見出し画像

CiEリーグ前哨戦・マッチプレビュー丨ア式蹴球部女子


運動部員の生の声をお届けする「VOICE 東大運動部」。 今回は特別編として、7月3日に行われるCiEリーグ戦プレシーズンマッチ(東大ア式蹴球部女子vs文教大学女子サッカー部)のプレビューをお届けします! 


主将の福田さん、主務の加藤さんのお二人に試合にかける意気込みをお聞きしました!


——
ア式蹴球部女子が所属しているCiEリーグについて教えて下さい。

【加藤】関東大学女子サッカーリーグは1部から3部まであるんですが、それにプラスアルファする形でCiEリーグがあります。
1〜3部には経験者がほとんどを占めているようなチームが多いのですが、一方で私たちはそもそも人数を11人集めるのに苦労しているので、怪我人が出ると試合ができなくなったり......。 似たような状況のチームは他にもあるので、交代の回数や人数の規定を緩めて試合を行うなど、試合をしやすくするためのルール設定が行われているのがCiEリーグです。

【福田】まだ普及段階にあって人数が足りないチームの参加障壁を低くしようということで、少しルールが違うんです。秋に本戦があり、現在7校の参加が予定されています。ア式蹴球部女子として出ているメインのリーグ戦です。


——プレシーズンマッチはどのような位置づけの試合なんでしょうか。

【福田】秋の本戦に出場する7校のうち、文教大学、東京学芸大学、東大の3校が総当りで対戦します。
1年生を加えた新メンバーで参加する今シーズン初めての試合で、私たちの中では秋の本戦の準備試合といった位置づけです。他の2校は実力で言うと自分たちより少し上という感じではある んですが、その中でも勝てるように連携を強めていきたいなと思っています。

画像1

——前節(6/19)の東京学芸大学戦は02で悔しい敗戦でしたが、試合を振り返ってみていかがですか?

【福田】前半の立ち上がりに2失点してしまいました。メンバーが新しくなって初めての公式戦だったので、練習していた連携が実際の試合ではいきなり上手くはいかず、それが課題でした。
ただ、後半は無失点に抑えられたので、短い時間で連携の修正ができたのは良かったと思います。臨機応変に修正していくのは今後も続けていきたいです。

【加藤】
ディフェンスラインは3枚で試合に臨んで、私は真ん中のセンターバックだったのですが、最初の立ち上がりの失点については自分の責任が大きかったかなと思います。 ポジション柄やっぱり自分のミスが失点に結びついてしまう場所なので、結構責任を感じているといいますか......。

後ろのメンバーも去年はやらなかった形でしたし、3バックだったり4バックだったり形は変えてい たので、あまり慣れていない中で立ち上がりに失敗してしまったんですが、その後ディフェンスラ インを修正できたのは良かったかなと思います。

逆に後半のディフェンスに関しては修正できた一方で、オフェンスについては得点が期待できそう な形があまり多くなかったので、そこは増やしていかないといけないなと思っています。


——
来節は攻撃に期待ということでしょうか。

【加藤】そうですね。やっぱり攻撃面を改善して点を取りたいなと思っています。

【福田】ゴールに届かなかったなという感覚が強いので、次は失点を防ぐことはもちろんですけど、 防戦一方にならずにチャンスのあるところでは裏にボールを出したり、全体的に押し上げて相手 のエリアでプレーしてゴールまでいくというのが目標です。

画像2

——では最後に、文教大学戦にむけた意気込みをお願いします。

【加藤】去年は文教大学に1−2で負けたんですけど、最初に2点取られて、最後に1点取り返した ものの及ばなかったといった感じです。文教大学は前節で東京学芸大学に4−0で勝っているので、今年はもしかしたらすごく強いチームなのかもしれませんが、去年わずかに及ばなかったと いうことを考えると、今年こそ勝てたら良いなという思いはあります。

【福田】去年の文教大学は、チームの人数が少ないというのは同じなんですけど、個人として上手い選手が多いかなという印象でした。人数が少ないチームだと年によってすごく入れ替わりが激しくてチームとしての構成も変わってくるのでまだわからない部分ではありますが、個人で勝てない部分についてはしっかりパスを繋いで自分たちの連携で抑えていけたら良いなと思っていま す。

画像3

「連携」と「ゴールに向かう姿勢」が鍵を握りそうなこの試合。 秋の本戦に向けて、ア式蹴球部女子さんの巻き返しに注目ですね! 試合結果などは、東大ア式蹴球部女子公式ツイッター(utashiki_women)をチェック!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?