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【連載童話】ヘンリーと赤いふうせん4


みんなは すっかりしぼんでしまった
ふうせんを 手に
ヘンリーのところへ もどってきました。

「ごめんね。
ぼくらは いっしょに 行けないんだ」

「山のむこうに行くなんて 
きっと むりなんだよ」


がっかりして 帰っていくみんなを 見ていると
ヘンリーのふうせんも 今にもしぼんで 
きえてしまいそうでした。

「それでも ぼくは 
あの山のむこうに 行きたいんだ!
そうだ ぜったいに ぜったいに 行くんだ!!」

ヘンリーは しぼみそうなふうせんを
しっかりとにぎり おうちへと いそぎました。

ヘンリーのパパとママは
なんと言うのでしょうか。

〈つづく〉


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