【読書】『不思議の国のアリス』~心が大きく動いたきっかけ~

 子どものころに触れた『不思議の国のアリス』は、私にとって怖いものでした。大人になっても、その怖かった記憶は私の中にありました。

 ハートの女王は怖いし、ディズニーアニメでみたチェシャ猫はかわいくありません。時計を持ったウサギはかわいいですが、アリスと一緒に冒険してくれるわけでもなかったですしね。

 それでも、気になってはいたんです。

 あの名作を読んでいないというひっかかりが常にありました。ですが、面白い名作は他にも山ほどあります。無理に『不思議の国アリス』を読まなくても良いですよね。

 そんなことを考えていた時期、『アリス・イン・ワンダーランド』が公開されました。『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』で冒険をした幼いアリスは、19歳の女性へと成長しています。

 成長したアリスには、結婚話が持ち上がっており、男性からプロポーズを受けて困惑していました。

 アリスは、他の女性とは違い変わったところのあるひとです。プロポーズを受けて結婚の道を歩むのか、はたまたアリスはアリスらしい道を歩むのか。

 原作のアリスとどう変わっているのだろうと興味を持ち映画を見ました。

 ジョニー・デップがマッドハッター役で出演すると聞き、そちらも気になっていたんですよね。

 原作ファンは、いろいろ意見があったようですが、私は楽しめました。




 映画を楽しみました。『不思議の国のアリス』に興味を持ちました。だからといって、すぐに小説に手を伸ばしたわけではありません。ただ、心が大きく動いた瞬間ではありました。

 気になっている本。

 読んでみようと思う本。

 なのに、素直に手に取れない本。

 そんな本が他にもあります。いつか、楽しんで読める日がくればいいなと思います。




 

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