出発から下宿先までの旅の話
こんにちは、はれかぜです。
今回は、早速インドネシアへ向かうときの話をします。
シンプルに書くと、「飛行機で飛んでタクシーや鉄道を乗り継いで滞在中の宿泊先まで行く」だけの旅なのですが、そんなうまく行くはずもありません。
そこで今回宿泊先に着くまでの大変だった出来事５つを軸に時系列ごとに話していきます。
１．一歩踏み出せた理由
初めての羽田の第３ターミナル。
飛行機に乗る直前までずっと「行きたくない」という気持ちや不安しかありませんでした。というのも、留学の１ヶ月くらい前にメンタルの不調やその他様々な理由で留学に行きたくなくなってしまったのです。こんな調子で空港まで来てしまい、見送りに来てくれた母親にもずっと「不安だ…」と言い続け心配をかけてしまいました（ごめんなさい）。
しかし、ここで「行かない！」という決断ができるほどの決断力も胆力もない人間なので、結局観念して手荷物検査を終えゲートをくぐってしまいました。
でもどんな時にも救い（お酒）はあるものです。
私はANAのクレジットカードを使っているのでANAのラウンジに入れます。そしてそこにはお酒があるのです！いざ着いてみると、ラウンジには目論見通り、たくさんのお酒や食べ物がありました。インドネシアではお酒が飲めないと聞いた私は目を輝かせて飲むことにしました。ディオ様ですら飲まずにはいられないのです。私風情が飲んでも誰も怒らないでしょう。
２．空港、到着！
そんなこんなで飛行機に乗り、機内ビデオをダラダラ見つつ現地時間朝５時頃にインドネシアのスカルノ・ハッタ国際空港に着いた私。外を見るとまだ真っ暗。
構内に入ってまず困ったのはビザの所。実際は日本にいるうちに「E-Visa」というものを発行していたのですが、そんなことはすっかり忘れていたまま一か八かで「E-Visa」の所に並んだ結果、何なく通り過ぎることができました。ほんとに運だけはいい人間です。
しかしキャリーケースを受け取って空港を出る前にもう一つゲートが。近くには「IMEI」の文字。さすがに温厚な私もこの手続ラッシュに思わず舌打ちをブチかましました。何だよ、IMEIって。マジで。
どうやら携帯の密輸防止のために、持ち込むスマホの全てにIMEIの登録が必要なようです。ちなみにIMEIが何なのかはいまだに知りません。そのいまだに知らないものの手続きのために３０分ほど自分のスマホに翻弄された挙句、ゲートの近くの係の人に聞いて事無きを得ました。
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３．タクシー、どれに乗る？
何とかIMEIとかいうものの手続きも済ませ、SIMカードも購入し（何も考えずに空港内の「SIM」って書いてあるところで買った）、いよいよジャカルタのGambir駅へ（留学先はバンドンだったので、Gambir駅から鉄道で行きます）。そこでタクシーに乗るために外に出ました。
しかし、空港前にはたくさんのタクシーが。こういう時には気をつけて選ばないと、荷物を取られたりぼったくられたりすると聞いています。にしても、どれに乗ればいいのか…。適当に歩いていると、スマホでGoogle翻訳（中国語簡体字）を開いて話しかけてくるおじさんが。「あ…ぁ、I'm Japanese」というと、言語を日本語に変えてまた話しかけてきてくれた。このタクシーに決めた。
結局、荷物も取られずかなり運転が荒いものの、ドライバーの方は気さくに話をしてくださり（Google翻訳でずっと喋っていた。運転中だったけど。）、値段は…300,000ルピアと少し高いような気がしたが、無事に到着。後々わかることだが、インドネシアでタクシーに乗る時は「blue bird」というタクシーがおすすめ（また後日、これに関しても書きます）。
やっとこさ、Gambir駅に着いた私。いよいよバンドンへ！
４．電車でGO！
鉄道に乗るときに必要なのは、もちろんチケット。用意周到な私は事前にネットで買っていました。が、余裕で遅れたため（６時半発のチケットを買ってたが、駅に着いたのは７時半前くらい）、その場で買うことに。一枚250,000ルピアくらい。「やっぱりさっきのタクシーは高かったんじゃあないか？」と思いながらも出発まであと20分もなかったため、駅にあったローソンで水を買い、座席へ。
（当たり前のように書きましたが、実際にローソンがありました。あのローソンです。ちなみにローソンといえどラインナップは日本と違い、からあげクンはありませんでした（フライドチキンはありましたが）。また、このローソンは先日ジャカルタ行ったときには多分なくなっていました。諸行無常。）
ここで一つ、困ったことが。座席に座ったはいいものの、車内アナウンスが聞き取れないのです。インドネシア語と英語（インドネシア訛り）の放送でしたが、英語力がないのもあって本当に何言ってるのかがわからないまま出発。2、3時間ずっとそわそわしてる間に何とか目的地に到着。座ったままで疲れた足で、鉄道を降りいざバンドンへ。
５．バンドン・タクシー・リベンジャーズ
ホームに足を着いた瞬間に、「blue bird」と書いたシャツを着た人に荷物が取られた。
「なるほど、タクシーまで持っててくれてそのまま乗っけてくれるのか。ありがてぇ！」
なんて呑気に考えながら、タクシーまで着いて行くと、タクシーに積んでもらった直後に金を要求されました。
なるほど。海外では勝手に荷物を運んでポーターとしてお金を要求する人がいる、と聞いてましたがこのことでしたか。
とはいえ、重い荷物を運んでもらったので少し払った。見慣れない街を見ながら車に揺られると下宿先に着いた。
（ちなみに運ちゃんには未成年だと思われていた。）
が、これはまだまだ留学の始まりでしかありません。これからどんどん新たな出来事が起こっていくのでした。それはまた後の記事で…。
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