自分らしい服を着るということ
あなたには、自分らしいファッションというものがありますか?
私は流行も分からないし、なんだかんだいってもうアラフォーだし、、、って思ってはいるのですが、
服のことは大好きです。
私が服を選ぶ基準は何か?というのをずっと考えていましたが、
最近気がついたのは
「私(=自分)らしいかどうか」と「利便性」
がどちらも満たされること
でした。
街をゆくおしゃれな人を見ても、雑誌にあるような恰好をしても、
それらはどれも
「他の誰からしい恰好」
であって、「私らしいおしゃれ」とは違います。
服は、マネキンが着るのと人が着るのとは異なっていて、
服だけで完結させるのではなくて、
その人の表情だったり体だったり、その人の生き方だったり、生活環境だったり。
つまり着ている人に関わる全てとバランスをとるものなのです。
人によって自分なりのおしゃれの方程式は異なりますが、私の場合の考察方法を書いてみました。
1.私の仕事着スタイル
私は職場では白衣に着替えますが、着替え場所がないので全部を着替えることはせず、上着だけを取替えています。
そのため、仕事の時はベーシックだけれども動けて、洗濯に耐える服を選びます。
色は、白衣とのコーディネートを考え、黒は避け(コントラストが強くなりすぎるため)ネイビーやグレー、チャコールなどを選んでいます。
トップスは暑くなりすぎないように、また動きやすいように、そして毎日洗濯できるように、いちばん内側はTシャツ系にしています。以前はスリードッツのちょっと良いものも買いましたが、最近は無印かユニクロです。
これも、さきほどのような白と合わせらえるベーシックカラーから選んでいます。また、トップスはこの中からパーソナルカラーといって私自身の顔色を良くする色になるように工夫しています。
私の場合は「サマー」なのですが、「ブルーベース」といって青みのある色のほうが顔うつりが良くなります。
そのため、黄色味のあるアイボリーやベージュ、カーキ、キャメルなどは避けています。
ボトムスは、ワイドになりすぎたり、スキニーになりすぎたりしないように。丈も長すぎず短すぎないものを中心にしています。そうはいっても、真夏などは短めになってしまいますが、それは仕方ないと思うことにしています。
仕事で時には膝をつくこともありますから、汚れても良いように洗濯しやすいものを選んでいます。
いくら良いものでも、洗ってほつれてしまうものやドライクリーニングのものは、病院で使うものには向きませんね。
夏素材のものはシワになりやすいですが、脱水を短めにして干せば問題ないものであれば採用です。洗濯の手間ばかりは、買ってみないと分かりませんから、試行錯誤も大切です。
そして、靴下。
病院では白が使いやすいとはいえ、通勤では白靴下はとっても難しいです。
高校生か、個性的ファッションかになってしまいますので。
しかも、私はなぜか靴下がすぐに脱げてしまうので、フットカバーだけでなく普通のソックスも難しい。
そこで、着圧ソックスにするか、タイツやストッキングにするかで脱げるのを防いでいます。
ストッキングのまま仕事したり、最近はネイビーの着圧ハイソックス(高校生が履くような長さ)を買い、毎日履いています。
2.私の仕事靴
ヒール靴もカツカツいって気になりますので、フラットで先のとがっていないものにしています。
全体のファッションの印象は、意外と靴で決まる部分が大きいのです。
病院でも履けて、通勤でも違和感が少ない靴はあまり多くありません。
ベーシックな色合いのスニーカーやスリッポンにするのが通常です。
靴は意外とカラフルなものが多く、靴ひもやラインなどで差し色を使ってしまってよいかは悩みます。
カラフルなランニングシューズも可愛いのですが、そもそもボトムスの色がネイビー・グレー・チャコールなどですから、それとの相性まで考えると選択肢が狭まります。
もちろん、一般的には黒も良いと思います。
ただ、堅すぎてちょっと私らしくありません。。。
靴にネイビーは私は使わないので、カーキ、茶、濃いめのグレー、などでなおかつメンズライクすぎないもの、パンプス以外、と思って探すと結構大変なものです(苦笑)
3.通勤時の顔、上着
病院で着られるこれらのコーディネートを活かすも活かさないも、上着で決まってきます。
この通勤着こそ、私らしさ全開でいきたい。
今くらいの寒すぎない時期なら、柔らかいニットを大活用しています。
その日のボトムスに合わせて、そして気温次第で青のガウンニットや、グレーのニットパーカー、グリーンのセーターなどをローテーションしています。時にはジャケットに切り替えることも。
一見定番そうなトレンチコートは、着る人を選ぶところがあります。
メンズライクなものは私は苦手で、大きな襟も合わないのでトレンチは持っていませんが、かっちりしたものが映える方はトレンチ似合いますよね。1枚で様になるから羨ましいです。
これが真冬になると、防寒優先で「私らしさ」などと言っていられなくなってくるのですが、、、苦笑 まあそれも合わせての「らしさ」なのでしょう。
4.休日着
仕事の日のスタイルと休日スタイルを大きく分けるか、それとも近いものを選ぶかは考え方次第だと思います。
私の場合は仕事の日も動きやすく洗い勝手も良いものを着ていますので、分ける必要はあまりありませんが、
それでも休日の日を楽しむようにいつもとは違う服も用意しています。
らくちんなスカートがこれに当たるでしょうか。
温かい季節であれば、長めの明るい色のスカート。
冬場であれば、ニットスカート。
そして、ネイビーのワンピース。
ネイビーワンピースは、よくある黒のシンプルワンピースの代わりです。
黒は私には強すぎるので、ワントーン落としたネイビーを選びました。
また、ネイビーのワンピースはかっちりと真面目に見えやすく、お仕事かお受験みたいに見えてしまい勝ちですから、
素材にこだわってナチュラル感のあるものを選んでいます。
5.自分らしい洋服って何か
自分らしい洋服というのは、あなたの味方になってくれます。
あなたの魅力を引き出し、人となりを表現する服が「あなたらしい服」です。
おしゃれは我慢がつきもの、という言葉もありますが、
我慢して堅い表情になっているのは美しいとは言えないと思います。
いつもゆるゆるの服装で体型もだらしなくなっていくのは考え物ですが、
体型維持と服装は分けて考えてもよいはずです。
マッチョがゴムウエストを履いても問題ないのですから。
私は、ベーシックだけれども一味加えてあるおしゃれ、が好きで、
ナチュラルだけどオバチャンにならない服装を目指しています。
おしゃれとは、華美な服や高価な服を身に着けることではありませんから、そうした服に手を伸ばして「私らしくない」と思ってしまうのであれば、
きっとあなたらしいおしゃれは別にあるということでしょう。
数は少なくても、あなたらしい服に一つ一つ出会えると嬉しいものですね。
6.まとめ
あなたらしさの出る服は、生活スタイルや価値観など、あなたそのものの全てを反映します。我慢せず妥協せずに着られて、なおかつ利便性のよい服に出会えるとしっくりくるでしょう。
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