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社員のやりがいとお客さまへのお役立ちを最優先に考える会社であり続けたい/代表取締役 葭谷広行

大手損害保険会社から一念発起して独立、ユナイテッド・インシュアランス株式会社を立ち上げてまもなく四半世紀を迎える代表取締役の葭谷さんにこれまでの経緯と将来への思いを語っていただきました。

つねにチャレンジ精神を持ち続け保険業界に新風を吹き込む

ー葭谷様がこれまで歩んできた道のりを教えてください。

出身は大阪です。大学を卒業して住友海上(現:三井住友海上)に入社しました。千葉や長野、埼玉で13年間、営業職を経験して、2000年の4月に独立して保険代理店のユナイテッド・インシュアランス株式会社を立ち上げました。

ーエリート会社員という安定した立場を捨てて独立されたわけですが、独立心みたいなものは昔からお持ちだったのでしょうか。

エリートではありませんが安定はありましたね。住友海上に入社したときには将来独立したいとは考えていませんでした。とにかく入社した会社で出世したいと。ただ、いずれ何かにチャレンジしたいという気持ちは漠然とではありますが、当時から持っていましたね。

もっともっと直接的にお客さまの役に立ちたい

ーチャレンジの中身については当時は見えていなかったということですか。

何かにチャレンジして自分の力を確かめてみたいという意識だけは持ち続けていたのですが、具体的な内容については明確になっていませんでした。それが見つかるまではとにかく会社で頑張ろう、出世したいと思っていました。ただ、仕事で経営者に会う機会が増えるごとに、自分も独立してビジネスを始めたいという思いというか、独立へのあこがれも感じ始めていました。

ー独立の形は徐々に形として見えてきたということでしょうか

保険の営業を続ける中で、もっと直接的に契約者様とのお付き合いを深めたいという思いがありましたし、保険以外の面でもお役に立ちたいという気持ちも強まっていました。となると、保険会社の社員の立場では限界があります。

そんな時、新たに海外帰りの上司にお仕えすることになりました。上司へ独立への夢を打ち明けたところ、その方からのアドバイスが転機となりました。
「これからは保険代理店が面白いよ!日本の保険業界は欧米を20年遅れで追いかけている。今始まった自由化の流れも、欧米は既に経験済みである。自由化の進展した欧米では保険会社からブローカーや代理店へのステップアップ転職が進んでいる。今このタイミングで保険代理店を立上げ、全力で頑張れば20年後には面白いことができるんじゃないかな?」
国内営業しか経験の無かった私には新鮮な感動がありましたし、保険代理店としての独立の夢は膨らむばかりでした。それに子育てという家庭の事情も独立のタイミングとしては背中を押してくれました。

四半世紀こだわり続けたユナイテッド・インシュアランスのポリシー

ーまもなくユナイテッド・インシュアランス株式会社は創業から四半世紀を迎えますが、これまで経営者として大切にしてきたポリシーみたいなものを教えてください。

とにかく、社員の幸せを一番に考えるということです。社員が幸せでなければお客さまを幸せにすることは出来ません。最近の言葉でいうと、まずは社員のウェルビーイングです。

次にお客さまを大事にすることです。これは保険代理店をやっている限り、会社として存在している限り、絶対にゆずれないポリシーですよね。
これらは、「私たち、お客さま、そして広くみんながしあわせになるよう努力します」という形でユナイテッド・スタンダードの冒頭で謳っています。

社員の「やりがい」こそ会社の未来

ー「やりがい」について具体的に教えてください。

保険の営業というのは、お客さまの将来を一緒に考えていくという元々「やりがい」の大きな仕事なのですが、そこにさらに付加価値を乗せていきたいと思ったわけです。
新しい保険商品が登場したら、それが最適だと思われるお客さまにベストな形で紹介する。未だ世の中にない新しい商品や新しいサービスは、私たちが創造しお客さまのニーズに応えていく。こんなにやりがいのある仕事はありません。
そのためには自分自身も勉強が必要ですし、なによりもお客さまに信用されていなければならないですね。自分を磨き続けることで「やりがい」はさらに輝きを増すと信じています。社員が「やりがい」をもって働き、成長することで、会社も成長、発展していくと思います。

