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ミッドライフ・クライシス

最近「このままでいいのか?」という気持ちになることが多くなった。
小さいけど存在を無視できない焦燥感のようなものがあって、常に心の数パーセントを占めている。

曖昧で漠然とした焦りがどうにかしたいと心の淵で泡立っているけど、同時に無気力と諦めのような気持ちも沸き起こっていてうまく説明がつかない。
何なんだ、この気持ちは。

インターネットで「40代 無気力」で検索するとミッドライフ・クライシスという言葉にあたった。
中年の危機・・・そうか私は中年なのか。
もう少し若い気持ちでいたけど。

名前を付けれない感情は具体的にはこんな感じだ。
「40年も生きて何も残してないじゃないか、なにやってんだ。」とか「いやいやよく頑張ってるよ。これからはスピードを落として長く走ろうぜ」とか「40歳なんてまだ若い。まだいろいろやれるじゃないか。」みたいな気持ちが行ったり来たりして私を苦しめてる。
人生も折り返し地点。無意識に振り返りをしてるんだろうか。

そんな日がしばらく続いていて、鬱積とした気持ちが澱のように溜まっている。かき混ぜても濁り、また澱がたまっていくのを見ることしかできない日々は、思ったよりも自分を蝕む。
自分で自分を蝕むと無気力さが加速したり、頭痛が治らなかったりして良くない。
ストリートファイターというゲームがあるけど、技をかけられて体力のゲージが減っていくのを傍観することしかできない類の、あんな感じの消耗の仕方だ。

どうにかしなくちゃと思いながらも、どうしていいかわからないのも辛い。とりあえずわかることから始めようという思いで、この気持ちの原因になっていそうなことを書き出してみようと思う。
うまくいけば前に進めるかもという、淡い期待を込めて。


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