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初心者的「レンズ」購入 🇫🇷でポチる「Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS」

Bonjour ボンジュー
ブラックフライデーというセールをフランスに来てから知ったのですが、日本でもあるようですね。それはともかく、前々回の記事(🇫🇷フランス初心者的カメラ購入「計画」)で書かせてもらった計画の一部がブラックフライデーという名の下に「遂行?」されました。
カメラやレンズって高いじゃないですか!個人的には買いたい衝動と共に何を選んだら良いのか?選ぶべきなのか?を初心者なりにいろいろ考えました。その顛末を、作例と共に初心者目線で記します。(以下はSONY縛りの話になります。)

そもそも計画ではフルサイズへの憧れから「カメラ本体を買う!」というところが出発点だったのですが、写真を学ぶという観点からレンズを買うことにしました。APS-Cからフルサイズに移行してどのくらい写真が良くなるのか?自分の見立てでは「満足のいく違い」が見られるのか?疑問でした。
多くのアマチュアの写真を日頃見ているのですが、APS-Cでも上手な人は綺麗に写るし、現在の自分が「良い写真を撮りたい」という目的を達成するには現在のカメラ性能で十分と思っています。とは言っても10年前の機器なので、機器の性能の総合レベルでは最新の機器の性能を知ってしまうと欲しくなるってもんですが、その要素が無くても今は楽しめているので良しとしています。

ではどのレンズを買うか?今後フルサイズへ移行するという予定なのでフルサイズ用のレンズを条件としました。
次にレンズの種類ですが、これまで単焦点が中心の撮影だったので、計画当初は単焦点狙いでした。現在使っている35㎜ F1,8という明るめ、ぼけ感が際立つレンズを愛用していたので、フルサイズ換算で50㎜を買うか、はたまたフルサイズ1本目のレンズなので広角を買うか迷ったのですが、結局ズームレンズに落ち着きました。
判断のおおきな要素としては予算の関係で単焦点を「広角、標準域」とそろえていくのは時間が掛かりそうなので、ズームレンズで広い範囲をカバーするためにこの選択にしました。
がしかしもう一つ理由があって、ズームレンズを上手に使っている方の魅力的な写真を見ると、ぜひその領域に近づきたいという想いがありました。

中望遠ズームのラインナップのなかで、これまで使っていたF2近辺の明るめのレンズとなると相当コストが高くなるのですが、F4あたりで景色や物撮りも上手に行っている人がいると自分もその気になるってもんです。
くわえてSONYのレンズラインナップでZeissというブランドが自分的には魅力的に感じ、「空気を撮す」とか評価されるとマンマとそそられますね。仕事がら測定器でZeissを知っていたのですが、その存在感は高級、だけど精度、信頼性が高いというものです。
アマチュアのZeissレンズ作品を見て感じた品質の個性は、「逆光耐性が強そう」、強いというのは光に負けず綺麗に写るということ。そして「解像感が高い」でした。と初心者なりにですよ、感じたんです。実際にどうだったかは以下の作例で紹介します。
で結局購入したのが
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS
です。Zeissの青のロゴは良いですね♡ 反対側にSONYのロゴもあり!

引用 SONY HP

一点、APS-C機器本体にフルサイズレンズを装着しているので周辺の収差が大きいところが削られるということを聞きました。そんな影響も以下に紹介する作例の写りに味方しているかもしれません。


SONYユーザーにはお馴染みのオレンジ色の箱
取説はいつものように欧州あるあるの「多言語」
(英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ポーランド、北欧……)
袋付きでございます
軽いと評されるレンスですが、自分にとってはでかすぎ!!!


カメラとの大きさの対比、このアンバランス感、だんだん慣れてきました笑

レンズ口径が67㎜なのでこれまでの49㎜の付属機器は使えません。NDフィルターは早々にポチろうと思っています。

ブラックフライデーだったので50€ほど安く買えました。総額550€でした。
現在は外貨が強いので円換算すると割高に感じるかもしれませんが、欧州にいると円換算の品物が安く買えるありがたさは嬉しいもんです♡


ロワール川 Saint-Just-Saint-Ramber
焦点距離 24mm シャッター速度 1/40 絞り値 F13.0 露出補正 ±0.0 ISO 200 ホワイトバランス 自動

職場近くで川を見に行ったら日没のいい時間だったので、撮影しました。比較写真がないので以下は私の主観になりますが、これまでのレンズに比べて解像感と逆光耐性が強く感じる一枚です。NDフィルターなどは使用していません。逆光でも写りがしっかりしている印象を受けました。


焦点距離 40mm シャッター速度 1/10 絞り値 F14.0 露出補正 ±0.0 ISO 200 ホワイトバランス 自動

日没の夕景、橋のフレームとワイヤーが以前のレンスと比べてしっかり解像されています。
これまでズームレンズを使ってこなかったので、ズームの操作がぎこちないのですが、当たり前ですが画角選択の自由度が広がりました。ちょっとZoomを動かして得られる「しっくり感」がたまりませんね!

焦点距離 24mm シャッター速度 1/6 絞り値 F11.0 露出補正 ±0.0 ISO 200 ホワイトバランス 自動

過去の写真に比べて、解像感と色味が良くなった印象を受けます。これまでは無印品しか使ってこなかったのですが、こういった違いを感じられるのが満足度を後押ししてくれます。
いずれにせよ、カメラが同じなので、これまでのレンズとフルサイズレンズとの違いを直接感じることが出来るのも狙いどおりで嬉しいです。

まだ1日使っただけなので、今後も印象的な感想が得られれば紹介させて下さい。

決して新しいレンズではないですが、値段もこなれてきてコスパ、満足感が大きくて嬉しい買い物となりました。
このZeiss品質は満足感を後押ししてくれます。今度は是非Zeissの単焦点を狙いたいです!
本音はGMレンズを使ってみたいけど……♡

最後までお付き合い頂きありがとうございます。ステップアップや購入動機、同じ初心者を自負する方の何かのお役に立てればうれしいです。
日頃皆さんの記事から写真、機器について学ばせてもらっています。今回の内容は初心者目線なので、コメント、ご意見頂けると励みになります。気づいたことなど忌憚なくご指摘下さい!

それではまた!アビアントゥ!à bientôt !!


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