ー「やりがい」の磨き方を社員のみなさんに伝えるために何かなさっていますか。

当社には、一般的には社是とか経営理念と呼ばれるものと、営業方針や方向性、心がけ、行動指針などを一つにまとめた「ユナイテッド・スタンダード」があります。
全社員が共通認識として「ユナイテッド・スタンダード」を常に意識することで、各社員が職種の違いや扱う商品の違い、離れた場所で働いているという垣根を越えてワンチームにまとまることが出来ています。ユナイテッド・スタンダードの最終行には「私たちは、みんなの役に立つこと、明るくなること、楽しくなることを創造します」と謳っています。これは単に保険だけを取り扱う保険代理店ではなく、今までにない商品やサービスを私たち自身が創造し、社会に役立つ存在になるという志です。やりがいがあると思いませんか。

社員が情報も気持ちもやりがいも共有できる会社へ

ーユナイテッド・インシュアランス株式会社の姿勢として大事にしていることは何ですか

「チームワーク」です。球技スポーツに例えると、パスを出す人のボールが仮にそれてしまったとしても、パスを受ける人が全力で追いかけて、ボールを収めれば、そのプレーはミスとは呼ばないですね。
社員が一体感をもってそれぞれの役割を全力でこなせれば、必ずや大きな成果が上がるはずです。
その一体感が仕事をする上での安心感になり、安心感が自由な発想や闊達な意見を生み、会社全体に広げていくことができる。このことが新しい商品や新しいサービスを創造する原動力となります。ユナイテッド・インシュアランス株式会社は、そういう会社でありたいと思っています。

スタート期の困難をみんなで乗り越えたという自信

ー四半世紀にわたって成長してきたユナイテッド・インシュアランス株式会社ですが、これまで順風満帆だったのでしょうか

もちろん、そんなことはありません。
創業してまもなくの時期が一番大変でした。売上が上がらずに給与の支払いに困ったこともあります。またやっと軌道に乗り始めたと思ったら、方向性や考え方の違いで、それまで一枚岩のつもりだったスタートアップメンバーが分裂してしまったこともありました。

ー軌道に乗る前のトラブルはさぞ大変だったでしょうね。

そこはなんとか乗り越えることが出来たのですが、二度と同じような事態を招かないように、努力や意識が足りなかったことへの反省とこれから歩むべき未来志向で創ったのが、さきほど紹介した「ユナイテッド・スタンダード」なのです。
「ユナイテッド・スタンダード」は我々にとってあるべき姿を明文化したものですが、マニュアルというような位置付けではなく、「幸せへの道しるべ」といった表現がピッタリくると思います。全社員が意識すべき、仲間同士の関わり方や、共に大事にしていく価値観を明確にした会社の屋台骨というか骨子・背骨のようなものです。

お客さまのためにどれだけやれるか。そこに存在意義があるはず

ーユナイテッド・インシュアランス株式会社の将来展望を教えてください。

業種・業態も、今置かれている環境もそれぞれ違っているお客さまに対して、それぞれに合った最も価値あるサービスを創造し提供する会社であり続けたいと思っています。それが保険代理店としての存在価値、法人としてのユナイテッド・インシュアランスの存在価値だとも思っています。
ただし、最重要の前提条件として、社員が楽しいと思える会社であり続けること。「やりがい」が色褪せない会社であり続けることですね。
これらより社員もお客さまも幸せにする会社として成長を続けていきます。

チャレンジの先に必ず幸せが待っている。そんな会社づくりを目指して。

ーユナイテッド・インシュアランス株式会社の仲間になろうかと考えている人にメッセージをお願いします。

ユナイテッド・インシュアランスは人を幸せにする会社です。
お客さまに安心・安全・健康をお届けすることで幸せを提供する「やりがい」のある仕事です。ぜひ、一緒にやっていきましょう!そして、お客さまを幸せにするために、まずは私たちが幸せになりましょう!私たちがお互いを幸せにする、これこそが最も大きな「やりがい」です。
当社で新しいことをどんどん吸収して、お客さまへ提供できるお役立ちをどんどん増やしていってもらいたいと思います。当社でどんどんチャレンジしてください。そして世の中に役立つ新しい商品や新しいサービスを創造してください。チャレンジできる環境、サポートできる環境は私たちが全力で作り続けます。

ユナイテッド・インシュアランス株式会社を見に来てください。
そこから新しいチャレンジが始まるはずです。

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