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クラシック音楽の好みを調べて曲を提案するイベントを開催しました~クラシック音楽×コーチング

コーチングする眼科医、mayuです。コーチングプレイス認定コーチをしています。

コーチングプレイスでは受講生と卒業生がみなオンラインで交流ができ、無料のイベントが盛んです。コーチング練習会やストレングスファインダーなどの勉強系のイベントだけでなく、お笑い、カラオケなど楽しむ系のイベントもあるのが特徴です。

その中で、今日初めてクラシック音楽のイベントを開催しました。

もちろん私もクラシック音楽についてはアマチュアですが、オーケストラ部やサークルで楽しんでいたので、それなりにいろんな曲に親しんできた背景があります。ピアノ曲や弦楽四重奏のような室内楽には疎く、イベントもオーケストラ曲が中心、ということで募集しました。

1.イベントができた経緯

クラシック音楽を好んで聴く人は確かに多くなく、ちょっと「オタク」「敷居が高い」「エレガントすぎ」「お高くとまってそう」なんていうマイナスイメージを持たれる場合も。

でも、ドラマやCM、ゲーム音楽など、クラシック音楽は日常のいたるところにあって、実は切っても切れない存在です。

昔のようにレコードやCDを買わなければ聴けない時代は過ぎ、youtubeで検索すればすぐに演奏にたどり着けますし、音楽ストリーミングでも聴ける曲が沢山あります。

CDに1枚2000円払っていた時代よりも、ずっとクラシック音楽が手に入りやすい時代になったのですが、それでも敷居の高いイメージはなぜかそのまま。

これって、勿体ないと思うのです。

テレワークのBGMに何か聴きたい、でも歌詞があると集中できなくなる。でも、眠くなったら困るからクラシックを聴くのは抵抗がある、なんて方。

また、クラシック音楽に興味はあるけれど、そういっても曲が多すぎて何から手をつけて良いのか分からないので止まっている、という方。

自分の好みのタイプが分からないので困っている、という方。

もしかして、そんな方向けに何か提供できるのでは?と思いつき、どうなるか分からないままイベントにしてみたのです。

2.イベントでやってみたこと

まず、試験的に3名の方に選曲コーチングをします、とお伝えしました。他にイベントに参加して曲を聴きたいという方には、ラジオ感覚でリスナーになっていただくことにしました。

イベントはいつも通り、ZOOMで行いました。

パワーポイントで資料を共有しながらZOOM画面を開き、さらにコンピュータ内の音楽を共有するというのは手も足りなくなるので、コーチングできる人数は限られてしまいます。パソコン画面が2画面以上あればもっとフレキシブルにできたかも知れません。

まずは明るく軽い曲と暗く重い曲とのどちらが好みかを聴き比べていただきました。

その後、時代の違いを聴き比べていただき、どの時代のものが受け入れやすいかを肌で感じていただきました。

ここで、グレゴリア聖歌のような古すぎるものや現代音楽は一度省略しました。一応、オーケストラ曲を中心に選ぶというコンセプトでしたので、なるべくオーケストラができた時代以降の曲を選びましたが、ファンが多いということでバロック時代(バッハやヴィヴァルディなど)も聴いていただきました。バロックと古典派、ベートーヴェン(古典派とロマン派の境ということで)、ロマン派を選び、聴き比べをしていきました。

ちょうど日本の江戸時代と明治時代の曲たちなのですね。

その後、バレエ音楽や民族っぽい曲調の国民楽派と呼ばれる人たちの曲を楽しんでみました。

3.曲を聴き比べた結果

その結果、思っていた以上に皆さんの好みがあぶりだされるという衝撃の事実が分かりました。

曲を聴いたときに引いてしまう感覚がする(あまり興味惹かれない)。
透明感のある曲が好きだと感じていたら、それは高い音のことだった。
オーケストラの編成(人数)が小さい方が馴染む。
他の曲を聴いてみたら物悲しく感じ、曲の背景を知って納得した。

今までそれほど曲を聴いてこなかったという方からこんな深い感想が導き出されるということが、本当に驚きでした。

シーン別に曲を選びたいというご意見もあり、皆さん積極的に音楽を味方につけて生活をより豊かなものにしていきたいんだなあと感じられたのです。

ランニングのおともに。面倒な家事をするのにエンジンをかけるために。

もちろんいろんな感性があるので、私が「元気がでる」と思っても、それがみんなに通用するわけではないです。でも馴染みがなかったらそもそもきっかけすらないわけで、曲を検索するきっかけができるだけで随分違うんですよね。

4.今後やってみたいこと

①フォローアップコーチング

イベントで選んだ曲を実際聴いてみてどうだったか、また日常生活で他の曲も選んでみて感じたこと、こんなシーンの曲も選びたい、など、イベント後も様々な思いをいだくでしょう。

アフターフォローとしてコーチングを受けたい、というお声がありました。コーチングで学んだことがこんなところにも生かせそうで、ワクワクしています。

②2回目のイベント

またコーチングプレイスの中で、選曲リストを変えてイベントをしてみたいです。リピートして聴きに来てくださる方も飽きないように、なおかつ選曲はできるようにとまた1か月かけて考えていきます。

1回目は1時間といいながら、駆け足で1時間半かかってしまいました。また、案の定曲も盛り込み過ぎて、一曲一曲を楽しみきれませんでした。

そんな反省も踏まえて、楽しめるイベントとしてシリーズ化していきたいなあなんて妄想しています。


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