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お気に入り映画7選の感想をこっそりとここに記す( クセ強め )


映画鑑賞とことば集めが趣味な女の感想キロク。

◆ COMET コメット

愛を信じる君と信じない僕で付き合ってみない?
男女関係の行きつく先は嫌悪か無関心しかない
女が害のないゴキブリを怖がるように、
 僕は “ずっと” が怖いんだ。


とんでもなくとてつもなくド好みの映画に久しぶりに出会ってしまった…。

ことば集めが趣味の女を困らせるくらい、全ての台詞があまりにも素晴らしかった。

映画を観ながら言葉を書き留めるのがいつもの癖だけど、全ての台詞が良すぎて、とうとうメモするのも途中で諦めたくらい。全107分の台詞、映像、色彩、音楽、全てが完璧だった。ホームシアター買ったら一生流しっぱなしにしておきたい映画No.1。


◆ 南瓜とマヨネーズ


大賀演じるせいちゃんのおひげとのどぼとけと笑顔と声と視線などの愛おしさのかたまり全てに私の中のありとあらゆる雌スイッチを押されまくってあやうくヒモを育てたい気持ちが育つところだった、あぶない。

帰ってきたら掃除してお風呂洗ってくれてるとか愛おしさ爆発的すぎてヒモかわいい。

◆ 娼年

人間は探してるものしか見つけない。
下着はいつも清潔にして。
魅せるために脱ぐんだから。

ほぼAV。なのにめちゃくちゃ深い事言ってみたり心にグッサグサ刺さって訴えかけてきたり、とんでもないAV。保健体育の授業と道徳の授業を一緒にやることになったら、教材はコレ使うしか無い。

◆ ソウルフルワールド

こんな魚の話を聞いたことがある。
その魚は、年寄りの魚に言うの。

「僕は海ってものを見つけたいんです」

「海だって?」年寄りは言った、
「今いる場所だよ。」

「これ!?」って、若い魚。
「これは水です。僕が欲しいのは海なんだ」

夢がある人もまだ見つかっていない人も、夢を叶えた人も諦めた人も、夢を追いかけてる真っ最中の人も、つまりは全人類をまるっと肯定してギュッとしてくれる優しい映画。お母さんのお腹の中にいるみたいにあったかい話。


◆ プーと大人になった僕

もし君が100歳まで生きるなら、
僕は100歳マイナス1日生きたいな。
そうすれば、君無しの1日を過ごさなくていいから。


生まれて初めてプーさんと結婚したいと思いました。


◆ フォーカス


詐欺師と付き合ったら人生楽しそうだなぁ…という
イケナイ思考が生まれてしまうくらい詐欺師のウィルスミスが異常に格好良い。

最後の最後の最後まで視聴者を騙しまくってくる、だいぶ性格悪い映画。(褒めてる)

起承転結どころか起承転転転転転転転転転転結って感じ。

「あー。こういうエンディングね?」と思ったところから何度も何度も何度も「転」が来るからビビる。

映画の残り時間数観て「え?あと8分しかないよ…!??!この表示あってる…!?!ちゃんと終わるの!!!?!?」って焦らせてくるからほんと心臓に悪い。(褒めてる)


◆ 愚行録


仕掛けられた3度の衝撃。
ってあるけど、全然3回なんかじゃ済まなくてビックリしてる。これは少なく見積もり過ぎ。私が勝手に決めさせてもらうと少なく見積もっても7度の衝撃はある。みんなに何回衝撃受けた?って聞いて回りたい。

人間みんな愚か。愚かで可愛いし愚かで可哀想。映画に出てくる愚かな人達は、みんな、全部自分かもしれない。自分だったかもしれない。愚かなことを隠すのが上手になったつもりでいるけど、全然隠せてない。丸出し。愚か丸出し。おろかまるだし。

愚か = ◯ だし。



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