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詩
2022年10月27日 22:26
夜は冷たく寂しい。この頃空気が冷たくなって白い息も覗き始めた。煙草を吸う彼に、「煙が残ってるのか白い息なのかわかんないね」なんて話して白い息を吐いて見せたのを思い出す。私はこの時期の冷たい夜を好いていて少し嫌っている。心が萎む。涙が溢れる日も少なくはない。それが心地いいのか憂鬱なのかはまだわからない。恋人がいても暖かいご飯を食べて温かいお風呂に浸かっても満たされない心があるのは事実
2022年10月4日 12:06
音にはありふれた力があると私は信じている。私は幼い頃から音楽を愛していた。音楽があることで心が穏やかになり豊かになる。父が愛した音楽。少し離れた場所にいる母が愛した音楽。姉が愛した音楽。祖父母が戦後に愛した音楽。誰かしらひとつは愛した音楽があるはずで、例え愛していないとしても心に刻まれた音楽はその人を時折救ってみたりするのだ。音楽はみんなを虜にする最強の存在である。車を持つように