見出し画像

あなたが好きなクリスマス回

ごきげんよう。学生百合サークル連合(@UCY_twitです。
アドベントカレンダー企画は本日で25日目です。
本日もご覧いただいている方、ありがとうございます。
また、今日初めて見たよ!という方はまずこちらをご覧いただけると何のことかわかると思います。

1. さて、最終日の記事は?

本日12月25日のアドベントカレンダーの記事は……もうお分かりだと思いますが、この記事そのものです!

というわけで学生百合サークル連合のアドベントカレンダー、これが最後の記事となります。ぜひ最後までお楽しみください!

さて、そんなクリスマス当日の記事の内容ですが、
学生百合サークル連合の会員のみなさんに、

百合作品の好きなクリスマス回

を挙げてもらいました!ということで早速紹介していきたいと思います。

2. みんなが好きなクリスマス回

※掲載順は文章をいただいた順。また、敬称略。
 便宜上作品名を『』、話のタイトルを「」で囲んでいます。
 また、紹介した作品のリンクは記事の最後にまとめています。

『プリンセス・プリンシパル』 10話 「Case 22 Comfrot Comrade」

ネプヨナ@Nepu47東京大学百合愛好会

あらすじ
「かつて、ファームと呼ばれるスパイ養成所でアンジェとドロシーの同期生だった“委員長”。 彼女は養成所時代、成績が2位から落ちたことのない優等生でもあった。 今回、アンジェ・ドロシー・ベアトリスの3人に与えられた任務は、そんな彼女と共に海軍卿の居城から機密文書を奪取するというものであった。 任務は無事に終了したかに見えたが、アンジェとドロシーにはもう一つの指令が与えられていたーーそれは、彼女が二重スパイではないか確かめることであった」

選んだ理由
このエピソードは、まず「冬」らしさが出している所が良いです。遊園地の風景、同期との久々な飲み会場、暗い空とオレンジ色に光る街…どれもが「冬」の雰囲気をちゃんと伝えてくれます。 もちろん、このエピソードの内容を知っている方は、「クリスマスにこんなどす黒いエピソードを?」と思うかも知れません。 ですが、そこが良いのです。憧れ、嫉妬、すれ違い、救済と絶望…「クリスマスで皆が皆で幸せ」という一色塗りではなく、幅広い感情を表現した良いエピソードだと思います。

『マリア様がみてる』 3巻 「冬の残花、そして」

しーしー@CCutCC東京大学百合愛好会

あらすじ
12月24日、佐藤聖は後輩の久保栞と駆け落ちしようと計画するが、待ち合わせ場所に栞は現れなかった。23時を過ぎて聖のもとに現れたのは、聖のお姉さま(白薔薇さま)だった。白薔薇さまは聖に栞が来なかったわけを伝え、聖を心配して待っていた蓉子と、12月25日になるのと同時に聖の誕生日を祝った。

選んだ理由
佐藤聖さまという難しい人物を姉である白薔薇さまが本当によく捉えていることが伝わってきて、「お姉さま」という存在の強さを改めて感じました。また、蓉子さまが聖さまのことを気にかけている様子が好きなので、そこが見られるというのも個人的に嬉しいです。

『結城友奈は勇者である 勇者の章』 第三話 「あなたを思うと胸が痛む」

うどん脳(よわコシ)@iromi15東京大学百合愛好会

あらすじ
讃州中学勇者部の面々と共に、人類を脅かす存在「天の神」から親友・東郷美森を奪還した結城友奈。しかし、その時から友奈は身体の変調を感じる様になる。そして、迎えたクリスマスイブ。戦いを乗り越えて平和に過ごす勇者部の姿を見て、友奈は密かな決意をするーー。

選んだ理由
華やかに飾りつけられた街、幸せに暮らす勇者部と追い詰められていく友奈が残酷なまでに対照的な一話。かなり辛いお話ですが、輝く街並みと刺す様な冷気が共存する「クリスマスらしい」話であると思います。親友を、周りの人を大切に思う友奈の悲痛な決断が、歌声と共に胸を打ちます。 

『ふたりエスケープ』 3巻 その22 「クリスマス・エスケープ」

うどん脳(よわコシ)@iromi15東京大学百合愛好会

あらすじ
全力で現実から逃避してきた二人、無職の「先輩」はクリスマスを心待ちにするが、漫画家の「後輩」は原稿に追われていて……?

