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窓越しの世界 2021.7.25~30

7/25【理屈で人は動けない】
夕暮れ時を前に今日という日から脱落。

暑さに思考を奪われたと自分を納得させる。

やるべきことは尽きないけれど、理屈で人は動けない。


7/26【アイディアであり哲学】
ルートに対しての旋律を純正律で追う。

アイディアであり哲学。

考えるより、感じる方がいい。

7/27【久しぶりの故郷】
くたびれた蛍光灯と、外れたままのすだれ。

どちらも僕を待っていて、ひょいひょいと取り替えた。

台風の穏やかな吹き返しがちょうどいい、久しぶりの故郷。

7/28【気持ちで動いている】
タイブレークの後は呆気なかった。

人はメンタルの生き物だということが、スポーツを見ているとよくわかる。

人は殆ど、気持ちで動いている。

7/29【世界が一つにならない理由】
レジで財布を家に忘れたことに気がつく。片道30分。

面倒な往復の時間を「有効に使うぞ」という気持ちにさせたのは、エアコンが直ったばかりの車の快適さだ。

もしもエアコンが壊れている状態だったら、僕はどんなだったかな。

その心理の境目を考えると、世界が一つにならない理由がよくわかる。

7/30【人間性でしか】
この時代、国民性を語れば語るほど、虚無が浮かび上がってくる。

例えば、僕を切り取っても、隣のおばちゃんを切り取っても、違う人間性が浮かび上がるだけだ。

見るもの、聴くものが多様になればなるほど、人間性でしか世界は語れなくなる。

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