卒業制作の肌感覚
建築という学問を学び始めて4年目。
大学4年となった今、卒業制作で設計をしている。
最終提出は1月末。
提出までは2ヶ月を切った。
これまで先輩達を手伝っていて大変そうだな〜って人ごとのように思っていたが、自分がその当事者となった今感じること。
それを備忘録として書いておく。(こんなこと書いてるくらいなら卒制の作業を進めろと言う話だが、今のこの感覚は今書き留めることに価値があると思っているから僕はいま文字に起こしている。時間軸はどう頑張っても変えることの出来ないものだから今書くことは自分を客観視する絶好の機会だと思っている。この感覚を卒制提出後に書いたらきっとテイストは変わってしまうだろう。)
ちなみに備忘録をしようと思う話を先輩にしたところ、そんなことをするくらいなら作業を進めなさいとご指摘頂いた。
ごめんなさい、先輩。
まだまだの進捗具合の自分がよくわからないこと言い出したらそりゃそう答えてしまいますよね。先輩から頂いたアドバイスはとても参考にさせてもらいながら作業に取り組んでいるので感謝しかないです。
正直作業の進捗はお口をチャックにするレベルかもしれませんが、時間を割いてでもこの感覚を書き留めておきたい。
それでは今の考えていること、状況や気持ちを自分に素直に書いていく。
まず、今感じていること。
超絶に焦っている。焦りの感覚が12月になってどかっとのしかかってきた。卒制というものをやっと実感した気がする。
やばいやばいと思いつつも何とかこの焦りの感覚を楽しみたいと思う自分。初めて味わうこの卒制の焦りの感覚。提出までのスケジュールを細かく組んだが、もう余裕をぶっこいている時間はない。
やれるとこまでやれ。足掻けるとこまでとことん足掻け自分。
自分を信じてマイナスのことは絶対考えるな。
周りを見るとみんなすごいし進んでいるし、、でも周りを見て一喜一憂はしちゃダメだぞ!
そうやって自分に言い聞かせながら平常心を保ちながら楽しむをモットーに日々作業。
そんなことを内心考えながらもやっぱり正直焦りはあるが、この卒制期間は毎日が楽しい。
とことん壁にぶち当たるエスキスも中々メンタル強くなりそう。
周りの人達に終わらないと言われる模型もいい意味で裏切ってやりたい。(周りのお手伝いさんには感謝しかない。お手伝いさんがいるから頑張れている節はめちゃめちゃある。)
不安はある一方で気持ちだけでは押し潰される気がしない。きっと追い込まれれば追い込まれるほどめちゃめちゃ良いメンタルトレーニングになりそう。
思ったより楽しんでいる自分がいる。
この状況を楽しむ自分は変態かもしれない。
そんな感じで卒制をやっているが、卒制と同時並行で現在3つのプロジェクト活動をやりながらあわよくばビジネスコンペにも挑戦したいと考えている。
自分のキャパとの相談ではあるが、卒制とこれらを両立というか全部やり切ったら相当気持ちいいかもしれない。
卒制以外のことにそんなに手を出している人は周りを見ても中々いないような気がするが、これをやり切ったら新しい景色が見えそうだな。
かと言って卒制はどんな結果になろうと後悔なく終えたいと思っている。楽しみながら後悔ないほど努力出来れば、きっと胸を張れる。
この先の自信にもなるはず。
卒制を卒制で終わらせたくない。この卒制で将来への見通しが少しでもつけばもう大成功だろう。
よし、やったるぞ。
このあとの時期はもしかしたらのもしかしたらで気持ちが押し潰されそうな感覚になるかもしれない。だけどその気持ちや感覚も堪能しながら文字に起こせたらいいな。押し潰されたらその時は自分の限界値を知れるいい機会になりそうだ。どんな方向に転がろうとも自分にとっての財産になることは間違いなさそう。
さあ残り2ヶ月弱。
みんなで乗り越えたいな。この卒制。
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