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短歌集

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和語だけで旧仮名遣いの和歌と、和語以外も入り現代仮名遣いの短歌との両方を収録しています。
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2022年8月の記事一覧

銀の時代 【短歌】

銀の時代 【短歌】

惑いつつ君に告げよう厳かに
銀の時代をここに始める

コーラの泡 【短歌】

コーラの泡 【短歌】

こんなシーンがぼくには似合いだと思うのです。

誘惑の言葉を知らず唇にコーラの泡の辛くひりつく

夏服がいい 【短歌】

脱ぎ捨てるものなんてない黒髪で白いリネンの夏服がいい

一分の情け 【短歌】

一分の情け 【短歌】

新宿の通称トー横の歌舞伎町公園に由緒ある歌舞伎町弁才天が祀られています。

献歌二首

公園の家出少女に宿貸してやくざの捨てる一分の情け

訳知って訳知り顔で触らない心の傷にカネの冷たさ