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nodes vol.3 巻頭言

COVID-19の影響でオンライン講義の重要性が広く知られるようになりましたが、東大をはじめとする教育機関では、教育への情報通信技術の活用が以前から行われてきています。今号のnodes特集記事では、最先端の教育用計算機を整備し続けてきた東京大学の情報教育のこれまでとこれから、そして学内外へのオンライン教育コンテンツの配信やVRを活用した教育の可能性など、さまざまな切り口でICTを活用した高等教育の取り組みについてお伝えします。単に教室での講義をオンラインに置き換えるだけでなく、豊かな教育コンテンツの創造に取り組む現場の取り組みをご覧ください。

さらに、今回も東京大学情報基盤センターが関わる多くの “nodes” の声をお届けします。「nodesの光明」では、膨大なデータを蓄積し、ほとんどサービス停止せずに運用している「HPCI共用ストレージ」にまつわる話を、「飛翔するnodes」では、異種の計算機システムの間でシームレスにデータをやり取りしてシミュレーションとデータ・学習の融合を可能にするシステムソフトウェアについて、開発者・研究者の声をいきいきと取り上げています。

創刊第3号を迎え、ますます重層的な”nodes”の姿をお伝えしています。どうぞお楽しみください。 (飯野孝浩)

Contents
 
nodes vol.3 巻頭言
特集
 ICTと高等教育
 オンライン教育プラットフォームの運営と教員の教育力向上サポート
 VRを活用する教育の効果と可能性
連載 nodesの光明
 データストレージを止めるな!──着実な連携と監視で運用を支える
連載 飛翔するnodes
 シミュレーション・データ・学習の融合を可能にする
 新たな通信システムソフトウェア
nodesのひろがり
 政府調達ってそもそも何なん?
 東京大学のDXとは?
 地球を覆う巨大な情報通信網
 番外編 SC22参加報告

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