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男性の生きづらさもあるよなぁ、という話

phaさんがお勧めされていたので、
早速読んでみました。

男の人ってやっぱりアホ!と思いながらも、
普段はあまり聞けない一般男性の本音が
てんこ盛りで、自分自身の学生時代も思い出しながら、楽しく読むことができました。

目次だけでも気になるプロフィールの
「一般男性」が盛りだくさん。

わたしは女性として子供を産んでみて、
たくさんの苦労もありますが、逆に気持ちが
楽になった部分もあります。

会社では期待されない分、
評価を気にしなくて良いかなとか。

自分には子育てがあるから、
自分のペースで働こう、と決められます。
そしてそれが社会からも認められている
感じがする。

対して男性は「自尊心」を
どうやってキープするのか。

結婚して子供を持つことで、
一つのステップは踏めるのだろうけれど、
そこからさらなる成長を求められる気が。

現代社会では、多くの男性にとって、
集団の中でそれなりのポジションを確保する
ことが自尊心を保つ手段なんだと思う。

そこに子育て参加が要求されて、
男性もなかなか辛いなと。

子育てに要求される「絶対的な量としての時間」
が、社会での男性のポジション確保にはプラスに
働かないように思う。

エピソードの中で、チームスポーツをやる時に
ある程度活躍しないとその前後の会話にも
堂々と入れない
、ということが書いてあって。

そのポジションを確保するために、
入るチームを選んだりするらしい。

これって会社にもそのまま当てはまるなと。
社会でそこそこのポジションを確保できないと、
「孤独」の道へまっしぐら。

男性は、この恐怖に怯えながら仕事を
してるんだなぁとしみじみ。
そりゃ、男もつらいよなぁ。。。

世界中で見ても相当強いポジションにいるはずの日本人男性が、毎日見えない競争を繰り広げているんだなぁと。

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