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ロシア・中欧旅行記#8~ワルシャワ動物園~

どうも、うすしおです。

ロシア、バルト三国を越えてついにポーランドの首都、ワルシャワです!

今までの旅行記はこちらから。

ワルシャワ編の初回はいきなりちょっと斜めですが…ワルシャワ動物園です!笑

旅も2週間を超え、精神疲労のたまってきたうすしおが癒やしを求めてワルシャワで動物園に行くお話です。

まずはワルシャワ到着から。

さっそくトラブルから始めましょう。笑

リトアニアのリガで「central station(中央駅)」と言って乗り込んだので、てっきり英語が通じるもんだと思っていました。
ワルシャワに入り、車内放送が流れます。「Warsaw〇▼※■

…んえ??ワルシャワの、どこ…?

パラパラ人が降りていきます。
まさかと思い、近くの人にワルシャワ中央駅か?と聞くと、そうだと。

「やばい!!」
ダッシュでバス降ります。
荷物庫がしまっていくところ。

「Sorry!!!!!」

日本人らしくとりあえず全力で謝ります。

乗務員のおっちゃんたち、「ざんね~ん。ちょっと遅かったね~もう閉めちゃったよ。ぷしゅ~~~。」とかいって全力でからかってきます。

しゅん…としていたら「冗談だよ、どうぞ」といって荷物庫あけてくれました。
バスから降りられなかったなんてそんな恥ずかしいトラブル語り継ぐことにならずに済んだようです。笑

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降り立ったワルシャワの街は…え!大都会!!!
大変失礼なことは承知の上ですが、正直ワルシャワがここまで近代的なビル立ち並ぶ街だとは思っていませんでした。
出だしから度肝抜かれます。
ワルシャワの地理がよくわからなかったのですが、どうやらワルシャワって街はめちゃくちゃ広いようです。
宿まで徒歩1時間半かかるよ!ってGoogle先生が教えてくれました。

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素敵な教会だ…。

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かっこいい人魚像があります。
ワルシャワの象徴らしいです。

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ずいぶんと端折りましたが、10キロの荷物を背負い1時間半歩きようやく本日のホステルに到着です。後々紹介しますが、こちらのホステルはコンセプトの一貫性が素敵でした。
荷物を預けさせてもらい、9時を待ちます。

なぜ9時か…。
そう、ポーランドではユーロが使えません
ズウォティ(ズロチ)という通貨に替えなくてはいけません。
ホステルの隣にあった「Kantor change」という外貨両替所の開店が9時なのです。
街中での外貨両替はこの旅で初めてなので少し緊張。
とりあえずお試しで30ユーロほど替えた気がします。
窓口で30ユーロ渡すと係の方が電卓を叩きいくらになるか見せてくれます。納得したらOKすると、その額もらえます。(ちなみにこのときは30ユーロで90ズウォティでした。1ズウォティは約30円です。
)
この間会話は一切ないので、外国語がしゃべれないから不安という方でも何も問題ありません。

お金を手に入れたら次はご飯です。
お腹がすきました、朝ご飯

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カフェラテとクレープを。朝から贅沢ですね~~~。
珈琲はなんだか割高でしたが、おいしかったので満足です。(クレープが32ズウォティ、カフェラテが13ズウォティでした。)
食べたことないフルーツものっていて、わくわく!!

大満足でカフェを後にします。
そう、今日の目的地は、ワルシャワ動物園なんで!!

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ワルシャワ大学の前を通ります。
何でか全く覚えていませんが、高2くらいの時突然「ワルシャワ大学に行きたい!」となった時期がありました。形は全く違えど拝めて満足です。

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街中に第二次世界大戦を振り返るコーナーがありました。
写真と文章、映像資料まであり、道行く人が足を止めて資料を見ているという様子を多く見受けました。一般市民であっても関心が高いのだろうなと驚きます。「知ること」はすべての第一歩だと思っているので、知る機会がこのように公共の場にあることは素晴らしいと思います。

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旧市街の入り口です。旧市街を抜け、橋を渡ると動物園!
えぇ、気軽に考えていました…。まさか歩いて1時間かかるなんておもわなくないですか…。対岸に行くだけなのに…。

それはそうと

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旧市街はこんな感じ。バルト三国もそれぞれ特徴的でしたが、ワルシャワはまた違いますね。建物に模様が入っているところや色合いが特徴的だなと感じます。

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抜けた門というか要塞のような場所。ここにも対戦時の資料が貼られています。

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こういう建物多いですね。カクカク感と淡い色合いと模様が美しくてすごくタイプな建築です。()

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川辺をお散歩。渡るべき橋が見えてきましたよ…。

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橋の階段にはなかなかいい感じの壁画が。何が描いてあるかわかればより楽しいのになぁ。

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旧市街がいい感じに見えますね!
晴れているときに歩くと最高の景色です。
ワルシャワに住んで毎朝お散歩してぇええ~~~。

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相当歩きました。この時点で疲れています。動物園と言えば、中でより歩くものなのに。旧市街から1時間くらいかかったのではないか…。

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女子大生が1人、入園券を買いました。20ズウォティ。600円くらいですかね。

思う存分癒やされていきましょう!

