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はじめまして、インター21です!

はじめまして、東京大学インター21のはちめろと申します。

……と名乗ったところで、いまいちピンとこない方もいるかもしれません。多くの方はすでに「インター21ってなに?」という質問が頭に浮かんでいるでしょう。

インター21とはズバリ、「2021年入学のインタークラス」という意味です!東大にはインタークラスという、他と一味違う特殊なクラスが存在します。これは文科一類から理科三類にわたる全科類の1組~3組の、全12クラスからなる集合体を指す呼び名です。1組に「既修ドイツ語」、2組に「既修フランス語」、3組に「既修中国語と中国語TLP(理系のみ)」の選択者が所属しています。ちなみに私はちめろは既修中国語を選択しているので3組です。

なんでこの12クラスが共にインタークラスを結成しているのかというと、(もちろん色々な理由が考えられますが)私個人としては一番の理由は「クラスごとの人数が少なすぎるから」だと思っております。極端な例だと、今年の文科三類1組には一人もいません!インター21全体でみても既修ドイツ語は7人、既修フランス語は10人、既修中国語は11人しかいません。ここでは科類と第二外国語を基準にした東大標準のクラス分けだとクラスごとの人数が一桁であまりにも寂しいから集まってきたんじゃないかという説を推していこうと思います。(理系中国語TLPは29人(!)いるんですけど、これはまたあとで)

ここまでの話を聞くと、インタークラスというのは東大に入ってきた時点で英語以外の外国語を一つ習得している極めて特殊な連中が集まっているところだと思うでしょう。実際少し前まではそうでした。

……少し前?

というのも2019年、突如理系の中国語TLPクラスがインタークラスに合流したんです。TLPとはトリリンガル・プログラム(TriLingual Programme)のことで、東大が2013年に始めた「英語ができる人向けに第二外国語もガッツリやりましょう」というプログラムです。どの言語についても履修するには入試の英語で8割以上とれている必要があり、履修することで二外の授業が週に5回(秋学期になると4回)あるようになります。とても忙しくなるけど力は確かにつくみたいです。

話を戻すと、毎年30人弱しか集まらないインタークラスに英強の猛者ことTLP生(今年の場合なんと全員入試英語100点以上!, UTaisaku-Webによる)が30人近く加わったことで、一気に大所帯になりました。その数インター21でなんと57人!東大は1クラス30人前後が普通なので、その二倍近くの人数です。コロナ前の五月祭では先輩方が人数の力に任せて本郷キャンパスで2店舗同時出店なんてこともしてたみたいです笑。

さて、私たちは2021年入学のインタークラス、インター21(にーいち)です。私たちの上クラにあたるクラスはインター20(にーゼロ)で、そのもう一個上がインター19(いちきゅー)という風にどんどん遡っていきます。読み方はお察しの通り数字丸読みです。インタークラスでは伝統的にクラス内の横のつながりのみならず縦のつながりも強固で、コロナ前は数世代をまたいだ会合もよく開かれていたみたいです(その点コロナっていやですよね、全然大勢で集まれないもん)。なので上クラ(1個上)、爺クラ(2個上)というほかのクラスでは一般的な呼び方を使ってしまうとややこしいことになりやすく、みんないっそのこと入学年で世代を名乗るようになったらしいです。この記事を読んでくださった方の中に来年東大のインタークラスに入る方がもしいるなら、その人たちはインター22(にーにー)の一員になります!来年駒場でお会いするのが楽しみです!

とまあ、ここまで長々と私たちインター21について話してきました。このブログではインター21の多彩なメンバーがインタークラスでの日常について語ったり、受験生向けにアドバイスしたり、東大の知る人ぞ知る受験科目「ドイツ語」「フランス語」「中国語」の解説をしたりと、色々なことをやっていこうと思います。ぜひ今後の記事にもご注目ください!!

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