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(オマケの英語教室 no-problem-ly)

2022/6/11
(オマケの英語教室 no-problem-ly)
もし英語を学ぶ目的が受験だったら。
TOEFL、TOEICだったら。
外交官になる事や英語の通訳になることが目的だったら、
絶対に
「大丈夫?」をAre you fine? No-problem-ly fine?
とする英訳は生まれてこなかったでしょう。
いや、発想すらしなかったでしょう。
なのに、なぜこの語が生まれたのかと言えば、コミュニケーションこそが目的であったからです。
その時、その場、或いはその前後の経緯の記憶(history)から生まれた訳です。
このように目的が変わると見えてくる世界や行動するフィールド、或いは行動そのものが全く変わってきます。
そしてどうしても相手とコミュニケーションしたい欲求が強く、またその必要性が喫緊の課題であった場合には、何が何でもコミュニケーションをとる手段を考え出すものです。
そして、そういった羽目に陥った場合の「臨機応変な対応力」「応用力」「創出力」の醸成こそが大切だと考えております。
英語はまさにそれを成り立たせるには打ってつけのflex言語だと思います。Flexibilityにあふれた言語だと見受けられます。
しかし日本語においてもこういったflexibility溢れる領域が存在します。
それは二語、四語、あるいは複数語の漢字熟語の分野においてです。
例えば国語辞典にはない
極空(ごくから=極めて中身なしの空っぽ状態)=super vacant(empty)
言語道断級極空(ごんごどうだんきゅうごくから=いうのもおこがましい程の中身なしの空っぽ)=lost word level super vacant(empty)
極辛(ごくから=極めて辛い)=super hotness
悶絶的極辛(もんぜつてきごくから=悶絶するほど極めて辛い)=super hotness like a naturally wants to twist body
等いくらでも創出できますでしょう?
まずは創作漢字熟語から初めて、次はその英訳に挑んでみるのも一興かもしれません。

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