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短歌集

202
本
和語だけで旧仮名遣いの和歌と、和語以外も入り現代仮名遣いの短歌との両方を収録しています。
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うたふ兎🐇宇治 君秋
うたふ兎🐇宇治 君秋

うたふ兎🐇宇治 君秋

雨の薔薇園　【短歌】

雨の薔薇園　【短歌】

誰もいない雨の花壇に薔薇が開きました。　

春晩き目覚めの朝の睦言に
なほも濡るるや雨の薔薇園

うたふ兎🐇宇治 君秋

うたふ兎🐇宇治 君秋

青春・二首　【短歌】

青春・二首　【短歌】

卒業は待ち遠しくもさびしくて直す校章梅のほころぶ

昼間には相手構わず抗って夜は体に抗えぬ頃

うたふ兎🐇宇治 君秋

うたふ兎🐇宇治 君秋

お一人様　【短歌】

お一人様　【短歌】

日曜のお一人様を連れて行く街は決めたか新しい靴

うたふ兎🐇宇治 君秋

うたふ兎🐇宇治 君秋

猫も恋する　【短歌】

猫も恋する　【短歌】

明日も早いのですがせっかくの春の夜です。

君の声妄想してもいいでしょう猫も恋する春の宵なら

うたふ兎🐇宇治 君秋

うたふ兎🐇宇治 君秋

髪を伝わる　【短歌】

髪を伝わる　【短歌】

好きだからどんなに上を向いたって流れるものが髪を伝わる

うたふ兎🐇宇治 君秋

うたふ兎🐇宇治 君秋

ピアス似合う花びら　【短歌】

ピアス似合う花びら　【短歌】

春雨にふりこめられて見た夢です。

夜桜の差し招くまま指触るるトカゲのピアス似合う花びら