手探りのオンライン広報活動
11月21日(土)の17時に公式YouTubeチャンネルにて公開しました、第9回駒場祭演奏会の準備の裏側を、団員たちがご紹介します!
本日は第二弾として、ぺるあんの広報活動に深く関わり公式SNSの中の人も務める団員が、演奏会開催までの過程を”広報サイドから”語ります。団のモットー「打楽器の魅力を伝える」ことの主軸を担うぺるあん広報部が、演奏会オンライン化の中でどんな対応をとり、どんな試みをしているのか、必見です!
演奏会のアーカイブ公開はこちら▶▶▶第9回駒場祭演奏会
第一弾:演奏会制作サイドの影の工夫▶▶▶駒場祭演奏会ができるまで
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ぺるあんでは、コロナの影響により、昨年の第8回駒場祭演奏会以降、公式YouTubeチャンネルでのプレミア公開という形で演奏会を開催しています。この記事では、オンライン演奏会の広報活動や、演奏会がオンラインに移行したことによる広報ならではの苦労についてお伝えできればと思っています。
SNS
対面でのPRができなくなったことにより、SNSがぺるあんの活動の様子を知る唯一の媒体となりました。特に、Twitterはぺるあんの主要なSNSです。基本的に、演奏会情報などは全てTwitterを通して発信しています。ぺるあんのTwitterを見てこの記事に辿り着いた、という方も多いのではないでしょうか。筆者もかつてTwitter担当だったのですが、ツイ廃気味だったので、割とやりやすいのかなって思ってました。でも、これが意外と大変なんです。
まず、日本語が下手だと気付かされます。ぺるあんでは、外に出す広報物全てに対して校閲を行っているのですが、その段階で投稿案に対してかなり指摘が入ります。主述の乱れとかも結構ありました。私は小中学校の国語で一体何をやっていたんだろう。それでも校閲されてくると、言い回しに気をつけるようになったり、日々の文章を見る目が少し厳しくなったりします。なった気がするの間違いかもしれませんが。また、曲の説明などでは、少し表現を変えるだけで伝えたいことが伝わらなくなってしまうことが多く、思っているよりも言葉の扱い方に気を遣わなければいけません。曲のイメージを言語化して奏者内で共有されていることが大事ですね。
こうして厳しい校閲をくぐり抜けた文章は、無事ツイートされます。何となく宣伝の投稿は読み飛ばしがちですが、これを知って少しでも目に留めていただけると嬉しいです。
他にも、ぺるあんにはさまざまなSNSのアカウントがあるので、どのような活動をしているか気になる!という方はぜひチェックしてみてくださいね。
過去の演奏会動画→公式YouTubeチャンネル
当団の活動の様子→TwitterやInstagram、Facebook
にて発信中です!
パンフレット
対面での演奏会を開催していた2019年度以前は、紙でパンフレットをお配りしていました。紙のパンフレットって、もらうと何だかワクワクしますよね。
しかし、対面で演奏会が行えなくなり、パンフレットも直接配ることができなくなりました。そこで、ぺるあんでは、オンライン演奏会のパンフレットをnoteに掲載しています。パンフレットのメインである曲紹介は、団全体で校閲を行い、曲の魅力を最大限に伝えられるよう、内容を精査しています。が、いかんせんこのnote、見てくれている方が結構少ないのが現状です(かなしい)。気軽に演奏会動画を見ることができるようになったので、動画だけぱっと見る、という方が増えたのかもしれません。そのような楽しみ方も一つではありますが、オンライン演奏会も、対面の演奏会と同様に曲紹介をながめながら音楽を楽しむというのもおすすめです。
パンフレットには、曲紹介に加えてセッティング図も掲載されています。パンフレットは、読んでいただくことで演奏会をより楽しめるものに仕上げているので、視聴する際にぜひ一緒に読んでみてください。
また、過去の演奏会を振り返りたい!という方は、以下から過去のオンライン演奏会のパンフレットを見ることができます。
・第3回五月祭演奏会 (2021年9月20日開催)
・第1回スプリングコンサート (2021年4月23日・24日開催)
・第8回駒場祭演奏会 (2020年11月22日開催)
チラシ
デザイン担当様様のものです。チラシは、演奏会がオンライン化した影響を最も受けていない媒体だといえます。デザインはどちらにしろパソコンで行う上に、SNS上にチラシの画像を載せるのも、演奏会を宣伝する際には必ずやるためです。オンライン演奏会でやらない(やれない)こととしては、ビラ配りです。これがやれないのは、不特定多数の人に演奏会のことを知ってもらえないという点で痛手なのかな、と個人的には思っています。
今年は、その代わりというわけではないですが、広告はりを依頼しています。練習や収録の際にお世話になったスタジオや、団員の母校に頼みに行っているのですが、皆さん優しいので大体OKしてくれます。本当にありがとうございます。視聴数増えるといいな。
ちなみに、今年のチラシはこんな感じです。デザイン担当の方がとても素敵に仕上げてくれました。
アンケート
オンラインになって反応が悪くなったものNo. 1です。確かにアンケートって、答えるのめんどくさいですよね。任意だし。アンケートを紙で来場者全員に配布することができる対面での演奏会とは違って、オンライン演奏会では必然的にネット上でアンケートを取るので、答えてもらうまでのハードルが高くなってしまいました。できるだけ色々な場所にリンクを貼ってはいるのですが、どこまでそれが功を奏しているかはこちらから把握できていません。
また、ネットのアンケートでは、リンクを踏んでいただくハードルを越えても、アンケートの中身を答えやすいものにする必要があります。全部任意とはいえ、ボリュームがあるためか、回答数がなかなか増えないのが辛いところです。よりたくさんの視聴者の方に回答していただくために、どのような構成にすれば良いかは、一番の課題かもしれません。
近々行われる第9回駒場祭演奏会に向けても、さまざまなコンテンツをあげています。演奏会をご覧になる際は、広報物にもぜひ注目してみてください!
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