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「子供が言うことを聞かない」と思うことがない

私は、子どもが「言うことを聞かない」ということで悩んだことがありません。

どんなに素直ないい子を育てているのかと思われますでしょうか。


現在小学生ですが、保育園時代は先生方も手を焼くほどイヤイヤ期も激しく、その思い出話は卒園式ですら持ち出されたほどでした。


では、どうして私は子供が言うことを聞かないと思い悩むことがないのでしょうか。

それは、そもそも子供が言うことを聞く存在だと思っていないからです。


子供にも自分の思いがありますので、

私が〇〇しなさいといって「はい」といって動くようには思っていません。

「~しないと××だよ」

という言い方も、ほぼ避けています(うっかり言うことはありますが)。

ご褒美で釣るような言い方もほぼしません。


ただ、「お風呂入ろう」などと繰り返し繰り返し言うのみです。


1回でその通りに動くとも思っていません。

子供にもタイミングがあります。

「さすがにもう入らない?寝るの遅くなるよ」

などとは言いますが、大声で怒鳴ったりはしません。

相手が思うように動かないからといって大声を出すという方法を教えたくないからです。


賛否両論はあると思いますが、私は子供は一人の人間として尊重したいので、

圧力をかけて動かすとか、脅すとか、そういったことを排除したいのです。

してほしいことは、「提案」という形にし、

ただただ穏やかに伝えるのみとしています。


肝っ玉母ちゃんみたいなのを私に求めている人は、見ているとイライラするようですが、

そういう意見に合わせて

「早く~しなさい!なにやってるの!」「なんであんたは~なの!」

って大声を張り上げると、

自分の気分が悪くなるのです。


待つ、ひたすら待つ。

言うことを聞かないということを考えずに、ひたすら待つのです。


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