ねえ、どうしてトイレのマークは赤と青に分かれているの?

ああ、そんなこと言い出したらきりがないだろ。

別に銭湯みたいに暖簾に「男」「女」って書いたって構わないはずだ。

でも、それだと小さな子供や外国人が分からないでしょ。

確かこういうマークのことを「ピクトグラム」と言って、1964年の東京五輪の際に発明されたものだったと思う。

そして、ピクトグラムだけじゃなく、色も分けることで、より分かりやすくなったわけだ。

せっかく社会に定着している便利なシステムにケチをつけ始めたら際限なくなるぞ。

ねえ、どうして男性を現す文字は「男」で、女性を現す文字は「女」なの?

ねえ、どうして「嫉妬」という文字には女偏が使われてるの?男だって嫉妬するじゃん。

ね?いくらでもケチつけられるでしょ。

「おかしい」と声を挙げるのは簡単です。

でも、その「おかしい」ことを変えるためのコストは誰が払うんでしょうか。

わざわざ変えても誰も得をしないことにコストを支払うのは、とてもバカバカしいことです。

もちろん、マイノリティへの配慮を否定するつもりはありません。

でも、圧倒的マジョリティーにも配慮しなきゃ、結局そのマイノリティへの配慮は逆の効果しか生まないと思います。

全ての人に配慮してこそ、マイノリティへの配慮も世間に受け入れられるんじゃないでしょうか。

てか安田さんも別に「トイレの色を男女同じにしろ」と主張したいわけではないでしょうに、なんで冒頭にこの話題をぶっこんできたのかな。なんか、損してるよなあこの人……って思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?