マッチングアプリ交遊録 Vol156

マッチングアプリをかれこれ3年ほど続けた。
そして、かれこれ150人程の女性に会った。
食事だけで終わることも、
千載一遇、一夜で終わることも
夜の関係が継続することもあった。

とりわけ大きな出来事は、
昨年、苦節2年半、漸くマッチングアプリで
彼女ができた。
そして、2021年のクリスマスの日に、
交際約4ヶ月で別れた。

文字にするとギュッとして、
中身の無い出来事のように、
思えてしまうのは、
単に筆力の無さなのかすらも
わからないままマッチングアプリを続けている。
でも3年も続けるって凄くない？
なんて言ってくれる人どこかにいますか？
いたら、いいねしてください。 

Vol 156 女子大生と古着買ってラーメン食った話

女子大生と古着屋巡りしたことある人にしかわからない感情がある。

同じように、女子大生とカウンターで並んで豚骨ラーメン食ったことある人にしかわからない感情がある。

驚くかもしれないが、
この２つは同じ感情だ。

そう、今回は女子大生と遊んだことある俺にしかわからない話をしたい。

目から鱗の情報をこの下に記す。

・・・これより先を見たい方は、500円・・・

のやり方がわからないから、特別に無料で。

まず、女子大生とマッチングした。
女子大生とマッチングしてからというもの、仕事が手につかない。

女子大生と下北で会う前日は寝れなかった。
何を隠そう俺は28だ。
7個下？いやもう、赤ちゃん。

と言うレベルだ。
そして間違いなく肌がツヤツヤだ。
そんなことを思うと、夜も眠れない。
夜眠れなけりゃ仕事も身に入らない。
エンターとバックスペースをひたすら繰り返してたら、上司から、「おい山田！」
と声をかけられてふと我に帰ったのが前日。

金曜日だった。
でも、今日は直帰したい。
飲みに行ってる場合じゃない。明日のことを妄想して気持ちよく寝るんだバカヤロウ！
と言う、強い気持ち、強い下心で就寝。

下北は今世紀最大な位、快晴だった。
これも女子大生パワーか。
と、昔に自転車を漕ぐスピードが早まる。

瞬間ですぎる雑踏がこれほどまでに愛らしく思えたことはなかった。

と、集合場所に着くと待っていたのは古着と思しきダボっとしたスウェットを着た中肉中背の女性。

そう、彼女が女子大生のAさん。と心の中でナレーションアンドガッツポーズを決めた。
なんせ、ほとばしるエネルギー、活力、生命！
が5メートル手前でもわかるんだから。

ぱらつき始めた天気雨は一瞬で止んだ。
なんてことはまるでない。

けど、傘を忘れた俺を一緒に入れてくれた小さな折り畳み傘は一生忘れない。

テクテク。
まずは腹ごしらえのラーメン。
なんでも、看護系の専門的な勉強をしているらしい。眼科の検査をする人。専門職でどこでも働けるから来年の就職と同時に九州に移住しようとしているそう。

あ、そうなんだ。今の女子大生の価値観そうなんだ。多様なんだ。おじさん驚いた。

驚きでラーメンの味感じなかった。
なんてことはまるでなく、一龍のラーメンを2人並んで美味しく完食。

食べ終わって横を向くと満面の笑みでこっちを向いて、「めっちゃ美味しい！」と語りかけてくる女子大生。というのは妄想で終わったものの、笑顔すら見えないが、雰囲気から溢れる満足感に、ラーメン2杯、いや6杯位食べた気になった。ありがとう。

続いて古着屋巡り。
躊躇いなく、12000円のバンTを掴んだ。
おいおい、おじさん、買えねえよ？

と思ったらカードで支払い。イマドキの女子大生金持ってんな〜。

勢いに感化され買った柄シャツ。
なんか一生着そうな気がして、ウキウキして帰路へ。

「そういえば、LINE交換しない？」

「インスタなら良いですよ！」

インスタ？今の女子大生のコミュニケーションツールってインスタ？なにそれ美味しいの？

なんとか次会う約束をペアーズのアプリ上で取り付けた。それが今日。

「ごめん、仕事で遅くなりそうだから、また今度にしても良いかな？」

「大丈夫ですよ〜」

そして、夜、仕事終わってアプリを見ると
彼女はもういなかった。

聞いてください。
女子大生と遊んだことのある人しかわからない感情は哀愁。