見て楽しい！聴いて楽しい！打楽器だけの演奏会

　こんにちは、東京大学ぺるきゅしおんあんさんぶるです。
　ぺるあん第８回駒場祭演奏会は終演いたしました。こちらの記事ではプログラムを公開しています。

演奏会はこちら→(YouTubeプレミア公開)

〜ごあいさつ〜

　皆様こんにちは。代表の廣瀨帆です。
　今年の駒場祭では、当団初となるオンライン演奏会を行うことになりました。
　生演奏をお届けできないことは残念ですが、オンラインでも打楽器アンサンブルの魅力を感じていただけるようにプログラムや動画の構成を工夫しました。
　例年の演奏会では後ろの席からだと見えにくい・聴きにくいことがあるかもしれませんが、今回は、目で見て・耳で聴いて楽しい、オンライン開催の強みを生かせる曲を揃えています。
　一見楽器には見えないものが登場する曲、大編成の迫力ある曲、特殊な方法で演奏する曲…いろどりゆたかなプログラムで、駒場祭をかざります。
　また、今年は8名もの新入団員を迎え、昨年までとはまた違ったサウンドに仕上がっております。どうぞ最後まで、ぺるあん第8回駒場祭演奏会をお楽しみください。

代表　廣瀨帆

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〜曲目〜

Stinkin' Garbage
風を望みて
ドレミパイプによるジブリメドレー
Coffee Break
宝島

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〜曲紹介〜

Stinkin' Garbage
バケツ6重奏 / comp. Ed Argenziano

　突然ですが、何か身の回りにあるものを叩いてみてください。音が鳴りますよね？どんなに身近なものも、叩けばたちまち打楽器になってしまうのです！私たちの周りは打楽器にあふれています。
　この曲では、掃除に使うようなバケツが打楽器に変身します。6人の奏者が大マジメにバケツを叩きます。曲調はリズミカルで迫力のあるものとなっており、奏者どうしの掛け合いや、動きの重なり合いが特徴です。叩く場所によって変化する音の違いにも注目です。
　2年生2人と新入生4人の最年少アンサンブルで、息を合わせてお送りします。フレッシュな演奏をどうぞお楽しみください。

風を望みて
ー2人のWindChime奏者の為のー
ウィンドチャイム2重奏 / comp. 渡邉達弘

　この曲で用いられる楽器は、ウィンドチャイム一台のみです。
　普段単独では演奏されないウィンドチャイムですが、曲中ではこの楽器のもつ表現力が十二分に発揮され、終始目が離せない魅力があります。冒頭の静かに奏でられるテーマは、変容しながら、奏者同士が呼応し合うかのように繰り返されます。次いで木を打つ音を合図に、曲は何かの儀式のような音楽に変わっていきます。
　ウィンドチャイムは、金属のバーがぶつかり合うことで、奏者の意図を超えて自由に響きます。そのため演奏も毎回同じではなく、一回限りのものになります。そんな偶然性を伴う音楽をぜひお楽しみください。

ドレミパイプによるジブリメドレー
(となりのトトロ〜いつも何度でも〜崖の上のポニョ)
ドレミパイプ8重奏 / comp. 久石譲・木村弓

　この曲は、スタジオジブリの映画に登場する3曲をメドレー風にアレンジしたものです。まずは『となりのトトロ』の軽快なフレーズに始まり、2曲目、「千と千尋の神隠し」の主題歌である『いつも何度でも』の滑らかな3拍子へと繋がっていきます。3曲目の『崖の上のポニョ』は朗らかな3連符の間奏部から始まり、可愛らしいメロディを奏でていきます。どの曲も皆さん聴き馴染みがあるのではないでしょうか。
　このメドレーは、編曲もぺるあんの団員が行いました。ドレミパイプの可能性をこの曲で感じてみてください。

Coffee Break
コーヒーカップ5重奏 / comp. Mark Ford & Ewelina Bernacka Ford

　5つのコーヒーカップのための"打楽器"5重奏です。
　作曲者の一人であるMark Fordは、世界的に活躍する打楽器奏者兼作曲家です。
　本作は「楽器」を用いませんが、奏法や演出の工夫によって聴き応えのある作品になっており、彼の代表作の一つとして知られています。
　彼は本作の発表に際して、共作者のEwelina Bernacka Fordと共に次のようなコメントを残しています。

”Music is everywhere and of course coffee has rhythm!”
「音楽はどこにでもある、もちろんコーヒーにもリズムがある！」

　身近なモノから溢れるリズムを、そして音楽を、わたしたちと一緒に感じていただければ幸いです！

宝島
打楽器17重奏 / comp. 和泉宏隆

　みなさんは「宝島」という言葉から何を思い浮かべますか？自然豊かな島々、宝探しの高揚感、海賊たちの戦いの痕跡……
　『宝島』は、ジャズキーボード奏者の和泉宏隆氏が作曲した、大人気フュージョンバンドTHE-SQUARE(後にT-SQUAREに改名)の代表曲です。故真島俊夫氏によるサンバ調の吹奏楽アレンジも不動の人気を誇っています。
　管楽器奏者をはじめ多くの人々に親しまれてきたこの曲を、団員が自ら打楽器アンサンブルに編曲しました。17人の団員全員で、大迫力の演奏をお届けします！
　ドラムやコンガなどの皮を張った楽器やマリンバやビブラフォンなどの鍵盤打楽器など、全部で10種類もの楽器が登場します。総勢17人の奏者で織りなす様々な情景を想像しながらお聴きください。後半のマリンバソロにも注目！

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〜「ぺるあん」について〜

　2013年に設立された打楽器アンサンブル団体で、今年で設立8年目となります。演奏を通して打楽器の魅力を伝えることを目標に活動し、毎年演奏会を開催しています。
　様々な大学の学生・院生や社会人など打楽器が好きな人たちが、自由な雰囲気で仲良く練習しています。 

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◆入団希望・お問い合わせ
ut.percussion[at]gmail.comまたは公式TwitterのDMまでご連絡ください。

◆駒場祭公式ウェブサイト
駒場祭公式ウェブサイトにぺるあんの企画紹介が掲載されております。

◆今後の活動
2021年4月にスプリングコンサートの開催を予定しております。詳細は、今後Twitterなどの公式SNSにてお知らせします。

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Special Thanks to …
収録会場：プロフェッショナル・パーカッション / 杉並公会堂 / 東大島文化センター / めぐろパーシモンホール / 向丘地域活動センター
ビラデザイン協力：高野桜蘭

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