空木 暁

心が沈みがちな学生です。悲しい気持ちも幸せな気持ちも言葉にしたいと思ってnoteをやっ…

空木 暁

心が沈みがちな学生です。悲しい気持ちも幸せな気持ちも言葉にしたいと思ってnoteをやっています。 発達障害・解離性障害あり。最近PTSD(複雑性)の診断も受けました。勉強が好きです。

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「あなたよりも辛い人がいる」と言った人、言わなかった人

※辛い話、表現です。ご注意ください。 高校3年の冬から、入り浸っている場所があった。今はほとんど行けなくなってしまったけど。そこは、ある人が若者が少し羽を伸ばせるような居場所を作りたいと設立した、小さいカフェのような場所だった。しかし、事業をスタートしたら、なかなかに重い事情を抱えた子が頻繁に訪れるようになって驚かれたのだそう。そこは「居場所」というか、もはや「避難所」であった。 私も「避難者」であった。 「死にたい、でも生きねばならない」と踏ん張っていた私の思考は、た

    • 許すこと、許さないこと

      入院した。精神科の閉鎖病棟。主治医の先生も看護師さんもみんな優しい(ちょっと気の合わない人もいるけど)。 入院で学んだよしなしごとを記す。 私は異常なまでに無理してきたのだということ。 決して入院している今が異常なのではないということ。 なかなかハードな病状を抱えながら、ここまで勉強できてたことこそが異常だったのだということ。 両親は私をとても心配しているのだということ。 私はそれを素直に受け止められないのだということ。 叩かれたり蹴られたりした記憶は、

      • 外来で暴れて(?)そのまま帰宅せず入院することになりました。行ってきます。

        • ハロー、別人格。

          珍しい日だった。 主治医と意見が合わない。合わない、というか、なんかこちらの意図が伝わらない。そんな時に、「先生違うよ、私が言いたいのはね…」と言葉を発する事が出来たら良いのだが、どうもこう言うのは苦手で、出来た試しがない。 何度も書いているけど、最近、本当に記憶が曖昧らしい。 次に覚えている記憶は、主治医の話も上の空に、喉の奥から何か迫り上がって来る「誰か」を感じ、必死に我慢していたことだった。そして、「その子」は出て来た。 小さな頃の私だった。ちびの私(あーちゃん

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          5本

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          死にたい理由と、死ねない理由

          「死ぬぐらいなら、入院しよう…?」 心理士さんの、呟くような声を聞いた。随分と久しぶりに、涙が溢れてきた。本当に、泣いたのは、いつぶりだったっけ?感情がストップしているし、ここ最近の記憶が曖昧で、わからないんだ。 最近の話。 主治医から入院を勧められた。それも当然のことで、主治医に「私の居室の窓を開けたら、人が1人飛び降りるために十分な隙間はあった」「ここ2週間ぐらい『もう薬はいらないです、これから死ぬんで』と言おうかと思ってた」とか言った私は、自殺の危険がかなり高いと

          死にたい理由と、死ねない理由

          noteを書きたいんだけど、「希死念慮があまりにも高まっているせいで主治医から入院を勧められました」ぐらいしか書けることがない。あとどれくらい生きていられるんだかね。

          noteを書きたいんだけど、「希死念慮があまりにも高まっているせいで主治医から入院を勧められました」ぐらいしか書けることがない。あとどれくらい生きていられるんだかね。

          せなちゃんもね、せなちゃんもね、おねーちゃんみたいにのーとかきたいの せなちゃんね、おねーちゃんのことだいすきだからね、いっぱいぎゅーしてほしいの いっぱいかきたいことあるの

          せなちゃんもね、せなちゃんもね、おねーちゃんみたいにのーとかきたいの せなちゃんね、おねーちゃんのことだいすきだからね、いっぱいぎゅーしてほしいの いっぱいかきたいことあるの

          私の記憶を「代弁」するイマジナリーフレンド・4歳

          ※辛い表現を含みます。 イマジナリーフレンド「せな」のお話。この子は4歳の女の子で、2つ結びにした髪がぴょこんとしているのが可愛い。水色でフリフリした服が好き。甘えっ子で、愛想がとても良い。とても幼少期の私とは似ても似つかない。 どうやら、イマジナリーフレンドには、それぞれに役割があるらしい。例えば、「狼」(ろう、21歳の男の子)は「怒りの代弁者」「Guardian」である。もう一人、「宵」(よい、14歳の女の子)は「悲しみの代弁者」「ちびちゃん(せな&幼少期の私)の面倒

