シキウタヨシ一号

ぼっち野良歌詠みです。2024.9.1をもって新アカウントに移行します。 孤愁、孤独、…

シキウタヨシ一号

ぼっち野良歌詠みです。2024.9.1をもって新アカウントに移行します。 孤愁、孤独、季節、自然、生死などを主なテーマに短歌を詠んでいます。一次創作・オリジナル。/ サークル名:ポンコツと歌詠み / 好き:煙草、カフェイン、料理、犬 / ただ今ストーカー(2017〜)と交戦中です

最近の記事

【進捗】【親父の黒鍵】脱稿しました

以前記事にしました、ぼくと親父とピアノの短歌集、「親父の黒鍵」ですが、今しがた脱稿しました。 脱稿宣言は二日前にしていたんですが、謝辞に大事な方を入れ忘れていたことに気付き、速攻で差し替えました…………何をチェックしていたのかこの節穴は。 まあともかく無事脱稿です。 これでなんとか期日までに本が出ます。 さて、本は小冊子をもう一冊作っていて、謝辞にお名前をいただいた方と、先行予約していただいた方用の受注生産の小画集を描いているんですが、 ピアノむずかしい というか ピ

    • 自己愛性パーソナリティ障害の我儘

      最初「ストーカーの我儘」としようかと迷ったのですが、こっちの方が厳密には正しいので変えました。 でもストーカーがらみの話です。 どういうことかというと、ぼくをストークしている人物はときに(オンラインで、オフでなどという度胸はありません)別人に偽装してぼくに接触を図ってくることが一度や二度ではありませんでした。 だいたい擬態が下手くそなのですぐばれるのですが、ほとんどがぼくの所属しているコミュニティ(多くは会員制)に入ろうとしてきました。ぼくは大概置いて逃げていきましたが。

      • デジタルストーカーとNPD

        以前からぼくは、ぼくのストーカーにはNPD(以下 自己愛性パーソナリティ障害)のきらいがあるのではと分析してきました。 ・マウントを取りたがる(一寸一寸データの侵害や妨害をするだけでなく、ゲームなどでもぼくより良いスコアを残してくる) ・図星、正鵠に非常に弱い ・プライドを傷付けられるのが嫌い ・全てにおいてずぼら ・思い付きで行動しているようである ・自尊心、プライドが高い ・だが脆い ・承認欲求が異常に高い ・愛情に飢えたところがある ・「さよなら」という言葉を嫌う な

        • 原宿駅景

          絢爛に色の溢るる原宿をしおからとんぼのひとつのよぎる わたくしは何を忘れてきましたか原宿駅の看板のところに 濃く落ちる影をじわりと滲ませて酷暑の樹々らは太陽を受く きみはきみわたしはわたしのふうをして原宿とんぼは雑踏に消ゆ シキウタヨシ

        【進捗】【親父の黒鍵】脱稿しました

          親父の黒鍵prelude

          プロジェクト親父の黒鍵 による短歌ネプリ、プレリュード版「親父の黒鍵」、先行してセブンイレブンからネットプリントが出ています。 表紙 79392444 本文 04226861 モノクロ、9/8まで 宜しくお願いします。 とは言え印刷してみて本文がめっちゃ薄かったので、途中で差し替えようかなとか考えております。ガクリ 本誌「親父の黒鍵」の方は、11/1にこのprelude版を踏まえて発行されます。久々の自伝的ヒューマンドラマ短歌集で、「親父」「おれ」「ピアノ」がそれぞれ

          カオナシたちの宴

          ネットハラスメント、ネットストーカー、デジタルストーカー(サイバーストーカー)、という言葉を聞いたり、身近に被害者がいたりしますか? 実はもう七年ほど、ぼくはサイバーストーカーと戦っています。実のところ、同じ人物がほぼ同時期からリアルストーカー(女性、東大卒カナダ在留歴、既婚子持ち、ぼくには顔と実名が知れている)になっていたことが最近判明しました。 リアルの方は置いておいて、今回は「訴えることが難しい」サイバーストーカーについてお話しします。 冒頭の三者の違いはなんでしょ

          カオナシたちの宴

          世界は僕と噛み合わない

           世界と僕はどこかずれている。僕が僕である事を表現すればするほど、世間は僕を異端視する。あ、ほらまた隣の席の親娘連れが胡散臭そうな顔をして席を変えた。この間の会社は「残念ですが当社の求める人材像は……」要するにお前は違う、と言って体よく蹴られた。これで何社めかもう忘れた。  友達とやらは長続きした覚えがない。深い関係になると、僕の異端性を垣間見るのか次々離れていく。まるで付箋紙のように貼って剥がして跡形もなく居なくなる。だから僕には親友とかいうものがいた試しがない。  缶ピー

