完成していなかった年賀状、根本的な誤植の解決策は
年賀状を作成しようと一昨日から作業をしていたのだけど、印刷が少しずれて、それを治すためにソフトを購入したらMacなのにWindows専用で、諦めて再挑戦したらズレるどころか反対向きに印刷されたり、重なって印刷されたりと、散々であったものの、なんとか印刷を終えた。
と思っていた。
というのも、昨日出来上がった34枚の年賀状を妻にチェックしてもらっていると
「一箇所誤植あるけど、もう印刷しちゃったしこれでいいんちゃう」
という発言が。「ど、ど、どこが??」と焦るぼくに妻は冷たく言い放つ。
「そもそも、毎年私が先にチェックするのに今年勝手にするから、こんなミスするねん。これや、これ」
妻が指差した先にはなんと
「2020」の文字が。
年賀状のベースとなる絵柄に、昨年の数字2020が残っていた。これは34枚全部に印刷されているし、葉書の中央部分である。切ったり貼ったりしてごまかせるものでもない。
今年の年賀状はどうしてこうもついていないのだろう。急げば急ぐほどうまくいかなくなる。もうはっきり言って、絶望である。
が、ぼくはこんなことではくじけない。
思えば、これまでも幾多の困難を乗り越えてきたではないか。ぼくの脳裏にたくさんのアイデアが浮かんできた。
1)ボールペンで2021に書き直す。
→ 汚くなりそうなので中止。
2)印刷にもう一度かけて黒く塗りつぶす。
→ 印刷がずれる可能性がある(すでに一昨日に経験済み)ので中止。
なかなか良いアイデアが浮かばない。そんな中、突然ひらめいた!
年の変化を表現すればいいのだ。
つまり
2020を消さずに「→ 2021」を追記する
のである。これによって
「2020 → 2021」とまるで最初から年の代わりを表現しようとしていたように見えるではないか!これなら位置が少しずれてもそれほど違和感がない。
とは言っても、もう実験するための年賀状は残っていない。慎重にも慎重を重ね、家族宛の年賀状で実験し、矢印をちょっと太くしたり調整して完成。
再度、紙送りの調子の悪いプリンターの横に座って、33枚分のプリンター様の紙送りのお手伝い。でも印刷するのが「→ 2021」だけなのであっという間に終わった。そのあと、妻とも相談しながら手書きのメッセージもなんとか書き終わった。これで
ちょっと寄り道は多かったけど、無事に年賀状ができた。
今度こそ、本当に完成だろう。あと何かあるとすれば、ポストに行くまでに犬に噛まれるぐらいだ。
それにしても、今回の年賀状作成ではいろいろなことが学べた。
・ 年賀状は年賀状ソフトを使う
・ ソフトを買うときはMac用かチェック
・ 作業中はゲームをしない
・ 印刷物は必ずダブルチェック
・ 「→」を使うと結構ごまかせる
来年は、この教訓をしっかり踏まえながら作業していきたい。
そして、間違って買ったWindowsのソフト、ダメ元でメーカーに問い合わせをしてみたら土曜日にもかかわらずサポートセンターから連絡があり、どうやら返金してもらえそうでそうである。本当にありがたい。
結局、一番の教訓は
ミスをした時はリカバリーが大切
ということなのだと思う。あきらめずになんでも行動してみることが大切である。あ、でもその前にもちろん
ミスをしない慎重な行動が一番大切
ですね。。
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