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「カメラ」ポチりました。インフルエンサーとフルサイズ信仰、APS論争の行方

Bonjour フランス🇫🇷からこんにちは!
ここ数ヵ月間、円が弱く、ユーロが強かったため、家族の4年ぶりの帰国に合わせてカメラを日本で買ってもらうことになり、13年ぶりに新しいカメラを買うことになりました。(自分はボッチで🇫🇷年越しです💧)
フランスで買うのと比べて円換算で50000円以上お得だった(現在¥下降中……)んです!
一昔前のAPS-Cモデルを今日まで使い込んで、まだ自分の技術が伴っていないので新しいカメラの予定はなかったのですが、ひょんなことからチャンス到来です!
買う事が決まると、もしかして「フルサイズ?」なんて事が頭によぎりました。そんな迷っている最中に、妻から「ボーナス」をいただけることになり、フルサイズ直行!っという可能性が浮上しました。しかし今回は踏みとどまりました。なぜでしょう!!!

初心者または技術成長中のカメラ選びにおいて、ネット上の情報で「APS-Cモデルかフルサイズ」かという「論争、視点」を沢山見たのですが、所詮何を買うかは、自己満足の世界。
撮影を職業にしている人たちが性能差を比較し、客観的に論ずるのは妥当ですが、趣味レベルであればマスターベーションと同じ!「手」派もいれば、「道具派」もいたりしてそれを声高に「どちらが良い」とレッテルを貼って言う必要なないですね。
3000ccの高価なスーパースポーツが1600ccより運動性能が良いに決まっているが、タイトな山道を走るなら1600の方が扱いやすく速いし、なんせ「きもちが良い!」

ここで初心者の自分の機器選択の今日までの経験を踏まえてここで言いたいのは、余りにも機器選びや性能に関する情報が多すぎる、そして本当に購入者に必要な情報を見失いやすいので、インフルエンサーが語る情報を鵜呑みにしてそれを自分にあてはめ、フルサイズ信仰に染まってしまうのは「もったいない」ということ。自分も目を三角にしていろんな情報を視聴しまくったのですが、たどり着いた個人ブログやYouTubeの動画のコメント欄で「フルサイズ信仰」を散見して強く思いました。

お金に余裕があるなら買うべきだし、それで満足を得られれば最高です!
所詮、趣味であればそれは「マスターベーション」ですから!!!
ただし上手くなりたい、とか良い写真が撮りたいという明確な目標があるならそれに必要な道具を選ぶべき。全てに言えることで至ってシンプル。もしセンスがあったりチャンスがあった、その結果それがフルサイズであったならそれを買うべきです!もし目的に見合っていれば撮影者の技術的なレベルが高くてもAPS-Cでもいいわけです!

子供がテニスをやっていますが、成長に合わせてラケットサイズや材種を変更します。成長が早い子、力がある子は大人に近いラケットへ飛び級でステップアップしますが、それはコーチが見立てて「使いましょう」と推薦があってのこと!それ以外は成長に合わせてステップアップします。
「うちの子は他の子より上手いから大人用ラケットを使わせます」と親がいうのは勝手だが、コーチに認められずそれをするのは気が引けるし、怪我の元になりかねない。

自分に置き換えると、技術の上達に関しては沢山枚数を撮って失敗することが必要だと思っているので、フルサイズの高画素で保管データ量が膨らみ負担になる事や、プロ向けのごく僅かな機器の性能差を追求するよりも、気軽に写せるAPS-Cモデルで良い写真(画角、構図、構成、タイミング、時期、時間を知る)が撮れるようになりたい、最初はお気に入りが一年に二回だったのが5回、10回と増えるように、と思っています。
投資はカメラ本体よりレンズを試す機会を優先させたいです!

夜間耐性?ノイズ?たしかに比べたらそうですが、だれがそを指摘する?公開したSNS上で「この写真APSだから甘いね」という人はいないと思うし、プロレベル以外に分からないと思います。それが分かる人なら評価対象は「そこ」ではないでしょう!

この論争では「安物買いの銭失い」には決してならないということ!
プロでも撮影対象によってはAPS-Cを使っているし、良い写真を撮るための道具としてAPS-Cモデルが決して劣るモノではない。

機器選びでフランスや海外の情報を日本のそれと同時に見ると、特に日本の市場でフルサイズ信仰が強く感じるのでもったいないという気持ちがあります。
自分もフルサイズ信者だったとき、フルサイズの中古をあさりまくった のですが、探し比べたときに、日本に程度の良いフルサイズ中古が沢山あるのは、フルサイズ信仰で購入した技術未達の人たちが趣味を辞めてしまって売り払っていたり、上手くなれずに諦めてしまったかのような「見えない裏側」を推測させてしまう事に繋がっていないか?消費者ありきのマーケティングではなく、メーカーありきの、インフルエンサーありきのマーケティングになってしまっていないか?
インフルエンサー(ユー○ーバー)はメーカーから貸与されたモデルを一生懸命(忖度無し?)に語ろうとし、次のモデル貸与に繋げる、視聴者獲得に繋げることが彼らの仕事であり目標なので、玄関先に押しかけた「セールスマン」と基本同じと思っています。セールスマンから与えられた情報を受け取り側がどのように理解するかが問われていると思います。セールスマンが玄関先に来ると拒絶したくなりますが、自分で検索しに行くと、セールスマンの情報に「のめり込んじゃい」ますよね!自分もそうです。

そしてもしそれが日本のカメラ市場の売り上げを支えているのなら、脆弱で薄っぺらいモノに感じてしまいます。

自分自身がこういったインフルエンサーの情報のおかげで「難しい向こう側の撮影技術」と思っていた一眼の世界に踏み入ることが出来ました。なので高い買い物である機器選びの基準が、インフルエンサーたちの発言が、受け取り側の「信仰」的にならないことを願うばかりです!

長くなりましたが、今回は本文中に写真も無く失礼しました。最後まで呼んでいただきありがとうございます。本文は「初心者による機器選びの一部」としてご理解下さい。
カメラ買えて「嬉しい」と素直に言えない頭でっかちな初心者的自分を反省です💦
さてこれから「レンズ選び」にインフルエンサー達のお世話になることとします♩

アビアントゥ!À bientôt !!

おまけ
自分はSONYユーザーですが、下の二人のAPS-Cの使い方から刺激を受けました。オザワさんはキャラ濃くて大好きになりました♡



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