(うとQ世話し 商いの道)

2021/9/4
(うとQ世話し 商いの道)
暫く前の自分の記事の中で
「ダメだったらやり直せばいい。何度でもやり直せばいい。兎に角、行ける処まで行ってみようよ」
と言う一文を書きましたが、今ふと
「辛抱強く、潔く」
と言う言葉を思い出しました。
何の言葉かというと、昔、モンゴル出身の「豪栄道」という力士が大関か何かに昇進した折、昇進の知らせを持ってきた使者に対して、謹んでお受けする旨「受け口上」で返した言葉の一部です。
是を聞いたとき
「日本人ではないが、この人は桜の散り際に喩えた日本の武士道に興味があるかもしれない」
と思った記憶がありました。
上述の豪栄道の文言を今少し分かり易い様に幾ばくかの言葉を付け加えさせて戴きますと
「頑張るだけ頑張ったのだから、その分見返りのご褒美があって当然でしょう」
と言う慢心を戒め
「出来ることは可能な限り全部やった。結果はどうあれ、納得がいった。それ以上は求めまい。それでよしとしよう」
という自らへの戒めの言葉との解釈。
相撲的に申せば
「力を出し切れば結果には拘らない」取り組み姿勢。
冒頭の自分の文章とは少し違うような気もしますが、似てなくもないかな?と思った次第。
従業員コロナ感染快癒明け、7日からのお店再開を前に、従業員達は準備にいそしんでおりますが、亭主の自分はする事もないので手慰みにいい加減なことをほざいてみました。
追記)
因みに自分が追い求めているのは武士道等では全くなく、結果的に打ち込む羽目になっている今の「商い(飽きない)の道」だという事で御座います。
様式美の世界のお話しではなく「飯の種」の世界のお話しで御座います。

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