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『 やっぱ、、、愛だなあ 』

本題の前に🙇

2022年、配信生活を振り返ると、たくさんのことがありました。中でも…

念願のオリジナルソング「レナトス」を歌唱させて頂くことができました!!
応援してくださった皆様に感謝しかございません。

本当にありがとうございました😭

https://youtu.be/ckMLTjN788w


そして、先日、ご報告させて頂きました!!

「奏流」としての活動を3月いっぱいで終了します。「topia」での配信活動に関しては2月末で終了します。大変お世話になりました🙇

オリジナルソングを獲得した矢先に「奏流」としての活動を終了すると思われてしまうのも無理ありません。

しかし、ここに至るには色々と悩んだ結果です。ご理解を頂ければ幸いです。どなたが私を応援してくれていたかは、しっかりとわかっているつもりです。

決して、一方向の関係性ではないです!!

ちゃんとわかってますからね😊

一番、私にとって辛い時期を支えて下さった「topia」の皆様に心から感謝しています。みんなのお陰です!!たくさんの愛をありがとうございましたあああ😭




ここからが、本編!!

皆様にとって『愛』とは??


仕事の面では作業療法士歴15年目。

ようやく、「作業療法士」って素晴らしい職業なんだと心から言えるようになりました。

ある利用者様からこんなお言葉を頂きました。

「作業療法士って良い仕事ですね。こんなにたくさんの方の人生を聞くことができて。」

(そうだよな…その通りだよな。)

こんなに身近でたくさんの方々の人生に寄り添える仕事って意外と少ない。

患者様と一緒に、同じ目標に向かって進むことができる。

人生で最も辛く苦しい時期。

どうやって一歩踏み出せばいいのかわからない時期。

一緒に歩かせて頂くことができる。

大変な職業というよりも、今はありがたい職業だなと心から思えるようになりました。

もちろん、まだまだ知識も技術も未熟なことも十分わかっています。一人だけで支援なんてできないこともよ〜くわかりました😂


だからこそ、最近では、

「〇〇さんが仕事ができている!!」

「〇〇さんが仕事ができていない!!」

「なんでこの訓練をもっと早く患者さんにやらないんだ!!😡」

という偏った考えでスタッフ間で言い争うことはやめました😂💦

現在は、お互いの未熟さは、その時々の関わりの中における「課題」として捉え、「これは相手の課題で私には関係ない!!」と決めつけるのではなく、自分の課題でもあることとして捉えることで世界が変わってきました✨😲✨

今、職場の空気感は最高に良いです!!

自分達の欲求を満たすためのリハビリを提供するのではなく、みんなでご利用者様の気持ちを第一に考えた支援がようやくできるようになりました😭

この境地に辿り着くには、かなりの時間がかかりました💦


前振りが長くなりましたが、本日のnoteのテーマは『愛』です😆

先ほどの内容も実は「愛」の一つなのかなと感じています。

心理士でもない私が書く「愛」は教科書的に間違っているかもしれません。文句は一切、受け付けません😤そこは「愛」で許してください🤣


さて、こんな世知辛いご時世だからこそ「愛」について考える必要があるのではないでしょうか?あなたにとって『愛』って何でしょうか?

ものに対すること、人に対すること、形のないことに対することなのか…様々ですよね。

恋人なのか、親なのか、夫なのか、妻なのか、子供なのか、ペットに対してなのか…etc

人それぞれ違うのかなと思っています。

具体例を挙げながらお話します。

私が行っているリハビリの一つに「グループ訓練」という訓練があります。

この訓練では、テーマに対して利用者様同士でディスカッションを行なったり、同じ作業に取り掛かったり、調べ学習をしたりなど様々です。常に利用者様が主体的に行なって頂くことを意識しています。

最大の訓練効果としては『気づき』につながりやすいことです。

医療スタッフの言葉よりも当事者の皆様の言葉の方が圧倒的に響きます!!

この訓練では医療スタッフはまとめ役や問題提起に徹することが重要と考えています。私も、日々、皆様のご意見から学びを得ています🙏✨

先日のグループ訓練では、なんと「愛」についてみんなで考えてみました!!

奏流:「さ!!今日のテーマは皆さん、お待ちかね!愛についてです!!最終的には愛についてのポエムをみんなで考えていきますよ〜🤣」

皆さん:「え〜恥ずかしいけど、みんなの考えてる愛をちょっと知りたいかも。ポエムは無理〜🤣」

みんなで笑い合いながら実施しました。

ここで利用者様から出た意見を少しご紹介!尊敬する上司の意見もそっと入れておきます😆

Q1.皆様にとって「愛」とは何でしょうか?

A . 愛とは…

・相手の気持ちを否定せずに尊重すること

・どんなことがあっても見捨てないこと

・人生を豊かにするオプション

・損得関係なく与えること

・自分が想定していたこと以上に嬉しいことが返ってきた時に感じる

・想い合う心をお互いにもつこと

・無条件に想い合う優しさのこと

・相手のことを「知る」こと

・相手の気持ちを想うこと(優しさだけでなく、時に厳しさもある)

・他人にだけでなく、自分に対しても持つもの


実に様々ですよね〜✨

みんな最初は恥ずかしがっていたのですが、徐々に他の方の意見をワクワクしながら聞いていらっしゃったことがとても印象的でした。

ここで、「愛」について補足いたします。私の尊敬している心理カウンセラーの「やなぎあこ」さんにお話を伺ったところ…

「愛はわかっているようで、わからないもの。」

「愛しているなら、〇〇するのが当たり前など、これは愛ではありません。欲求です。欲求と混同しやすいものです。」

「簡単に言うと、愛は与える、しかし見返りを求めない。


実に深いな〜〜😭✨

もっと深い部分のお話なので、本質的に学んで実践していかないと身につかないものだそうです。ただ、人間の本質には必ず「愛」はあるそうです!!「愛」についてご興味を持たれた方は色々と調べてみて下さい😊


さてさてさてさて!!