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きゃわ!!カワウソがお出迎え~。
ず~~っとのんきに泳いだりあがったりを繰り返しています。
気付いたら10分くらい見つめていました。精神疲労のほどがうかがえます。

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シロクマ!ずっと寝てる!笑
こんな穏やかな生き物だったっけ…。
もう1頭は永遠に泳いでいました。

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ヨーロッパバイソンです。初めて見たかも??ただの牛っちゃ牛っすね。
ズブロッカというウォッカをご存じですか?
日本でも割と簡単に手に入るポーランドのウォッカです。
中にバイソングラスと呼ばれる草が入っており、ヨーロッパバイソンが好んで食べるためバイソングラスと呼ばれているそうです。
ロシア研究会では大学祭でズブロッカも提供しているので、実物のヨーロッパバイソンを見られたのは貴重な経験です。
…よくヨーロッパバイソンだけでこんなにおしゃべりになれるもんだ。笑

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ワルシャワ動物園で攻めすぎてて虜になった施設を2つ紹介したい!笑
昆虫館」と「は虫類・両生類館
昆虫館に入ってすぐ、フタのない入れ物に入った大量のGのお出迎え。進んでいくとタランチュラやら名称未知の蜘蛛やら節足動物やらがたくさんいます!
たくさんです!!背筋ぞくっとします!!
さすがに写真は載せません。あの迫力はあの空間に入らないと得られないので、勇気のある方はワルシャワ旅行に「ワルシャワ動物園の昆虫館」を組み込んでほしい。
「は虫類・両生類館」もなかなかイケてる。とりあえず蛇とトカゲの楽園です。
ぱっと見何がいるかよくわからない展示室」は要注意、よく見ると大蛇毒蛇と目が合います。
ヘビにトラウマしかないうすしおは目が合ってはカエルの如く動けなくなりました。

外に出ても寒気がのこります。外気の寒さとは違う種類の寒さです。
同じように生きているのだから差別はよくないと思いますが、ヘビやタランチュラは本能的に危機を感じている気がします。

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鳥類館には変なヤツがいました。勝手に友達みたいな気分でいます。
めちゃくちゃのぞきこんできて、かわいいな?!

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なんといっても、サーバルキャット
サーバルキャット、めちゃくちゃ好きなんですよ。「サーバルキャット 飼い方」で検索したこともあるんですけど、そのうち寝首かかれそうだったので諦めました。いつか大富豪になったら飼いたいです。

ワルシャワ動物園でもう1つ特筆すべきは、魚類館でしょうか。ちょっとした水族館みたいになっていて、癒やしの骨頂です!
水槽の前に座れと言わんばかりのベンチがあったもので、30分くらい座ってぼーーーーっと魚類と見つめ合っていました。
もうすぐで意思の疎通が可能だったかも知れません。(てきとう)

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ピラニアがいっぱいいました。餌が骨だけになったままぶら下がっていて、生命の生存競争を感じました。心なしか闘争心湧いてきます。(???)

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外に出たら放し飼いのクジャクがいました。放し飼いのクジャク???
よくわかりません。

全体的に広々していて、庭も綺麗でした。バラなんか咲いてるんですよ。ピクニックしたかった~~~。

無心で動物園を歩き回るのって、休日の過ごし方としていいと思うんですよね…。動物園自体に賛否はあると思うんですけど。

歩き疲れたし、これ以上動物園でぼーっとしててもしょうがなそうだったので出ました。
来た道と違う道を歩いて行くと、公園に迷い込みました。

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いきなりあらわれる巨大なキリンのオブジェ。
公園のど真ん中にぽつんと。
自分と重ね合わせ、さみしくなります…。
街の喧騒が恋しい…。(???)

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歩みを進めると、突然公園が終わり、橋から繋がる大通りにでました。
英雄像と教会、その前の広場には多くの市民が集います。
なんかやっと晴れてきたし~。

お昼ご飯を食べて、旧市街へ帰ってさらに食べました。
ポーランド、食事が自分に合いすぎてひたすら食べまくったので、食べ物編で飯テロ記事にまとめますね。

精神疲労はかなり癒やされた気がします。
代わりと言っては何ですが、壮絶な肉体疲労を手に入れました。

ワルシャワ動物園、なかなかいいですよ…?笑
推しです。

今回は動物園ネタだけで1記事かいてしまいました笑
ワルシャワは丸々2日間観光したので相当色々ありました。
飯テロ編、博物館美術館編、街探検&プラハに向かえるのか編と書いていく予定です。お楽しみに。

読んでくださりありがとうございました~~。


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