          私の記憶を「代弁」するイマジナリーフレンド・4歳

          セクシュアリティか、性被害か

          ※性に関する内容を含みます。苦手な方はご覧にならない事をおすすめします。 私はノンバイナリーを自称している。と言っても余程相手を信用しない限り明かさないが。そしてアセクシュアル(他者との性的関係を望まない)でもある。 なんだか不思議な話だ。高校生の頃、急に制服のスカートが嫌になった。それ以来、メンズものの服を着ることが増えた。増えた…というか、ほぼメンズ服だ。 男性になりたいわけじゃない。どうやら私にとっては、女性という性が、恐怖の対象らしい。 この「ノンバイナリー」

          セクシュアリティか、性被害か

          「死にたい」の変遷と、今の気持ち

          高校生の時、自殺しかけた。 私にはたくさんの欲求があった。それが満たされなくて、辛かったから。 話を聞いて欲しかった。構って欲しかった。私の方を見て欲しかった。笑いかけて欲しかった。ただただ、そばにいて欲しかった。 それらが叶わないこともあれば、自分からチャンスを握りつぶしてしまうこともあった。 虚ろな自分が寂しくて、悲しくて、惨めでしょうがなかった。 それに耐えきれなくなって、死のうと思った。 あれから、数年が経った。早いものだ。 大学生になれば、色々な重荷か

          「死にたい」の変遷と、今の気持ち

          イマジナリーフレンドの手記

          注:私、空木 暁の脳内では、「狼(ろう、21歳)」「宵(よい、15歳)」「せな(4歳)」の3人のIF(イマジナリーフレンド)と小さな頃の私(ちび暁)が同居しています。そのうちの一人、「狼」と私が書いた手記を記録として残しておこうと思います。 俺の存在がどういう存在なのかは知らない。別人格ではない。そもそもこの文章も狼になりきった暁が書いているのか、暁になりきった狼が書いているのかと聞かれれば、どちらなのかは分からない。俺らの存在について暁自身もわかっていない部分がある。暁が

          イマジナリーフレンドの手記

          何で病気になったのか、なんて

          「別に望んでいた訳ではないけど、必要だった」 新学期。1週目はプチ過呼吸とプチパニックを何度も起こした。2週目は何故か急に落ち着いて、束の間の平和を味わった。うん、本当に束の間だったな。現在3週目。息苦しさと眠気で悶絶している。授業中起きていられない…息が苦しいからといって頓服薬を飲むと強烈に眠くなる。かなり困っている。 調子が悪い時って2種類ある気がする。UPな時とDOWNな時。どっちにしろ辛いが。1週目がUPだとしたら今はDOWNだ。 そんなDOWNな気分と体調の中

          何で病気になったのか、なんて

          弱いままで守られたかったな 〜友人に病気を打ち明けた話〜

          ずっと、誰かに助けて欲しかった。守って欲しかった。 泣いているところに、手を差し出して欲しかった。うずくまっている私に、気づいて欲しかった。 それでは誰も助けてくれないと悟ったのは、高3の時。 「言わなきゃわからない」と何度も言われた。どうせ言ってもわかってくれないくせに、とか、それができないから困ってるんだ、という思いに先んじて感じたのは「そりゃそうだよな」だった。納得というか、諦観。諦めなければ。そう思った。 友人にヘルプを求めたあれから…もう4年が経とうとしてい

          弱いままで守られたかったな 〜友人に病気を打ち明けた話〜

          怒りの気持ちを短歌にしてみた、新学期

          最近の様子。大学の授業にフルで参加することが難しくなってきた。過呼吸だったり、独り言が止まらなくなったりしているからだ(幸い周りにバレるほど酷いものではないが)。 とにかく辛い。何がしんどいのかもよくわからなくなってきた。精神疾患ってこんなに素早く悪化していくものかと感心してしまう。 noteを書きたかったけれど、書く元気もないし、書いたら書いたでフラッシュバックまっしぐらだ。でも、私は何か言葉で表現をしないと窒息するタチらしい。 だがなぜか短歌なら作れた。それも、怒り

          怒りの気持ちを短歌にしてみた、新学期

          高校時代の「答え合わせ」

          光と影のコントラストの強い子ども時代を送ってきたな、と思う。殊に高校生の時は、これ以上ない眩い光と、これ以上ない暗闇の二つの面を持ち合わせていた。そして今も。 高校の先生との再会 先日、出身高校の説明会の手伝いに行った。同期から誘われたのだ。高校同期とはオンライン上の交流こそあれ、直接会う機会は少ない。せっかくなので、3年ぶりに高校に行くことに決めた。 迎えた当日、「久しぶりに現れた卒業生」である私はとても歓迎された。先生方からは大学生活はどうだ、今の生活はどうだ、とし

          高校時代の「答え合わせ」

          noteを書きたいと思いつつ、文章が頭の中でまとまらず結局何も書けないというのを3週間程度繰り返しています...。書きたいです...。

          noteを書きたいと思いつつ、文章が頭の中でまとまらず結局何も書けないというのを3週間程度繰り返しています...。書きたいです...。