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幸せのために「ありのままでいい」を考える。

こんにちは。繊細リーマンゆうたろうです。

このnoteは適応障害で休職と転職を繰り返す繊細サラリーマンの体験談を、一方的にあなたの脳内に語りかけていく記事です。

今回は、noteでフォローさせていただいているJerryさんの以下投稿を見て、書こうと思いました。

私なりに感じたことを、このnoteで晒そうと思います。

はじめに「幸せだと思える4つの条件」

はじめに「幸せだと思える4つの条件」

次の4つは人の幸福度を測るときに用いられる、幸せの4因子です。

1.ありのまま因子
2.
やってみよう因子
3.
ありがとう因子
4.
なんとかなる因子

これは幸福とは何かを分析した、慶應義塾大学大学院教授 前野隆司さんが提唱しているもの。

幸福には4つがバランスよく保たれている必要があるという考えです。

たしかに、どれか一つでも極端にかけていると、何かしらの問題を抱えた人になりがちですよね。

アナ雪のエルサが「ありの~ままの~♪」で歌ってたあの瞬間、ありがとう因子が欠如していて、「アレンデールが危ぃ機ぃなぁのぉよぉ~♪」ってなってました。

私はこのケースとは異なり、決定的にかけているものが「ありのまま」因子。

以前の私は、自分を「ありのままで良い」と思えませんでした。

自分を受け入れていないから、自分のことで精一杯でした。

人のことを気にかけているフリをして、自分を癒すために他人を利用していました。

それが上手くいかないとイライラして不機嫌になった挙句、傷付いていました。上手くいったらいったで依存してしまいました。

そして、些細なことで裏切られたと感じてまたイライラして、傷付く。

私はずっとこの段階で躓いてたんだと思う。

ポジティブモンスターの真似事をして、瞑想や自己啓発書のうわべだけ分かったつもりになって、「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」にばかり目を向けてきた。

そのツケが40歳手前になってやってきたんだと思う。

ありのままを受け入れると、自己防衛が不要に

ありのままを受け入れると、自己防衛が不要に

よく本やネットで、ありのままので自己受容出来ている状態は「このままの自分でもいい」と思えることだと定義されていますよね。

私もそうは思うものの、勘違いしがちで怖いのが「成長しなくていい」「変化しなくていい」とも受け取っていまうこと。

過去の私は勘違いしてしまって、自分を甘やかす言い訳にしていました。が、これは残念ながら違うと今の私は断言します。

私の「ありのままで」の定義は、

自分に足りないところを、
 
「その内出来るようになると思える」or
 
「違うことで補っていけると思えるor
 
「既に諦めがついている」

このいずれかで捉えられている状態だと思います。

社会に出ると、頻度に個人差があったとしても、指摘、苦言、叱責に遭遇します。

そこで自己防衛に走らなくてもいい心持ちが、ありのままの自分を受け入れられているのはないかと思います。

「もうそれは仕方ない」と諦めがついている。

もしくは「どうせまた出来るようになるんだから」と受け流せる。

そして「他のことで補填できるから良し」とできる。

こう思えることが、ありのままを受け入れていて、そしてそれが幸せになるための第一歩になるのだ、と思います。

その状態だときっと、指摘、苦言、叱責に一瞬傷ついたり落ち込んでも、素直な謝罪が出来たり、「ありがとう」と感謝が出来たりする。

自分で自分をリカバリーする力が断然変わってくるんです。

弱くて無知で、でもまだ伸びしろのあるアラフォーおじさん。それでいい。

私は「ありのままで良い」と受け入れられている状態とは、自己防衛に走らず、純粋に前に進み続けられる状態だと思います。

繊細リーマンはまず「ありのままを受け入れる」が最優先

繊細リーマンはまず「ありのままを受け入れる」が最優先

先述した幸せの4因子ですが、本やネットで調べると「ありのままに」は4番目の最後のほうに出てきます。

私はそこで勘違いしちゃいました。順番があるんだと。

「ああ、まずはやってみるべきなのか」と。早とちりおじさん。

<× 私が勘違いしたイメージ>
1.
やってみようと思えること
 ↓
2.
ありがとうと素直に思えること
 ↓
3.
なんとかなると思えること
 ↓
4.
ありのままで良いと思えること

