見出し画像

メルローの仇討ち


はじめに



投資で成功したい



必死な思いで毎日チャートに向き合っている人。
今から投資を始めようと思っている人。
投資に興味を持ち始めた人。

このページは、そんな人たちに加え、

「何かに成功したい」

と、考えているすべての人々に向けて書く。

きっかけは小さいころの日常にあった。

僕は確か小学生くらいの歳だったと思う。
少なくとも、

「ベンツは凡人に取っては高級だ」

ということは理解していた。

13年以上も前の出来事だが、僕はそれを忘れはしない。
祖母と駄菓子屋に行った帰り道。黒塗りのベンツが横を通りすぎた。

「あれ、ヤクザなんだよ」

そう祖母は小さくいった。
ヤクザが一体何をしていて、どんな奴らなのか。
当然そんなこと、何も分かっていなかったが
少なくとも善くない輩であることは知っていた。
善くない人間が、凡人には届かぬ高級車に乗り、
肩で空を切って走っている。
今思えば、それが僕の心に火をつけた、最初の出来事だったんだと思う。

善いことをしていると、幸せに生きることができる。

僕らは生まれてからしばらく、そんなことを聞かされて育つ。
この「おとぎ話」的なフレーズが、何度僕たちを裏切ってきたのだろうか。

もし、そのおとぎ話が真実なら
僕は小学生の時点で
決して無視できない、大きな矛盾に出会ったことになる。

残念ながら、
僕は「善を尽くせば必ず報われる」
などというおとぎ話を信じてしまい
幼稚園年少から高校卒業までずっといじめられることになる。

物心ついたころには、すでにいじめられて
それが人生のほとんどを占めているから、
いじめられない人生が一体どんなものなのか
全く想像できない。

だけれど、

もしいじめが無くて

周りのみんなと楽しく学校生活を過ごせたのなら
僕の世界はもっときれいだったと思う。

少なくとも人を疑う回数は少なかっただろう。
でもそれはもしもの話で

僕は実際にいじめられて育った。
だからと言って、誰かから守ってもらおうとか
よしよししてもらおうなんて思ってはいない。
こういう事実があったというだけだ。
こんな調子で、僕は比較的つらい学生生活を送った。

周りの人間と仲良くなれず、運動も苦手で
何をしても駄目だった僕だけれど
ただ一つ、誰にも負けない特技があった。
それは


「一人で黙々と努力すること」

だった。

何のセンスもなくて、馬鹿にされてばかりだったけど
テストや授業の発表では
誰にも負けなかったし、

担任の先生にやめとけと言われたにも関わらず
早稲田慶応に引けを取らない一流大学にぶっちぎりで合格できた。

僕は幸福に関するパラメーターのようなものがあると考えている。
それは、
生まれてから老衰で死ぬまで、幸福と不幸を足し合わせると
殆どの人がプラスマイナスゼロになるというものだ。

赤ちゃんは生まれてすぐ、世界が思ったよりかなり居心地が悪いということを察して泣きわめく。

それからそれなりに浮き沈みのある人生を歩み
やがて何もなくなって死ぬ。

幸福側に振り切ることはありえなくて
どこかで必ず苦しい思いをしている。

不幸側に振り切って、自殺してしまったら
その後の幸福な人生を存分に味わうことができない。

そんな考え方だ。
だから僕は自死の道を選ばなかったし、
むしろ
「そろそろ幸せが来る頃だ」
と思って必死に準備をしていた。

誰からも認めてもらえなくても
センスが無くても
必死に勉強して、来る楽しい日々に備えていた。

そうして、成功できたのだ。

だから今、毎日チャートを見て
必死に考えてトレードして
それでも勝てなかったとしても
決して諦めないでほしい。

必死に努力することをやめなければ
絶対に成功することができる。

誰かに認められる日はやってくる。

それは投資かもしれないし、別のビジネスかもしれない。
大企業への就職や出世かもしれない。

逆に、どれだけ時間をかけてやっても成功しない人間は
成功にいたるほど努力できていないということになる。

事実、努力はつらいものだし
楽して成功しようなんて考えていれば
絶対に何かを形にすることができない。

俺のことが嫌いな奴らにこの話を見られると
「メルローって口だけで、昔から大したこと無かったじゃん。」
「一流大学合格はたまたまで、今も苦しんでるでしょ」
なんていうかもしれない。というか既に言われた(笑)。

そんな奴らに問いたいことがある。
「オマエらは何かを成し遂げたことがあるのか」と。
「努力で何かを完成させたことがあるのか」と。

答えは聞かなくても分かっている。
他人を否定するやつは
大抵生ぬるい努力で成功した気になって
嫌いな人間の成功話を信じることができない。

もし誰かが僕に対し
「大したことない」
というのなら、
僕は
「間違いないなぁ(笑)」
と答える。

僕は、昔の僕を認めてくれなかった人たちを
相手にする気は無い。

FXでは月40万円以上の利益を獲得し、
大学におけるビジネスでは、昨年度の利益を10倍にした。
その事実に対しても

「まだまだだなぁ」

そのくらいにしか思っていない。
そもそも僕の目標はそんなちっぽけなことではないし
まだまだ成長しているからだ。

「センスもないのによく頑張れるね」

という者たち。
そもそも彼らは、
成功する人々はセンスがあるという負のバイアス(固定概念)にとらわれている。
そして、そのバイアスこそが
成功できない理由になる。

僕は大学一年目でFXを初めて、普通の学生では手にすることのできない額を手にしてきた。
いろいろなビジネスにも挑戦してきた。
もちろんうまくいったり、いかなかったりした。
今では安定して稼げているものの、

様々な失敗とフィードバックで成長してきた。

もちろん本業は学生であり、これからも研究者として
勉学をおろそかにせずに頑張っていこうと思っている。


それがメルローという人間だ。


今まで苦い汁を飲まされてきた分
思う存分人生を謳歌してやる。

もちろん今の自分は投資の世界では大したこと無い。

他にすごい人はたくさんいる。

僕の扱う金額はレバレッジを使って10億程度。

日本のトップは自己資産230億以上で、市場を動かせるレベル。

どれだけ努力しても、最高のパフォーマンスをしても
そこまで大金持ちになれないかもしれない。

だからと言って言い訳するつもりはない。


現時点では、今までやられた分をやと0に戻せたくらい。

未だベンツにも乗れていない。

ここからは

さんざんやられてしまった過去の自分のための

かたき討ちの番だ。

僕の言葉が、少しでも読者の人生に寄与することを願う。



メルロー

この記事が参加している募集

#自己紹介

233,563件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?