マガジンのカバー画像

笹倉慎介の思考録「窓越しの世界」

150
「窓越しの世界」は、2013年に笹倉慎介のオフィシャルブログで始まった日々を綴るブログ「sketch」の続編です。
運営しているクリエイター

2021年7月の記事一覧

窓越しの世界 2021.7.25~30

7/25【理屈で人は動けない】 夕暮れ時を前に今日という日から脱落。 暑さに思考を奪われたと自分を納得させる。 やるべきことは尽きないけれど、理屈で人は動けない。 7/26【アイディアであり哲学】 ルートに対しての旋律を純正律で追う。 アイディアであり哲学。 考えるより、感じる方がいい。 7/27【久しぶりの故郷】 くたびれた蛍光灯と、外れたままのすだれ。 どちらも僕を待っていて、ひょいひょいと取り替えた。 台風の穏やかな吹き返しがちょうどいい、久しぶりの故郷

窓越しの世界 2021.7.18~24

7/18【タネをまけばいい】 アートは余韻を生む。 エンタメは余韻を埋める。 それで云えば計算や知はエンタメになる。 生む前に埋められてしまうのであれば、タネをまけばいい。 7/19【指板の上で】 見えていたのだけれど 見えていなかったものが 見え始める 指板の上で。 7/20【やり過ごす手段】 暑さにへばり、重力のまま床に吸い付いたトト。 僕もたまりかねシャワーを浴びてベランダで夕涼みをする。 スマホを片手にエンタメに身を任せて思考を停止させるのもやり過

窓越しの世界 2021.7.8~7.17

7/8【無知で無力も】 巷では、疑問が不満に変わり、知が迷走している。 耳を塞ぎ目を閉じてみるといい。 無知で無力も、心地いいよ。 7/9【進歩、進化、変化】 クリームソーダを注文。 窓越しの湿った空気と、エアコンの効きの悪い店内と、僕。 イヤホンで今と昔の音像を行ったり来たりすると感じるのは、進歩、進化、変化。 7/10【右から書く言葉と、左から書く言葉】 今朝の快晴とクリアな頭で考えていることが正しいと信じたい。 そしてその正しさが、誰に正当化されずとも信じ

窓越しの世界 2021.7.2~7

7/2【もらうこと、与えること】 挑戦している姿を見ると勇気をもらえる。 想像からくる疑似体験に身震いして、しばらく人前に立っていないことを実感。 勇気をもらうと、与える意味もわかる。 もらうと、与えたくなるのだ。   7/3【明日の聞こえ方で】 ゆっくりとマイクをセットし、じっくりと整えてから。 久しぶりに自分の歌を録音した。 同じようで違うテイクがいくつも録れる。 明日の聞こえ方で決めることにする。 7/4【選挙の夜】 投票を終えた足でスーパーマーケットへ。

窓越しの世界 2021.6.25~7.1

6/25【よくやるなぁ】 代官山の夕暮れ。 たくさんの今と昔が積まれた本に触れる。 みんな、よくやるなぁと感心。 6/26【もしかして】 たまに無茶をするのだが、無茶をしているとおよそ思わぬ助け舟がある。 その類は、やってみないと分からないというやつで、決して無謀というわけではない。 多くの人が無謀だと諦めることに、別の角度からの「もしかして」をみているだけ。 6/27【マスクの向こうに】 あの横顔のシャッターが切られたときの景色を今も覚えている。 誰のことを考