          世界は僕と噛み合わない

          毎日、少し……

           毎日、少し死ぬ。少し泣く。少し死ぬ。ヘミングウェイの短編だと思ったのだけれど、思い出せない。泣きはしないけれど──、と思う、毎日少し死ぬのは皆同じことだ。そうやって生きている。生きるというのは難しい。肉体的に単に生存するだけなら、世界と折り合いを付けてやっていくだけでいい。ところがそうはいかない。ニンゲンというやつが、団体で間に関与する。ややこしい。  面倒臭えな、とベッドに身体を放る。少し泣くのはニンゲンが挟まる所為かも知れない。ヘミングウェイが片田舎にすっこんだ理由はそ

          ゆう凪どき

          ふと涼し風のひと筋吹いてきてそれを最後に昼は死にたり ゆう凪に蝉声ぎゅうぎゅうに詰まっていきもできない影伸びはじむ 白球はなおしろじろとかけめぐる球児の汗散る甲子園の中 電球も熱ある気してうすぐらいゆう凪の部屋に校歌流るる 火の前に立つのも難き酷暑の中きりりと青い露草も項垂れ なまぬるいはずの外気をゆうゆうと羽根風切って秋津飛びゆく あなたなら100ねん先も覚えててわたしにあの日言ったことばを シキウタヨシ

          薄明二首

          薄明に目覚めてまだ睡る都市見れば遠くから電車一本走りくる 薄っすらとあけゆく朝を見守れば死につつある者看取るかのよう シキウタヨシ

          泣けない

          幾つもの泣きたい夜を越えてきていったいいつに泣けるんだろう 泣いたなら楽になれると聞きました今すぐ楽になりたいんです 泣きたいとき泣けぬからだの悲しやな月さん代わりに笑うてくれな 「泣きたい」が胸のうつろにこだまして形をなくした音へと果てる シキウタヨシ

          蝉の独り言

          油蝉独り言ちたる鳴き声は電車の音にも消されもせずに 堂々と鳴けばいいのに油蝉ぶつぶつひとり呟いている 油蝉雨は降らぬぞ今日いっぱいひとひはおまえに大切なはず シキウタヨシ

          傘くばり

          雨傘を贖い歩む十メートル雨宿りする老婆に傘与う 吾が傘を持って帰りきあの老婆ちゃんと家路についただろうか 雨脚は強まるばかり踏み切りと電車を遠くに追いやりながら こんなにも細いものにも雨垂れが落ちるものだよピース吸いいつ シキウタヨシ

          親父の黒鍵

          今日やっと締めかたが見えたので、何年も前から(仮題「みたま」の頃から)あたためていた「親父の黒鍵」を先ずプレリュードとしてネプリで発行、本としてはプレリュードを踏まえて9月に発行します。 悲劇に終わるかな、と内心鬱々としていたのですが、一冊の本が変えてくれました。 親父の存命中にも出せそうで良かったです。 シキウタヨシ

          石には座ってみるもの

          今の職場にデザイナーの端くれとして潜り込んで結構経つ。 「結構」の尺度が人により違うけど、「放り出されないか左遷されない程度に結構」。いちおう認めてもらってるということらしい。ずぶのドシロウトなんだが。(どれくらいかというと入った当初イラストレーターが全く使いこなせなかった。今はそれなりに使えている) それで、うちにはレーザーカッター(アクリル板切れるやつ)と、レーザープリンタのでかいやつがあるんだけど、それでプロモーション用に以前、デザイナーたちで絵を出して壁に展示してお

          石には座ってみるもの

          ゲンダイタンカが理解できない

          題名のとおりで、ぼくはずっと所謂「現代短歌」が理解出来ずにいた。なんかうまいこと言えばいい、掛け言葉やオノマトペや折句など言葉遊びの妙はない、そういう意味では大喜利っぽい、挙げ句の果てには文字数合わせに日本語崩壊させてくる輩まで出てくる。 自然だの四季だのは放逐されたらしく精々桜とか雪が詠まれる程度。日本の季節はそんなに貧相ではない。 自分のことが一番かわいいらしく心象詠ばかり目立つ。ぼくに言わせれば赤の他人に同調したくなどない。ひとりでやって下さい。 歩み寄ろうと思えば思

          ゲンダイタンカが理解できない