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感じることを大切に。「冬至の会」をおこまいました。

感覚とあそぶ「冬至の会」を今年も行いました。

うちの音楽教室(音楽室)では、毎年年末行事として、“冬至の会”というのをやっています。
冬至の日、夕方17:00から18:00にかけて、おとずれる暗闇のなかでおこなう遊び。


準備したものは、いろんな形の葉っぱと蝋燭、それとお菓子。

その目的は

感覚を見ることから解放し、きく、におう、あじわう、ふれる、
を浮き上がらせること。

一年という天体のサイクル(音楽・リズム)におもいめぐらせてみること。

暗闇のなかでの対話・・など。

去年はオンラインで生徒さんのご家庭繋いでの会でしたが、今回は3年生とその保護者さんだけを音楽室にご招待して、それをライブで流し各ご家庭で楽しんでもらう、という形になりました。


3年生がそれぞれでつくった燭台

子どもたちの「うわあ、たのしかった〜」というひとことが、何よりの収穫。また来年ね。


utena music field では、個々人の体験のプロセスと、音楽の熟成のプロセスのリアルを追求する「音楽プロセス体験」の試みを行っています。
この冬至の会もそのひとつ。
感覚は自分と世界とを結ぶ窓。
上達する、という前に、まず自分を置いてけぼりにしないでいこうね、
というメッセージとリアル体験の場として、欠かせないものになっています。

なにより、子どもたち、そして保護者の皆さんが、
そこでなにか、自分の感覚でひろって帰ってもらえたのなら、嬉しいですね。



生徒のお母さんがインスタに素敵な写真と投稿を載せていただきました。


愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!