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薬剤師のためのNISA(ニーサ)講座

こんにちは、モカです。
Twitter:Ph0507

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みなさん、証券口座は開きましたか?

「まだだよ!」って方はこちら🔽に開設のポイントを載せているので見てみてくださいね。

早速ですがNISAって聞いたことがありますか?

私たちは毎年、NISAかつみたてNISAどちらかを選んで投資をすることができます。
今回はNISA(ニーサ)についてお伝えしますね。
つみたてNSIAは次回のコラムでお話予定なのでお楽しみに!

NISAってなに?

✔NISA(少額投資非課税制度)
NISA、つみたてNISAはどちらも投資を後押しするためにつくられた制度で、NISA/つみたてNISAという仕組みを利用して金融商品を購入していきます。

例えば、NISAを利用せずに株を購入したとしましょう。

100万円で購入した株が200万円になり、100万円の利益が出たとします。

喜びたいところですが、日本では株式投資で得た利益、配当金には約20%の税金がかかります。

NISA図1

100万円の利益は税金がかかり、手元に残るのは80万円になってしまいます。

ところがNISAを利用して株を購入し、100万円の利益が出た場合、この100万円の利益には税金がかかりません。

NISA図2

NISAを利用すると、100万円まるまる手元に残すことができます。

20%の税金がかからないって、とってもお得ですよね。

本来税金で引かれてしまうお金を手元に残し、そのまま再投資することができるんです。

✔投資金額の上限に注意
お得なNISAですが、投資できる金額は1年間で120万円という上限があります。

「120万円を超えたらどうなるの?」と思う方もいるかもしれませんね。

≪例≫
2022年にNISAで既に110万円分の株を購入している。
新たに株式会社Aの株を20万円分購入したい。

この場合、A社の株を購入するとNISAの上限の120万円を超えてしまいますよね。そのためこのような時はNISAでの購入はできないので、通常の税金がかかる課税口座でA社の株を購入することになります。

✔非課税期間に注意
NISAでは、利益と配当金に税金はかかりませんが、この非課税期間は5年間という期限があります。

では5年過ぎたらどうなるのでしょうか。

NISAで購入した株を持ち続けて5年経過し、非課税期間が終わる際に何も手続きをしなければ税金のかかる課税口座に自動的に移管されます。

「ロールオーバー」という制度の手続きをすると、非課税期間をさらに5年間延長することができます。

ロールオーバー

例えば、2017年にNISAで120万円分投資し、5年経過しロールオーバーをする場合、2022年のNISA枠に移管するようなイメージです。移管後は引き継ぎ非課税で運用することができます。
このとき、投資した120万円が150万円になっていたら、そのまま150万円をロールオーバーすることができます。

5年経過後に、課税口座への移管やロールオーバーをせず、売却という選択ももちろんできますよ。

✔購入できる商品は幅広い
NISAのメリットは、投資できる金額も大きいですが、何よりも購入できる商品が幅広いことです。

つみたてNISAでは投資信託(ETF含む)しか購入できませんが、NISAでは投資信託(ETF含む)だけでなく、個別銘柄にも投資可能です。
第一三共やアステラスの株がほしい場合は、つみたてNISAでは購入できないのでNISAということになりますね。

画像5

ちなみに2022年4月1日時点の第一三共の株価は2677円です。日本では基本的に100株から購入できるので、約27万円で第一三共の株を買えることになります。

NISAのメリット•デメリット

NISAのメリット・デメリットNISAは投資できる金額が大きく、幅広い商品から選ぶことができること、取引のタイミングを自由にできることが好きで私はNISAを利用しています。
自分が良いと思った会社の株価が上がるとやっぱり嬉しいものです。

けれど、幅広い商品から選ぶことが難しかったり、めんどくさかったりする方もいますよね。NISAでの投資を始めて5年経過したらロールオーバーをするかどうかも毎年検討しないといけません。

投資を始めたばかりの方、これから始めようと思っている方はまずつみたてNISAから始めることをお勧めします。つみたてNISAはもう少しシンプルで、少額からできるのでもっと踏み出しやすいです。
つみたてNISAについてはまた次回に。

どういう株を買っているか気になる方、その他不明点ある方は🔽からお気軽に連絡ください。
※購入を勧めるわけではないのでそこは注意を。

また、相談用のLINEもできましたのでこちらからもお気軽にご連絡ください🔽


余談ですが2024年からNISA⇒新NISAになり、今までのNISAの仕組みから大きく変わります。
またの機会にコラムでお伝えできればと思いますが、気になる方は調べてみてくださいね。

ではでは、また次回に🌷✨

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