気分良く過ごすには、自分を好きであることが大前提
先日、「日日是好日」という映画を観ました。
ゆったりとした純日本の世界観がとてもよく表現されており、しばらく余韻に浸っておりました。
時間の流れがとてもゆっくりで、心地の良い時間を過ごせた感じ。
ずっと観たかった映画だったので、時間を作って観れてよかったです。
そしてそんな1日はなんだかとても気分が良い。
なぜだろう?
どんな時に “心地良く、気分の良い状態” でいられることが多いのか、ちょっと考えてみたいと思います。
生活していく中で、すごくやる気に満ち溢れた日や上機嫌な日、どんよりしてなんの気力も出ない日やなんだかイライラしてしまう日。
いろんな日、ありますよね。
もちろん自分の体調や、仕事の状況、人間関係などさまざまな要因があると思いますが、気分良く過ごすための一因として自分自身を好きでいるということが関係しているなと思います。
では、この「自分自身を好きでいる」とはどんな状態なのか。
モデルさんのようなスタイルになること?
女優さんのようなキメの整った肌になること?
必ずしも外見のことではないと思います。
私の考える「自分自身を好きでいる状態」とは、やりたいと思っていたことが実現でき、その効果がほんの少しでも感じられたという状態です。
例えば、ちょっとエクササイズをしようと決めていてそれが実行できた日は、今日の自分えらいぞ!
しかもなんか体が軽い、とご機嫌な自分。
もしくは、今日はやろうと決めていた資格の勉強をカフェで2時間じっくりできた!
知識が身につき教養アップ!
など。
こういった時は、やろうと思っていたことが実現できた自分が好き、という状態です。
逆にやろうと思っていたことができなかったという日は、どんよりした気分になってしまいます。
今日は台所の掃除をやろうと決めていたのに、結局ダラダラとテレビを観ていたらもう夕方。
どうして自分はいつもそうなんだろう、またやってしまったと落ち込んでしまい、自己嫌悪に陥ってしまいます。
こういうこと、よくありました^^;
どうせ自分なんて、とふてくされていたんですね。
当然このような状態では自分を好きでいることはできませんし、さらには周りの人にも親切に優しくすることはできないかもしれません。
これはまさに負のスパイラルです。
では、やろうと思っていたことを実行するためにはどうすればいいか。
それは、頭の中で思い描いている“やろうとしていること”を取り出してあげる作業が大切になってきます。
つまり、To Doリストとして書き出すということです。
書き出すことは、やろうとしたことと距離を取って見ることができるし、文字にすることで頭の中で考えていた時と比べると現実感が増してきます。
さまざま書籍で書くことが推奨されていますが、納得です。
私は書く習慣をつけてから、昔よりもはるかにやりたいことを実現できていると感じています。
やはりここはデジタルではなく、ペンと紙を使ったアナログな方法が一番効果があると思います。
夜寝る前に手帳時間を設けておりますが、 To Doリストを達成できた時に完了マークをつける瞬間は、達成感があります。
そしてそんな時は、何かを実現できている自分が好きな状態ですし、あの人にも何かしてあげようという周りの人にも優しくできる気持ちが自然に湧き上がってくるものでした。
もちろん予定どおりにいかない日もありますが、持ち越しマーク(>)をつけることで、翌日にスムーズに持ち越せています。
これも書き出しているからこそ、できることです。
決して大がかりなことではなく、「今日は〇〇という映画をゆっくり観る」という本当に些細なことでさえ私は書いています。
小さなことでも書き出すことで、達成感を得られる機会が増える→実現できている自分が好き→気分良く過ごせる、の良い状態を生み出すことができます。
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観たい映画をゆっくり観た1日から、気分良く過ごすことについて考えてみました。
1日心地良く、気分良く過ごせたら良いなと今日も手帳時間を楽しみたいと思います。
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