんの治療をしている。
どうしてそうしたかをお話ししようとおもいます!

2年前のある日思い立って在宅仕事を探し転職したのだ。乳がん宣告はその1年後、どうやら潜在的にこうなることに導いてもらったのかもしれません。

選択して決めること多い笑

昨年の秋、健康診断でD判定(病院いってみてね)と判定が出た。しばらくするとすぐに脇のリンパが痛くなり、しこりも急に大きくなった。これはいかんと、年明けすぐクリニックに行ったら乳がん(浸潤性小葉癌)と診断された。そうしたら、あれよあれよと治療スケジュールが組み込まれていきました。

えっと‥えっと‥そもそも治療するのか。

仕事はつづけられる?治療に専念する?仕事しなくても生活はできる?病院はどこにする?セカンドオピニオンはする?主治医はあの方でいいの? 
と。年明け2週間はいろんな選択に迫られたのだった。

だけど、すぐ仕事は続けていくことを決断。

理由その1… 病気だけに向きあうのは辛い。

まず、性格的に治療に専念すると病みそうと直感的に感じていた。病気脳との切り替えするには、仕事を続けることで他のことを考える時間を確保したい。それが治療しながら仕事は続ける決断のおおきなひとつ。

理由その2…職場環境が後押し。

ママさんが多いので、突然お休みを取ることに寛容で持ちつ持たれつな環境であったこと。100%在宅でもあまり支障がなさそう(勝手に判断笑)だったこと。ほんとあの時転職した自分ありがとう!とほめてあげたい。

理由その3…やっぱりお金。

最後は治療費も一年くらいは固定費換算すると、かなり支出が増える。
どのくらいかかるかわからないし、また、どうやら長期休むと今いる部署に戻れない様子だったので、在宅で働けること環境を手放さないために続ける事にした。

病院選びの優先事項が決まる。

仕事を続けると決断してから、病院選びは、自宅から30分以内。以上笑。
治療は長期戦なのだ、半休を使って治療をするために。

本来なら、自分にあう希望の治療内容や、コミュニケーションを取れる医師選びなど病気と闘うために優先順位は治療のはず。でもわたしの場合は、調べてみると標準治療・全摘はテンプレートのようだったので、病院はどこでもいいかなっと思ったのです。どちらかというと、病院選びの選択が多すぎて、何を優先すべきなのかわからなくて。特に治療内容に関してはあまりこだわりがなく、どちらかというと早く治療を始めたかった。

わたし場合はクリニックで宣告を受けたのだけど、たまたま非常勤医師の大学病院の先生に診察してもらった。常勤している大学病院が自宅から近いことで条件にあっている。それで病院を決めた。

職場には病気を伝える。明るくアレンジしてね。


周りには、病気であることを宣言するこのとは決めていた。治療で休むし、出社できないし、かつらになるし、笑。人によってはなんで?特別扱いなの?と思う人もいるかもしれない。予防線だ。

しかし今の会社では事例がなく受け入れてもらえるのかとも考えたけど、それはそれ。仕事を続けたいと、前向きに上司に説明。実はこれがいちばんめんどくさかったかな。
わたしの場合、上司がたくさんいるので、それぞれにあった話し方を考えないといけなかったので…。真剣に明るく前向きに。これをモットーに伝えてました。

結果、この甘えに対してみんな寛大で応援してくれていることにとても感謝している。ありがとう。最近は仕事でストレスフルになると、「がんになっちゃうよ~」「もうなってるじゃんw」なんてブラックジョークがいえるほど受け入れてもらっている。本当に感謝。

今のところは仕事を続けて治療する選択は良かったと思っている。

理由は不安要素を考える時間を大幅に減らせたこと。仕事で頭を使うことで、夜しっかり眠れる。病気の不安を考えずに。

もちろん治療の後の副作用でPCに向かうことがつらい時もあるけれどね。それは数日の我慢で過ぎていくから大したことはない。と思いたい。笑

2年前あの時なんで転職しなきゃって、焦っていたのか。今になって伏線回収できたのだ。

最後まで読んでくれてありがとうございます!
今日もいちにちいい日にしましょうね!

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