見た物の感想とか

死刑に至る病

映画好きの高校の先輩が前に絶賛していたのを思い出して見始めた。
榛村大和の行動が明らかになるほどどんどん恐ろしくなる。
面会室のガラスに反射する榛村が筧井雅也に重なっていくところはゾクゾクした。
痛いシーンや、榛村に筧井が呑まれていくシーンは黙ってられなくてジタバタしながら見たので、映画館で見なくて良かったかもな…と思いました。痛いシーンは直視できなかった。
主人公がいつの間にか悪い方に呑まれていく作品は好きなので、めちゃくちゃ面白かった。
知能が高くて誰からも愛される人という性格が、終止嫌な噛み合い方をするのが怖くて良い。ラストは最悪すぎて最高だった。


produce 101 japan the girls

一人の人間の人生をエンタメにしていることからあまりオーディション番組は好きじゃない。
アイドルは努力している姿を見せない方がいいという美学にとらわれているのもあり、見ることも投票することも無いなと思っていました。
ハロプロ好きとして、大好きなアンジュルムを離れ世界に挑戦したいと卒業した笠原桃奈さんを応援したくて見始めてしまいました。

笠原さんに天下統一していただくと決めて見始めたため、他の子に感情移入しないこと、好きにならないことを決めたものの、一生懸命な姿は応援せざるを得なくて、結局あの子もいいな、この子もいいなの状態。
日プって日本プロレスの略か?なんて思ってたのに、今や最新動画が投稿される毎週木曜21時が待ち遠しい。
素敵なグループになるといいね。


light house

Netflix独占配信の、星野源さんとオードリー若林さんの8カ月にわたる対談。
みんな悩んでいるし、きっとおじいちゃんになっても悩んでるって言葉に心が軽くなった。

源さんも若林さんも独自の地位を獲得していて、上り詰めた人だと認識していたけれど、自分と同じような悩みを持っていて、失礼だけどめちゃくちゃ親近感を覚えた。
上り詰めるまでたくさん苦労して努力してるだろうから、私と一緒って思うこと自体厚かましいけど。
東京ドームで単独ライブする人たちでも、こんだけ悩んでるし、私の悩みなんてちっぽけなのかもなって思えました。
考え方とか、伝え方とか、参考にしたいなと思える良い番組だった。

伝え方を大事にする人って素敵だなーと思う。そうなりたい。


唄う六人の女

主題歌がNAQT VANEということで鑑賞。
財産整理をしに山道を進んだ男2人が事故を起こし、目が覚めると見知らぬ民家で監禁されていた。男たちの前に現れたのは、喋らない6人の女で…!
というあらすじ。最近サスペンスホラーばかり見てたから、ビビりながら見てた。女たちの正体は何者なのか、と推理してたら、妖艶で現実離れした画面の美しさに惹かれた。
サスペンスともホラーとも違う、予想外の場所に着地した。
主題歌「NIGHTINGALE」は映画を観るより先に聴いていて、サスペンスホラーなのにこの世界感の曲が合うのかな?って思ってたことが腑に落ちた感じ。


石子と羽男

気になってたドラマがネトフリに来たので見た。
ドラマ一気見にも慣れてきました。
トー横問題とかパワハラとかファスト映画とか、世相を斬ってたのはちょっと見てて苦しくなることもあった。
人の好意とか立場の弱い人を利用して意地悪している人に、ぎゃふんと言わす”復讐”のようなものでスカッとする…みたいな展開はあまり気持ち良くないので好きではないんですが、「法律は力の弱い人のためにできたもの」と法律に従って反論するのが良かった。
フラッシュ記憶に優れている羽根岡先生の早口法律用語セリフは覚えるの大変だっただろうなーと思いつつも、専門用語だらけなのに違和感なく物語を楽しめたので脚本家さんや演者さんの素晴らしさよ。
石子さんのトラウマを払拭するラストシーンも良かった。真面目に生きている人(石子さん)を守る傘(羽根岡さん)になるのがクゥ~~~となりました。モノクロに青空の色の傘が映える。きっと今は弁護士同士の相棒として奔走しているだろうな。
男女バディが恋愛に発展するのはあまり好きじゃないので、大庭さんがいることで石子さんと羽根岡さんは絶対に恋愛に発展しないという安心感がとっても良い。ありがとう。


健康診断

健康診断が好きだと確信しました。
年に1回、だいたいの人間が受けるやつです。

健康診断で憂鬱なのは、大勢が一気に受けるのに、医者の数が少なくてめちゃくちゃ待たされることでした。一番乗りで受けるとすいすい進んで楽しいことがわかりました。これは自由な校風だった高校のときに友だちと朝一で全部終わらせて午後からいっぱい遊ぼうと決めたときに気付いた。
朝一だから先生たちも機嫌が良い気がするし、待たない。全部一番。気持ちぇ~~~
身長測る前には友だちに頭をつかんで引っ張ってもらって1ミリでも大きくなろうとしたし、視力検査は誰よりも元気に上下左右答えた。

このときから健康診断は楽しいものと理解しているので、社会人になった今も朝一で受けに行くし、(常識の範囲で)元気いっぱい受け答えする。
もう頭を引っ張ってくれる友だちと一緒に受けられないけれど、数週間前から意識して睡眠時間長くしたり、野菜中心の食生活にしたり。健康診断当日に向けて調整している自分、なんかプロのスポーツ選手っぽくて面白かった。
バリウムは飲みたくないけどね!

受付から終わりまで各検査を巡回する人間たちが、製品の安全基準をチェックするベルトコンベアーに載せられた商品みたいで愉快。
やっぱり健康診断大好き!

11月は旅行とか実家帰ったりとか、なんだかんだ用事が多くて結構楽しい1カ月になりそう。
10月が退屈すぎたので、良い配分で自分の機嫌を取りたいな。

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