そして適応障害を発症、休職して、回復して、で思ったことなのですが、まず自分を認めてあげたその先に、残りの3つがあるのかな、と感じています。

<〇 適応障害から復帰した今のイメージ>
1.
ありのままで良いと思えること
 ↓
2.
やってみようと思えること
3.
ありがとうと素直に思えること
4.
なんとかなると思えること

本来は「幸せの4因子」に取り組む順番などありません。すべてがバランスよく揃っていると、幸せであると定義されるものです。

でも、毎日をハードモードで過ごしている繊細リーマン&ウーマンは、まず自分を受け入れることが最優先だと私は思います。

やったら辛い、感謝できない、なんともならない

やったら辛い、感謝できない、なんともならない

ありのままを受け入れていないときについて、考えてみます。

例えば自分で自分のことを信じられない・・・、自分で自分を責めている・・・許せない・・・、そんなときを想像してみます。( ;∀;)b

<ありのまま受け入れられていないとき>
・やってみよう! → すぐ挫ける
感謝しよう!  → むしろ感謝してくれ
なんとかなる! → ならない、絶望…

重い腰を上げて、まぁしょうがない、やってみるか。と思っても、指摘、叱責ですぐ挫けます。なんなら優しく教えて貰っていても、否定されていると受け止めて、挫けます。

次に、ありがとうなんて思えない。むしろ、今めっちゃ頑張っている自分をほめて欲しくて仕方ない。ありがとうとは言っていても、「あなたこそ、ありがとう」が欲しくて仕方ない。言われないものなら、ひがみ恨みます。

そして、こんな状態での「なんとかなる」はもはや自暴自棄。

「なんとか~れ!☆彡」です。次の日出社したらパワポの妖精さんがプレゼン資料を仕上げてくれるって思い込んで帰宅します。なんともなりません。

最初の難関「ありのままの自分を受け入れる」には

最初の難関「ありのままの自分を受け入れる」には

自分を受け入れるって難しい。

受け入れられてるよ!って思い込みやすいから、余計に難しい。

先述した通り、次の思いがあればOKかな、と私は思っています。

<ありのまま受け入れているとは>
 自分に足りないところを、
 「その内出来るようになると思える」or
 
「違うことで補っていけると思えるor
 
「既に諦めがついている」状態

私は自分が繊細だということを諦めています。そして、別なことで補えるとも思っています。

今は苦手な職種にも諦めがついて、幸いなことに違う分野へ挑戦できます。

自分を受け入れるって難しい(2回目)。

今の自分を正しく把握しないといけないから。

それに、これからどうしたいのか、まで知らないといけないから。

他人の評価を消し去って、自分と向き合わないといけないから。

Jerryさんの記事を読んで、自己受容の解像度がさらに上がった気になっているのですが、「自分の中の毒」を持つことを恐れず、出すことを恐れないこと。

繊細リーマン&ウーマンはまずそこからはじめると良いのかも、と思いました。

今病気で落ち込んでいて苦しんでいる方がこれを読んでいるのなら、まずは自律神経が整って、罪悪感が消えるまでしっかりとダラダラ期を過ごしてください。

そしてそのあとに、自分と向き合うことを忘れないでほしいです。

紙やノート、日記、手帳などに、気持ちを整理している方が多いと思いますが、私も同じくです。

上記リンク先にマガジンで私のノートのまとめ方を晒しています。

もし、取っ掛かりが分からず悩んでいらっしゃるのなら、参考にしてみてください。

どうか今の辛い時期が早く終わりますように。

「悩みは頭の中だけの小さい世界」
「大丈夫、一生じゃないよ」
 ※繊細な夫(私)を持つ妻の言葉


以上、最後まで目を通していただき、ありがとうございます。

これを読んでいただいたあなたを、前向きとまではいかなくても、横向きくらいにはしたい。

繊細リーマンのゆうたろうでした。

ではまた!

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