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みんなが好きな冬の百合

ごきげんよう、東京大学百合愛好会です。
本日はクリスマスイブ、本会のアドベントカレンダー2022もこの記事を入れて残すところあと2日となりました。早いですね。

さて、そんなクリスマスイブの記事の内容ですが、

東京大学百合愛好会の会員有志に、
百合作品の好きな冬回

を挙げてもらいました(クリスマス回じゃないのは昨年学生百合サークル連合(以下、UCY)でやったからです)。

ということで早速紹介していきたいと思います。

※掲載順は作品名の五十音順。また、敬称略。
 便宜上作品名を『』、話のタイトルを「」で囲んでいます。
 また、紹介した作品のリンクは記事の最後にまとめています。

『アイドルマスター ミリオンライブ!』 第22話 「解き放つ可能性」

しーしー(@CCutCC)

概要
クリスマスのライブにて、武道館という夢を叶えようとしている静香と、劇場でセンターに挑戦する未来。それぞれが成長していく中で、向かっている方向にずれが生じてきて、なんだかうまくいかない未来。時間を作ってもらい、正面から向き合った二人は、今まで言えなかった思いをぶつけ合って——。

選んだ理由
21話あたりからの流れ、何回読んでも泣けます。みらしずの良さが詰まってると思います。自分をぶつける瞬間が最高に好きなんだよな……。そして、読んだ流れで「君との明日を願うから」を聴きましょう(最近サブスクも解禁されました!)。全てが最高の楽曲なので。

『ドキドキ!プリキュア』 第44話「ジコチューの罠!マナのいないクリスマス!」

近江姉妹の娘(@phanomenologist)

概要
日本一の生徒会長を決める「生徒会長スピーチコンテスト」に出場することになったの! 歴代の総理大臣も参加してたんだって。燃える~っ! でも、その日はちょうどクリスマス…。みんなと遊ぶ約束だったのに~!

選んだ理由
プリキュアシリーズにおけるクリスマス回はスケジュールの都合上現状常に終盤に放送されるため、ストーリー上重要な回がかなり多い。Youtubeで各シリーズのクリスマス回だけをピックアップしているので見比べてみるのもいい。 その中から1作だけ紹介しよう。
敵の策略の荒唐無稽感が本作らしいが、本作を通じて感情の揺れ動きが描かれた菱川六花(CV:寿美菜子)の心境の極致が描かれ、敵役のレジーナの葛藤に問題作たる本作のエッセンスが感じ取れる。 詳しく説明すると結構恥ずかしくなるシーンがあったりするので、説明をきくよりかは一度見てもらいたい。

『熱帯魚は雪に焦がれる』 第21槽 「天野小夏は悲しんだ。」

うどん脳(@iromi15)

概要
透き通る寒空の下、冬を告げるカモメ達が舞う中で、小雪が意外な人物と仲良く歩く姿を目撃した小夏。その時から、小夏は自分の中に住まう独占欲、孤独、すなわち「山椒魚」に苛まれる様になるーー。

選んだ理由
二人のすれ違いが加速し始める回。もどかしさが読者の胸をかき乱します。
「山椒魚」の目覚めにピッタリなタイトルも秀逸。

『マリア様がみてる』 ウァレンティーヌスの贈り物(前編) 「びっくりチョコレート」

しーしー(@CCutCC)

概要
祐巳が1年生の時のバレンタイン。お姉さま(祥子)への想いが空回ってしまって迎えた当日、新聞部主催のカード探しで——。からのびっくりチョコレートへ。

選んだ理由
祐巳と祥子のうまく噛み合わないところと、そこからのお互いへの気持ちの向き方がね……。良いんですよね……。

『ラブライブ!』 「Love marginal」(printemps)

shin(@shin_bgk)

概要
穂乃果、ことり、花陽によるユニット「printemps」による曲。ユニット名はフランス語で春という意味だが、その印象とは対照的な切ないone-way loveを歌っている。1番の直後に挿入されるアコースティックギターの短いソロパートも象徴的。

『ラブライブ!』 「冬がくれた予感」(BiBi)

shin(@shin_bgk)

概要
絵里、にこ、真姫によるユニット「BiBi」による曲。歌詞にある「足音」を連想させるドラムのビートが印象的。

選んだ理由(上記2曲)
両者とも冬の冷たい空気感が歌詞の主題とともによく伝わってきて好きです。

『リコリス・リコイル』 第9話 「What's done is done」

うどん脳(@iromi15)

概要
千束の命を救うために更なる戦いに身を閉じる覚悟をしたたきなは、千束を冬の町に連れ出す。別れた二人の上には静かに雪が降るのだった。

選んだ理由
戦闘マシーンだったたきなが、千束が楽しめる様にと必死に考える姿が良い。
表面上打ち解けている二人が、しかしすれ違っていることを象徴するかのような冬の景色もgood

おわりに

いかがだったでしょうか。「わかる〜!」というものや「ちょっと気になってきたかも」というものなどなど、あったんじゃないかなと思います。協力してくださった会員のみなさん、本当にありがとうございました!

いよいよ明日がクリスマス当日、アドベントカレンダー2022の最終日なわけですが、明日の記事は、なんとぉ!

11月の「コミックアカデミー21」で頒布した『Liliest vol.6』にて先行公開された

紺先生(@pluto_305)へのインタビュー記事

となります。お楽しみに!

ということで、アドベントカレンダー2022の締めの場を明日の記事に設けることができないため、この記事で東京大学百合愛好会のアドベントカレンダー2022の総括的なことをやってしまおうと思います(名乗っていませんでしたが、このあたりの文章は本アドベントカレンダーの企画、進行等を行っていたしーしーによって書かれています)。

まずは、アドベントカレンダーの記事を書いてくださった本会会員のみなさん、そして、記事を読んでくださった、また感想等呟いてくださったみなさん、ありがとうございました!
この場を借りて御礼申し上げます。

昨年のUCYのアドベントカレンダー2021に引き続き、取りまとめ的な役割をやってきましたが、無事25記事出揃いそうでとりあえずホッとしています。

さて、長々と書いても仕方ないので、このあたりでこの記事、そして東京大学百合愛好会のアドベントカレンダー2022を事実上締めたいと思います(とはいえ、明日の記事が目玉の一つなので、お楽しみに)。
東京大学百合愛好会は、今後も様々な活動を行っていく予定で、年末にはC101も控えています。今後ともよろしくお願いします。
また、会員も随時募集しているので、気になった方はTwitterのDMまで。

それでは、ごきげんよう。

執筆者:しーしー(@CCutCC

紹介した作品のリンク

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