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音楽教室に音楽をとりもどす

なんだかちょっと強い言葉になってしまったけれど・・

音楽教室で行っているレッスンのうち、
音楽的要素と音楽的でない要素、
っていうのを精査してみてもいいんじゃないかなって思っています。
そうすると、
じゃあ音楽的って何?ってなると思いますが
その「じゃあ音楽的って何?」という問いで
頭と心と体をぐるぐるさせてみるということそのものが
すごく大事なんじゃないかな、と。

昔こんなふうに習ったから、とか、
どこかの偉い先生の受け売り、とか。
それは素材としては、あった方が良い経験だとおもいます。
でも、鵜呑みにして、トップダウンで
生徒に直送、では、
音楽教室の先生の、あなたの「音楽」はいずこ?
私たちはアーティストだったはずじゃない?

私の音楽はなんだろう。
それはどんな形をしていて、
触れるとどんなで、
それを手渡す時の仕草はどうで、
何を共有すべきなのか。

これは、哲学で、
一歩も二歩も後ろにさがってながめなおして
深呼吸もして、そうして
じぶんで生み出していかなきゃならない。
自分で産んだその生きた感覚が、
ほんとうに人の芯に伝わるから。

音楽教室、というのは一つの舞台で、
大事な対話で(非言語の)、
人と人がであうところ。

そこでやり取りされていることは
本当に「音楽」なのか、
精査してみる必要があると思います。

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うちの「音楽プロセス体験」を学びに来てくださっている音楽教室の先生たちに刺激されて、いままでことばにならなかったものが少しづつ言葉になってきているのがありがたいことやなと思います。
また、先生だけじゃなくて、うちにくる生徒さん側からの声からもまなぶところがたくさんあって、そんな人たちとも一緒に、音楽を共有するために音楽教室はどんな役目が果たせるのか、対話を続けていきたいと思っています。
そこで、欠かせないのが、音楽を描く’(utena drawing)というツールです。

対話に応じてくださっている音楽教室の先生たちは、「発展プログラム」というプロセスをへて、一定の理論の共有ができるようになってから、「台音楽レッスン研究室」に入っていただいている方々です。ただし、発展プログラムは来年の6月まで、参加者の募集を見合わせていて、6月からのスタートで、数名一緒に始められたら良いかなと思っています。予約は受付中です。

興味のある方は、まずはメンバーシップの「日々の基礎」をのぞいてみてください。素朴に音楽と触れ合ってみるのも良いものだとおもいますよー。


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愛媛の片田舎でがんばってます。いつかまた、東京やどこかの街でワークショップできる日のために、とっておきます。その日が楽しみです!