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宇宙人


こんばんは。親知らず斜め生え男です。

あなたには絶対に分かり合えないと思う人はいるだろうか?

どんなに理解しようと努力してもどうしても分かり合えない人というものはいる。
(今はそう思ってるけどまた考えが変わるかもしれない)

私のバイト先のA君はサボり癖が酷い。少しなら全然良いのだが、バックヤードに一度入ると一時間くらいは出てこない。さらに、以前には休憩中であるのにビールを飲んでいたりとかもうなんというか、どうしてもこの人の考えていることは分からないんだなと思うようになった。
私は注意するような立場でもないためじっと見てみぬふりをするのみだが、どうしてもイライラしてしまう。

だが、今日ふとほんの少しだけイライラを軽減させる対処法を思いついた。

A君のことを自分の基準で見ないようにしよう!
そう考えるようにした。

A君は私とは全く違う考えで分かり合えない。A君には実は違う色(濃い緑とか)の血が流れていて遠いサボり星から地球に出稼ぎにやって来た宇宙人なのだ!と思い込んだ。

そう思い込むと、少しだけどうでもよくなった。
宇宙人に地球の考えを当てはめるのはやめよう。
まだ地球に慣れてないのかもしれないし。
サボり星ではサボることが法律で定められていて、もしサボることをサボると罰せられるんだもんね。この国はサボりに厳しいよね。可哀想に。

こうやって馬鹿みたいなことを考えていると、ちょっとだけ生きやすくなる感覚がある。

ちなみにまだ全然イライラはするけど。

私はこの方法でイライラから逃れたりしているが、こういうものの他にも様々な処世術を誰しもが持っているような気がする。
怒られているときに今日の晩ご飯のことを考えてみたり、寂しいときにテキトーな独り言を大袈裟に言ってみたり。
ぜひ皆さんの面白い処世術を知りたいものである。

生きていくためには分かり合えない人とも関わらなければならない。
分かり合えないことを分かり合えないと認めることが共存の第一歩なんじゃないかと今は思っている。

そして1つ忘れてはいけないことが、

きっと私も誰かにとっての宇宙人になっているということだ。


それにしてもあの宇宙人め…💢


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