Q 2.以上のことを踏まえて皆さんは日常生活でどんな風に「愛」を実践していきますか?

大事なことは「実践」です!!「行動」です!!←耳が痛え〜😭

そのための質問としました。

皆様はどうしますか?何を実践していきますか?


以下、利用者様の一部、意見です。

・挨拶を誰に対しても行う(たとえ向こうから返ってこなくても)

・相手のことを知ろうとする(ジャッジなく相手の意見を聞く)

・できる限り、上機嫌で「笑顔」でいる(周囲に笑顔の種をまく)

・これからしっかり働いて、今までお世話になった方に感謝して、頑張っている姿を見てもらう。

etc…

涙出ません😭✨?
訓練中にうるうるしちゃいました😢皆さんの意見が素敵すぎて。。。

「愛」をグループ訓練のテーマに取り上げたことには理由があります。


どうしても、リハビリスタッフは患者様を良くしたいあまりに、色々な訓練内容を提示しがちです。以前の私がそうでした。

『これをして、これができるようになると、とても生き生きとされるビジョンが経験上見える!!だから、この作業(リハビリ)をしてもらおう!!』

この発想自体が、「愛」ではなく、「欲求」もあったと今は反省しています。

ー 今まで患者様に求めすぎてしまっていた。そして同僚のスタッフにも ー


経験年数が増え、研修や勉強、経験を重ねるとこういう境地に陥ってしまうことがあります。

『患者様にとってこの訓練が良いと思うプログラム内容だ。これをやってください!絶対、よくなりますから!!そして、同僚の経験年数が下のスタッフに対しては、俺の教えたリハビリをやれば良いんだー!!』と指導的になっていました💦

結局、一時的に患者様もスタッフもそれを行いますが、継続することができません。

『なんでやれないんだろうか?この訓練で間違っていないのに…』

以前は理解できませんでしたが、今なら分かります。

まさに私自身、新しいことに現在、挑戦しているところだからです。

『以前の思考や習慣に引っ張られてしまい、なかなか新しいことを続けることができない。これが良いってわかってるのに。これをしなきゃいけないのに。なんて自分は情けないんだ。』と自責が強くなってしまいました。

これは、まさに患者様にもスタッフにも同じようなことをさせてしまっていたのだと気づきました。

本人のことを考えているようで、考えていない。

「病気」のことにばかりに囚われて、大事なことを見失っていた。

相手の気持ちや心理状態、相手がどんな性格なのかなど、「病気」のこと以外に最も重要な「相手」に寄り添い、「相手」を理解することを。

かといって、本来のポテンシャルがある患者様で、経験上、ここまで良くなるビジョンが見えているのに、本人の言う通りの低い目標設定のままで良いかというとそうではありません。

本人も知らなかった自分の存在に気づいて頂き、本来のポテンシャルを最大限に引き出すお手伝いをする必要があるからです。

そう、それがとても難しい💦

そこで大事になるのが「愛」です。


「愛」を持って相手の意見を聞くこと


とにかく、患者様の話をこちらのジャッジなく聞くこと。そして、信頼関係が成り立った上で、可能であれば、その方の過去の人生に触れさせて頂くこと。

そこから見えたものを「支援」としてスタッフ間で共有していくことが非常に重要だと気づきました。そして、必ずスタッフにも「愛」を!!

スタッフの言動や行動の理由をジャッジなく聞くこと。そこから見えるものもたくさんありました。

『この利用者様は学生時代にこんな辛い経験をしてきたのか。それは辛かったよな。しかし、その経験を乗り越えて今、頑張っているのだから、そこをしっかりとスタッフみんなで共有し、褒めていこう!!』とか、

『このスタッフは過去にこんな経験をしているのか、だからあの時の支援で、滅多に感情的にならないのにこうなったのか。じゃあ、この方にどういう風に私の意見を伝えようかな〜。』等々。

相手の話をこちらのジャッジなく聞くことでこんなに世界が変わるのかと、驚かされています。しかも、相手の話を聞いて、「知る」ことで、こちらのストレスもものすごい軽減するんですよ。

以前、わからないものや知らないものへの恐怖は強いですが、知ると大したことはないとわかると教えて頂いたことがありましたが、その通りでした!!

一人で怖いものや辛いものは見ることはできませんが、援助があれば、そして、そこに「愛」があればきっと見ることができるはずです😊

まずは他人に頼ってみる、相談してみることから始めてみませんか?

きっと何かが変わるはずです。



本年は人生で最も「気づき」の多い年でした。

プライベートでは『手放した』ことで、私にとって何が本当に大事なのかもよくわかりました。この状況になったからこそ、身近な相手に、親族に、他人に優しくなれた気がします。愚かな人間です。

でも、こうとしか生きられなかった。

とにかく自責の多い一年でしたが、その闇から抜け出すことができたのは、関わって下さった全ての皆様のお陰です😭

皆様に感謝し、今年、最後のnoteにしたいと思います。

いつも長文を読んでくださり、ありがとうございます。

「奏流」最後のnoteは3月に予定しています。

定期投稿は本日で一旦、終了致します。

皆様にとって来年が飛躍の年になりますように✨🙏✨


周りの人に、一緒に「笑顔」を与えていきましょう!!



<<ヘッダー写真>>
岡田謙三氏 作品名「調和」より引用しております🙏✨

謙三さん、今年は大変お世話になりました。
来年もよろしくお願い致します!!


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