選んだ理由
色んなことをやらかしつつ、なんだかんだ仲良く現実逃避しまくる二人ですが、この話では特にお互いを大事に思い、感謝していることがわかります。普段飄々としている先輩が、珍しく感情を露わにする様はポイント高いです。二人が仲良く騒げば騒ぐほど光るオチも秀逸。

『ブラックリリィと白百合ちゃん』 4巻18話

だち@dachi655京都大学百合文化研究会

あらすじ
リリィと優凜はクリスマスデートについてリリィの従姉妹であるリコリスに相談する。リコリスから渋谷でのデートプランを提案してもらい、聖なる夜に2人はお互いの愛の形を確認していく。

選んだ理由
「処女交換」がパワーワードすぎる。お互いの処女をクリスマスプレゼントにするという発想は天才としか言いようがないですね。また、場所が渋谷ということで、同性愛やパートナーシップ制度の話が入ります。社会のルールも変わりつつあるという実感は、2人が愛を確かめ合うシーンを盛り上げるとともに、この後の田舎の因習に立ち向かう展開への布石にもなっていて、ストーリー上でも重要な回です。

『あの娘にキスと白百合を』 7巻35話

ノーラ@zUn6XNTBe7g8zMr東京大学百合愛好会

あらすじ
白峰と黒沢のクリスマスデート(?)回。「テストで負けた方は勝った方のいうことを何でも聞く」という賭けをする二人だが結果は引き分けで勝負は持ち越しに。そして、白峰は黒沢をクリスマスの街へと連れ出す…

選んだ理由
大きな試練を乗り越えた黒沢の白峰に対する変化が鮮明になる話です。甘酸っぱい関係、いいですよね…

3. おわりに

いかがだったでしょうか。「わかる〜〜」というものや「そんなのがあったのか、ちょっと気になってきたな」というものなどあったんじゃないかなと思います。そして、クリスマスは多くの百合作品で描写が見られ、欠かせないイベントとなっているなと改めて感じますね。

また、私個人としても、他者の「好き」を知れる良い機会になりました。アドベントカレンダーの締めとしても、クリスマス当日の記事としても良いものになったのではないかなと思います。記事の内容を決めたのが1週間前とギリギリになってしまった中(なんとなく枠だけ取ったはいいものの何も考えていませんでした。すみません)、協力してくださったみなさん、本当にありがとうございました!

そして、この記事の終わりは、学生百合サークル連合のアドベントカレンダーの終わりも意味しています。ということで、

アドベントカレンダーの記事を書いてくださった学生百合サークル連合のみなさん、記事を積極的に拡散してくださった各サークルのみなさん、そして、記事を読んでくださったみなさん、ありがとうございました!
この場を借りて御礼申し上げます。

さて、長々と書いても仕方ないのでこの辺りでこの記事、そして学生百合サークル連合のアドベントカレンダー2021を締めたいと思います。
学生百合サークル連合は、今後も様々な活動を行っていく予定なので、その際はまたよろしくお願いします。
また、会員も随時募集しているので、気になった方はTwitterのDMまで。

それでは、ごきげんよう。

執筆者:しーしー(@CCutCC
(編集後記は需要がありそうならあとでこっそり書きます)

4. 紹介作品のリンク

最後の最後(ダブルミーニング)まで読んでくださっているみなさん、ありがとうございます(ここからはただのリンク集です)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?