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自己満足でいい

子どもの頃、話を作るのが好きだった。
漫画でも小説でも。
ただ、1度も最後まで完結させられたことはなかった。いつも途中で飽きてしまうから。

大人になってから、仕事で短編小説のまがい物のようなものを一度だけ書き上げた。
それまで一度も完結させられなかったから、心なしか嬉しかった。

結局、話を書き始めても、
既視感がある、誰かの真似になってしまう。
そうならないためにはやっぱり自分の経験から書かなくてはいけないのかと思う。だけど、そんなに突出して書くようなことがある人生ではない。

夜に夢を見た時、このアイディア、小説に使ったらおもしろそうと思うこともあるんだけど、結局朝起きたら忘れてしまう。あれは一体なんなんだろう?書き留めておけばいいんだけど、目を開けた瞬間にもう忘れてしまうんだ。

そして最近思うのは
誰かに見せる前提で書いているから色々気にして最後まで書けないんじゃないかということ。
結局自己満足でいいのかなと。
そういうところから人の目を気にし過ぎるのを少しずつやめればいいのかなと。

そんな風に思う。

本当はただ、純粋に、
話を作るのが好きなだけなんだから。

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